先日、全く初学者だった私が、
数ヶ月の独学で、旧司法試験の刑法択一をほぼ全問正解できた、
というプチ自慢記事を書きました。
この時の方法論は、以後、私が法律学を学習する際に使用してきた方法で、
法律学習においては非常に効率的だと今でも思っています
その読書テクニックを公開します。
ただし、この方法は、被験者がまだ私一人ですので、
万人に効果があるのかは不明です、あしからず。
受験勉強をやっている人の多くが、例えば、
「債権総論」だとか、「債権譲渡」だとかのテーマの基本書該当部分を読んで、
その後、過去問を解いたりして、
思ったより解けることに喜んだり、
さっぱり分からないことに落ち込んだりしているのではないか、と思います。
本を読んだら、知識の確認をしたくなる。
私も以前は、そうでした。
そもそも、基本書なんてページ数が多くて、
最後のページを読んでいる頃には、
最初のページの内容なんて忘れてしまいます。
意味が分からないのを我慢して字面を追いかける勉強も多少は必要ですが、
もはや修行としては辛すぎ、大いに挫折原因になりえます。
そこで、刑法を習得するにあたって、私は以下の勉強方法を採用しました。
使用した本は、当時出版されたばかりの、
林幹人「刑法総論」「刑法各論」
ともに、500ページに満たない刑法としては薄めの本ですが、
林教授によれば、「刑法の理論化」を目指した基本書とのこと
因みに「理論的な刑法学」とは、
犯罪と刑罰に関する哲学的な基本思想が、全ての刑法理論の根底にあること
ということだったと思います。(10年経っても忘れてないのが、これから紹介する学習法の強みなのです)
必要なものは、基本書、六法、そして”しおり”が4~5枚程度。
さて、まず最初は字面を追う修行的読書からスタート。
そして、100ページくらい読んだところで、1枚目のしおりを挟みます。
辛いと思いますが、勢いで100ページくらいは読みましょう。
その状態で、1ページ目からまた読み出すのです。
30ページくらい読んだら、そこに2枚目のしおりを挟みます。
そして、100ページに挟んだ1枚目のしおりも同時に(交互に)読みます。
こういった読み方で、1枚目のしおりが200ページに到達した頃には、
2枚目のしおりは、100ページにあります。
すると、3枚目のしおりでまた1ページ目から読書開始。
最終的には、基本書に100ページおきに、
しおりが4~5枚入っていることになります。
どのしおりも満遍なく、30ページずつ読むことで、
常に刑法総論の全体を読んでいるという状態になります。
それから、1枚目のしおりはなかなか先に進めないのですが、
3枚目のしおり辺りから、さすがに3回目ですので、読むスピードも徐々にに上がります。
5~6枚目のしおりの頃には、
私はこの難解な基本書を、1時間に30ページ程度読めるようになりました。
今日は頑張って、1枚目のしおりを読もう、とか、
1枚目のしおりをここまで読んだら、ちょっと楽して2枚目のしおりを読もう、
なんて自分の体調、気分の乗り方に合わせて読むしおりを変えていました。
総論を読み終えたら、今度は各論を同じ方法で読みました。
その際に、しおりを1枚だけ、総論に入れておいたりしました。
最終的に、2冊で約1000ページの本を、5~6回読んで、
その頃には刑法がちょっと分かったんじゃないかな、という気がしてきます。
試しに司法試験の問題を解いてみたら、ほぼ解けた、ということでした。
因みに、1問ミスは罪数でした。
この体験以来、私は法律の基本書を読む際は、
常に複数のしおりを用意しています。
しおりと言っても、読者カード(はがき)であったり、コンビニのレシートだったりですが。
法律学は、ある特定の分野だけを集中的に押さえても、
全体の理解がなければ真に分かった気はしません。
私のこの読書法は、今でも、非常に理に適った方法論だと思っています。
基本書をただ読む、という行為は、なかなかストイックで辛いものがあります。
その時に、問題演習でもしたくなる気持ちも分かりますが、
同じ本の1ページ目にもう一枚、しおりを差し込んでみては如何でしょうか?
