2017年1月に走行7000kmの中古車を買って、
2024年5月に走行37422kmの状態で売りました。
私の実走3万kmちょっとでした。
7年間の前半はよく乗りましたが、後半はコロナ禍で
あまり乗れませんでした。
私にとってV-Strom650の最大の美点は90度Vツイン
滑らかで低振動、高回転までストレスなく回るエンジン
特に高回転域ではパラツインよりも圧倒的に優れてます。
使い切れるパワー、常に25km/L以上の良好な燃費
山の中でガソリンスタンドを捜す必要がない航続距離
楽なポジション、柔らかめでストロークの長いサス
フロント19インチなのに、意外に軽く素直なハンドリング
やたら切れるハンドル角のおかげで大柄なのに小回りが得意
よく見えるバックミラーのおかげで覆面パトも発見できて助かった。
よく出来たABSにも助けられました。
ABS無かったらどうなっていたやらです。
いまは全車ABS標準装備ですけど、
でも、その制御には差があってZ400のABSの制御は荒かった。Z400にも一応ABS付いてますよって感じのABSだった。
V-Strom650のABSは緻密。やっぱ価格差は性能差かな。
逆にV-Strom650の難点は、ちょこっとぐらい近所を走っても疲労感がないので、走り足りない気がする。小さいバイクだとすぐ疲れるのでもうこれぐらい走れば満足とすぐ思えるけど、V-Strom650は疲れないので満腹感がうすい。もっと遠くまで行きたくなる。
スクリーンのおかげで走行風が当たらない。風切り音が小さい。
エンジンも静か。
結果、巡航スピードが高めになりがち。
近所の広域農道の巡航速度は、GSX-S1000GTよりもV-Strom650の方が速いです。
エンジンが意外に高回転型なので、
エンジンの本気が出てくるのは5000r.p.m.越えてから。
特に3000r.p.m.以下は、トルクが薄い。
まあ、ミドル排気量だから、上も下もってわけにはいかないのでしょう。
なので、V-Strom650よりも低速トルクがあるGSX-S1000GTの方が年寄りが乗るには向いてます。シフト回数が半分ぐらいになる。おまけにクイックシフターも付いてる。クルーズコントロールも付いてるから右手も疲れない。そんなわけで、これからはGSX-S1000GTだけです。