前回のあらすじ
いきなり現れたくろいシグに混乱するアミティ達。それを気にせずに黒いシグは性格の変わったシェゾに勝負を挑んだ。アミティ達が今までに見たことのないような凄まじい勝負を繰り広げたが、くろいシグの漆黒のチカラで幕を閉じた。そして最後に、クルークが言ってはいけないようなことを呟いた。
ラフィ「・・・ま、アイツも厨二ですものね。技とか。・・・あら?私一人ですの?リデルは?え、リデルはどこですの?・・・まさか、今回出番が!?ちょ、ふっざけんなですわ!!私も元はレギュラーキャr(ry」
━─━─━─━─━─
「・・・う~ん」
「あ、アルル!」
ばたんきゅーしているシェゾの横で、起きあがるアルル。
「あれ、シェゾの洞窟?・・・ボク、何してたんだっけ」
辺りをきょろきょろと見回し、首を傾げる。
「クルーク、説明よろしく!」
「え、ボク!?・・・まあいいけど」
アミティに言われたクルークは、仕方ないなとでも言いたそうな顔をした後、アルルに状況を知らせた。
「・・・で、そこのヘンタイがばたんきゅーしてるんだ。理解できたかい?ま、このボクが説明してあげたんだ。わかって当然だろうけど」
「うん、ばっちり!シェゾ、性格が変わってもヘンタイなんだね~。・・・で、黒いシグのことは何もわかってないんだね?」
アルルは黒いシグのほうを向く。
「アルルはそんなに驚かないんだね~」
「うん。だって、性格が変わるとか記憶喪失とか、ヘンなことばっかり起こってるから、今更驚く必要ないかなって思って」
「そっかー!」
「う・・・」
「あ、ヘンタイさんが目を覚ましました!」
りんごが声をあげた。
「ぷよ勝負で気を失うってことは、相当体力を失う勝負だったんだね★」
「ああ。コイツ、最後にかなりの魔力を使ったから」
まぐろの呟きを聞いたくろいシグは、補足を入れる。
「そういうこと、か★」
「ねえ、シグ ・・・何で黒くなっちゃったの?」
「・・・?」
アミティの質問がよく理解できてないようだ。
「・・・アミティ」
クルークはアミティの肩に手を置く。
「あのな、シグは黒くなったんじゃない」
「ほえ?」
「僕らの知ってるシグは、あそこにいるだろ?」
「・・・え!」
アミティが振り返ると、そこには、水色のシグ。
「・・・忘れられてた」
「まさか、水色の少年が変化したと考えていたの?」
「うん、いきなり変わっちゃったのかと。な~んだぁ。・・・って、シグが二人!?」
「・・・今驚くなよ」
状況を知っている全員が、呆れた。
━─━─━─━─━─
「・・・アルル」
「あ、シェゾ」
「今日こそ、お前を頂くぞ!」
「え、ええ!?今!?」
いきなり剣を向けられたアルルは、急いで構える。
「・・・と、その前に」
「へ?」
「状況を説明しろ」
「あ、ウン。えっとね、ボクの聞いた話だと、シェゾが・・・」
「何故俺の洞窟に知らないヤツらがたくさんいる?」
「・・・」
アルルの言葉が止まった。
「えええええええぇえぇえええぇええぇ!?」
そして、全員が同時に声をあげた。
「・・・成る程」
だが、黒いシグだけは違った。
そして簡単に説明を始める。
「お前らの知っている通り、性格が変わると何かを忘れる。このヘンタイの場合は、アルル以外の全員の存在を忘れたということだ」
「おい!どこの誰だか知らねえが、ヘンタイって言うな!!」
「え、それかなり大変だよ!!って、何でそんなに落ち着いてるの!?」
それを聞いたアミティはさらに混乱する。
「その被害を、これからなおすから」
「・・・へ?」
今度は全員がきょとんとした。
「なおすって・・・そんなことできるんです?」
「ああ。これがあれば」
黒いシグが取り出したのは、水色に光る水晶。
「あ!それは、この洞窟にある、魔力を高める水晶!」
クルークが指さし思わず叫ぶ。
「クルークが手に入れようとした、あれ?」
「ああ、・・・まさかここで役に立つとはな。で、それをどう使うんだよ?」
「これで、足りない魔力を補う。性格が変わったヤツらは、性格が戻る寸前に、大量の魔力を失う。その衝動で、何かを忘れてしまうんだ。元々のチカラが強いヤツほど、重要なことをたくさん忘れる」
「へぇ・・・」
全員そろって、納得した。
「ちょ、何勝手に話進めてるんだ!そういうのは外でやれ!おいアルル、何とかしろ!!」
シェゾ以外の、全員は。
「うるさい、少し黙ってヘンタイ」
「だからヘンタイって言うな!!お前に呼ばれる筋合いは・・・」
シェゾが最後まで怒鳴らないうちに、黒いシグは水晶を二つかざした。
周りが水色の光で包まれる。
「!?」
「すっごーい!キレイ!!」
それはやがて、シェゾとまぐろに集中する。
「何だ、この光・・・」
「体が青白い、ね★」
しばらくして、その光は消えた。
「・・・シグ、何だったの?」
「?」「?」
「・・・あ、黒いほうのシグ。うーん、ややこしいなー」
アミティが苦笑すると、くろいシグは、
「たぶん、二人の記憶は元に戻っているはずだ」
光を失い、自身と同じ色に染まっている石に視線を向けた。
「ホント!?」
「まぐろ君、この世界のこと、わかる!?」
「シェゾ、アミティたちのこと、わかる!?」
それを聞くと、りんごとアルルは同時に質問する。
「うん。前にも来たことがあったね。りすせんぱいの爆発で★」