数ヶ月の独学で、旧司法試験の刑法択一をほぼ全問正解できた、
というプチ自慢記事を書きました。
この時の方法論は、以後、私が法律学を学習する際に使用してきた方法で、
法律学習においては非常に効率的だと今でも思っています
その読書テクニックを公開します。
ただし、この方法は、被験者がまだ私一人ですので、
万人に効果があるのかは不明です、あしからず。
受験勉強をやっている人の多くが、例えば、
「債権総論」だとか、「債権譲渡」だとかのテーマの基本書該当部分を読んで、
その後、過去問を解いたりして、
思ったより解けることに喜んだり、
さっぱり分からないことに落ち込んだりしているのではないか、と思います。
本を読んだら、知識の確認をしたくなる。
私も以前は、そうでした。
そもそも、基本書なんてページ数が多くて、
最後のページを読んでいる頃には、
最初のページの内容なんて忘れてしまいます。
意味が分からないのを我慢して字面を追いかける勉強も多少は必要ですが、
もはや修行としては辛すぎ、大いに挫折原因になりえます。
そこで、刑法を習得するにあたって、私は以下の勉強方法を採用しました。
使用した本は、当時出版されたばかりの、
林幹人「刑法総論」「刑法各論」
ともに、500ページに満たない刑法としては薄めの本ですが、
林教授によれば、「刑法の理論化」を目指した基本書とのこと
因みに「理論的な刑法学」とは、
犯罪と刑罰に関する哲学的な基本思想が、全ての刑法理論の根底にあること
ということだったと思います。(10年経っても忘れてないのが、これから紹介する学習法の強みなのです)
必要なものは、基本書、六法、そして”しおり”が4~5枚程度。
さて、まず最初は字面を追う修行的読書からスタート。
そして、100ページくらい読んだところで、1枚目のしおりを挟みます。
辛いと思いますが、勢いで100ページくらいは読みましょう。
その状態で、1ページ目からまた読み出すのです。
30ページくらい読んだら、そこに2枚目のしおりを挟みます。
そして、100ページに挟んだ1枚目のしおりも同時に(交互に)読みます。
こういった読み方で、1枚目のしおりが200ページに到達した頃には、
2枚目のしおりは、100ページにあります。
すると、3枚目のしおりでまた1ページ目から読書開始。
最終的には、基本書に100ページおきに、
しおりが4~5枚入っていることになります。
どのしおりも満遍なく、30ページずつ読むことで、
常に刑法総論の全体を読んでいるという状態になります。
それから、1枚目のしおりはなかなか先に進めないのですが、
3枚目のしおり辺りから、さすがに3回目ですので、読むスピードも徐々にに上がります。
5~6枚目のしおりの頃には、
私はこの難解な基本書を、1時間に30ページ程度読めるようになりました。
今日は頑張って、1枚目のしおりを読もう、とか、
1枚目のしおりをここまで読んだら、ちょっと楽して2枚目のしおりを読もう、
なんて自分の体調、気分の乗り方に合わせて読むしおりを変えていました。
総論を読み終えたら、今度は各論を同じ方法で読みました。
その際に、しおりを1枚だけ、総論に入れておいたりしました。
最終的に、2冊で約1000ページの本を、5~6回読んで、
その頃には刑法がちょっと分かったんじゃないかな、という気がしてきます。
試しに司法試験の問題を解いてみたら、ほぼ解けた、ということでした。
因みに、1問ミスは罪数でした。
この体験以来、私は法律の基本書を読む際は、
常に複数のしおりを用意しています。
しおりと言っても、読者カード(はがき)であったり、コンビニのレシートだったりですが。
法律学は、ある特定の分野だけを集中的に押さえても、
全体の理解がなければ真に分かった気はしません。
私のこの読書法は、今でも、非常に理に適った方法論だと思っています。
基本書をただ読む、という行為は、なかなかストイックで辛いものがあります。
その時に、問題演習でもしたくなる気持ちも分かりますが、
同じ本の1ページ目にもう一枚、しおりを差し込んでみては如何でしょうか?