コメントで受けた質問への回答記事です。
「司法書士試験・司法試験などの問題を解くべきか?」
これまでの資格試験の王道攻略法は、過去問研究にあったと思います。
ところが、近時の行政書士試験の問題は、過去問基準ではとても対抗できそうにない…
そこで、より難解な問題を解こう、という発想をする人がいます。
ところで、難しい問題演習をすれば、難しい問題が解けるようになるのか?
答えは、否です。
現在の本試験が難しいからと言って、難しい問題を数多く解くことで、
難しい問題がスラスラと解けるようになることはありません。
問題演習の目的が、
「こんなの知らない」というような初見の知識をコレクションすることになってしまうと、
「何でも知ってるがいつまでも受からない」という受験マニアへの仲間入りです。
問題演習の目的としては、色々なものが考えられます。
試験傾向の把握、択一問題慣れなど、もっともらしい理由です。
ただ、私の提唱する基本書学習法において、問題演習が出てくるのは、
基本的に、知識の確認ということになります。
分かっているのかどうかの確認には、択一式問題は非常に使いやすい。
ですが、たかが基本書を1回2回読んだくらいで、
知識の確認に一喜一憂してもあまり意味がないのです。
行政書士試験の過去問、答練や模試の問題、
司法書士試験問題、新・旧の司法試験問題、
手に入りやすい、沢山の択一問題が沢山あります。
でも、これらを闇雲に解きまくれば正解率が上がるということはありません。
ただ、知識の確認の手段としては、
この論点がこう問われる、というパターンを知る上で、
司法書士試験、司法試験の問題は問題数が多く、使い道があります。
「○○の問題を解くべきですか?」
という質問に関しては、「なぜそれを解こうと思うのか」、
その動機によって私の回答は変わります。
自分自身の話になって申しわけないのですが、過去の私。
今から十年くらい前、完全独学で刑法を学びました。
刑法に関しては全くの初学者だったのですが、
刑法の総論、各論、それぞれ500ページくらいの基本書を購入し、
数ヶ月間、毎日約100ページ、その2冊のみを読みまくりました。
最初は字面を追うだけで、非常に辛かったのですが、
少しずつ、理解できてきます。
そして、自分自身で、「もう結構分かってきたな」と思った頃に、
司法試験の問題のうち、刑法のみ、計20問を解いてみました。
すると結果はなんと、20問中19問正解。
この体験には、私自身が一番驚きました。
一番驚くべきことが、この本は、
司法試験業界でもあまり使われていない異端な本だったのです。
刑法という理論的な分野だったせいでもあるのですが、
法律学は、理論を押さえてしまうと、知らない事柄に関しても解答を導くことができる、
と確信しました。
そもそも、知らないことに対して妥当な結論を導けないようでは、
法律学としての価値はありません。
この特殊な刑法の学習期間の中で、私が問題演習をしたのは、
最後に解いた司法試験の問題20問のみです。
でも、自分が習得した知識の確認のためには、司法試験が絶好の問題であったのです。
問題演習の目的は何なのか、について、よく考えなければならない、ということです。
「司法書士試験・司法試験などの問題を解くべきか?」
これまでの資格試験の王道攻略法は、過去問研究にあったと思います。
ところが、近時の行政書士試験の問題は、過去問基準ではとても対抗できそうにない…
そこで、より難解な問題を解こう、という発想をする人がいます。
ところで、難しい問題演習をすれば、難しい問題が解けるようになるのか?
答えは、否です。
現在の本試験が難しいからと言って、難しい問題を数多く解くことで、
難しい問題がスラスラと解けるようになることはありません。
問題演習の目的が、
「こんなの知らない」というような初見の知識をコレクションすることになってしまうと、
「何でも知ってるがいつまでも受からない」という受験マニアへの仲間入りです。
問題演習の目的としては、色々なものが考えられます。
試験傾向の把握、択一問題慣れなど、もっともらしい理由です。
ただ、私の提唱する基本書学習法において、問題演習が出てくるのは、
基本的に、知識の確認ということになります。
分かっているのかどうかの確認には、択一式問題は非常に使いやすい。
ですが、たかが基本書を1回2回読んだくらいで、
知識の確認に一喜一憂してもあまり意味がないのです。
行政書士試験の過去問、答練や模試の問題、
司法書士試験問題、新・旧の司法試験問題、
手に入りやすい、沢山の択一問題が沢山あります。
でも、これらを闇雲に解きまくれば正解率が上がるということはありません。
ただ、知識の確認の手段としては、
この論点がこう問われる、というパターンを知る上で、
司法書士試験、司法試験の問題は問題数が多く、使い道があります。
「○○の問題を解くべきですか?」
という質問に関しては、「なぜそれを解こうと思うのか」、
その動機によって私の回答は変わります。
自分自身の話になって申しわけないのですが、過去の私。
今から十年くらい前、完全独学で刑法を学びました。
刑法に関しては全くの初学者だったのですが、
刑法の総論、各論、それぞれ500ページくらいの基本書を購入し、
数ヶ月間、毎日約100ページ、その2冊のみを読みまくりました。
最初は字面を追うだけで、非常に辛かったのですが、
少しずつ、理解できてきます。
そして、自分自身で、「もう結構分かってきたな」と思った頃に、
司法試験の問題のうち、刑法のみ、計20問を解いてみました。
すると結果はなんと、20問中19問正解。
この体験には、私自身が一番驚きました。
一番驚くべきことが、この本は、
司法試験業界でもあまり使われていない異端な本だったのです。
刑法という理論的な分野だったせいでもあるのですが、
法律学は、理論を押さえてしまうと、知らない事柄に関しても解答を導くことができる、
と確信しました。
そもそも、知らないことに対して妥当な結論を導けないようでは、
法律学としての価値はありません。
この特殊な刑法の学習期間の中で、私が問題演習をしたのは、
最後に解いた司法試験の問題20問のみです。
でも、自分が習得した知識の確認のためには、司法試験が絶好の問題であったのです。
問題演習の目的は何なのか、について、よく考えなければならない、ということです。