「? ああ。メダル争奪の大会とかで会ったからな」
「よかったぁ~!」
二人が当然そうに言うので、かなり安心したようだ。
「あれ、そういえば、シグとアルルとりんごも記憶をなくしていたような・・・」
ふと、クルークが呟く。
「もう一人の俺から話はだいたい聞いたが、ほんの少ししか忘れてないだろ?」
それに、黒いシグは淡々と答えた。
「それより、この水晶がある場所、お前は知ってそうだな。教えろ」
そして、付け足す。
「それが人に頼むときの態度かい?」
「イヤなら俺のチカラを思い知らせてからでもいいけど?」
「わ、わかったよ・・・ たぶん、こっちだ」
「あたしもいく!りんごたちも行こう!」
「いっくぞー」
「僕達はかまわないけど、」
「アルルとシェゾは・・・」
「?」
アルルとシグが様子を見てみると、
「状況がわかったとたんに『お前が欲しい』はやめてよシェゾ!今は非常事態なんだよ!」
「うるさいっ!俺にはそんなの関係ない!」
「シェゾだって、助けてもらったんだよ!この分からず屋!ヘンタイ!」
「へ、ヘンタイは関係ないだろ!!」
例の二人は言い合っていた。
「・・・じゃあ、二人は置いていこっか。仕方ないから」
「ですね」「だね★」
みんなは、アルルとシェゾを置いて、洞窟の奥へ進んでいった。
「あ、シェゾ」
「今日こそ、お前を頂くぞ!」
「え、ええ!?今!?」
いきなり剣を向けられたアルルは、急いで構える。
「・・・と、その前に」
「へ?」
「状況を説明しろ」
「あ、ウン。えっとね、ボクの聞いた話だと、シェゾが・・・」
「何故俺の洞窟に知らないヤツらがたくさんいる?」
「・・・」
アルルの言葉が止まった。
「えええええええぇえぇえええぇええぇ!?」
そして、全員が同時に声をあげた。
「・・・成る程」
だが、黒いシグだけは違った。
そして簡単に説明を始める。
「お前らの知っている通り、性格が変わると何かを忘れる。このヘンタイの場合は、アルル以外の全員の存在を忘れたということだ」
「おい!どこの誰だか知らねえが、ヘンタイって言うな!!」
「え、それかなり大変だよ!!って、何でそんなに落ち着いてるの!?」
それを聞いたアミティはさらに混乱する。
「その被害を、これからなおすから」
「・・・へ?」
今度は全員がきょとんとした。
「なおすって・・・そんなことできるんです?」
「ああ。これがあれば」
黒いシグが取り出したのは、水色に光る水晶。
「あ!それは、この洞窟にある、魔力を高める水晶!」
クルークが指さし思わず叫ぶ。
「クルークが手に入れようとした、あれ?」
「ああ、・・・まさかここで役に立つとはな。で、それをどう使うんだよ?」
「これで、足りない魔力を補う。性格が変わったヤツらは、性格が戻る寸前に、大量の魔力を失う。その衝動で、何かを忘れてしまうんだ。元々のチカラが強いヤツほど、重要なことをたくさん忘れる」
「へぇ・・・」
全員そろって、納得した。
「ちょ、何勝手に話進めてるんだ!そういうのは外でやれ!おいアルル、何とかしろ!!」
シェゾ以外の、全員は。
「うるさい、少し黙ってヘンタイ」
「だからヘンタイって言うな!!お前に呼ばれる筋合いは・・・」
シェゾが最後まで怒鳴らないうちに、黒いシグは水晶を二つかざした。
周りが水色の光で包まれる。
「!?」
「すっごーい!キレイ!!」
それはやがて、シェゾとまぐろに集中する。
「何だ、この光・・・」
「体が青白い、ね★」
しばらくして、その光は消えた。
「・・・シグ、何だったの?」
「?」「?」
「・・・あ、黒いほうのシグ。うーん、ややこしいなー」
アミティが苦笑すると、くろいシグは、
「たぶん、二人の記憶は元に戻っているはずだ」
光を失い、自身と同じ色に染まっている石に視線を向けた。
「ホント!?」
「まぐろ君、この世界のこと、わかる!?」
「シェゾ、アミティたちのこと、わかる!?」
それを聞くと、りんごとアルルは同時に質問する。
「うん。前にも来たことがあったね。りすせんぱいの爆発で★」
「? ああ。メダル争奪の大会とかで会ったからな」
「よかったぁ~!」
二人が当然そうに言うので、かなり安心したようだ。
「あれ、そういえば、シグとアルルとりんごも記憶をなくしていたような・・・」
ふと、クルークが呟く。
「もう一人の俺から話はだいたい聞いたが、ほんの少ししか忘れてないだろ?」
それに、黒いシグは淡々と答えた。
「それより、この水晶がある場所、お前は知ってそうだな。教えろ」
そして、付け足す。
「それが人に頼むときの態度かい?」
「イヤなら俺のチカラを思い知らせてからでもいいけど?」
「わ、わかったよ・・・ たぶん、こっちだ」
「あたしもいく!りんごたちも行こう!」
「いっくぞー」
「僕達はかまわないけど、」
「アルルとシェゾは・・・」
「?」
アルルとシグが様子を見てみると、
「状況がわかったとたんに『お前が欲しい』はやめてよシェゾ!今は非常事態なんだよ!」
「うるさいっ!俺にはそんなの関係ない!」
「シェゾだって、助けてもらったんだよ!この分からず屋!ヘンタイ!」
「へ、ヘンタイは関係ないだろ!!」
例の二人は言い合っていた。
「・・・じゃあ、二人は置いていこっか。仕方ないから」
「ですね」「だね★」
みんなは、アルルとシェゾを置いて、洞窟の奥へ進んでいった。