自分のことしか考えてない。
この地震が起きて、心配になって、
もう連絡はしないと決めていたんだけど、
心配で心配でどうしようもなくて、
思わず半年振りくらいにメールをして、
大丈夫だよって返事が来て、すごく安心して、
そしたら、そっちは大丈夫?ってきかれた。
返事はしないでいようって思った。
あの人の無事が分かっただけで安心して、満足したから。
もうあの人と連絡を取りたくなかったっていうのもある。
けどきっと、返事がないのを心配してほしかったのもある。
夜中ずっと眠れなくて、
揺れてないのに揺れてる気がして、
過呼吸とパニック発作、軽かったけどすごく心細かった。
メールをなんども読み返した。
それで、返信した。
4時過ぎだったのにあの人は返事をくれてすごく落ち着いたんだけど、
メールの最後、「いざとなったらあいつもいるしね」って、
そう書いてあるのをみてわたしはどうしようもなく悲しくなった。
そうか、そうか、もうわたしに会いに来てはくれないのか、って。
どこかで、心のどこか片隅でずっとずっと期待していた自分に気付いた。
わたしを心配して会いに来てくれるんじゃないかって、思ってた。
けど、もうあの人はわたしには会いに来てはくれないんだって、
思い知らされた。
あの人には、あの子がいるから。
もう、わたしはいらない。
それでも二日後には、「大丈夫?落ち着いた?」ってメールをくれるのね。
すごく、すごくうれしかったよ。
やさしいんだ、あの人は。
そしてそれと同じくらい、ウソツキで、残酷で。
この携帯の中のあの人はいったい誰なんだろう。
別のメールのあの人と、このメールのあの人は、誰。