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Different world

ピクシブにも載せているぷよ小説。たまにオマケ程度の小説もあったりなかったり。

前回のあらすじ


前日からシグの様子がおかしい事が気になり、アミティとラフィーナはクルークのアイデアでシグとぷよ勝負をすることになった。
しかし、ラフィーナは足をケガしていて、勝負はアミティがすることに。負けるかもしれないという不安を持ってシグに挑むのであった。

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アミティ、シグの二人は連鎖を組み始める。
「勝負したら、ムシのいるところにいっくぞ~」
シグはマイペースに組んでいるが、
「えっと・・・ここかな?ってうわあ間違えちゃった!え、ええっと、次は・・・」
プレッシャーを感じているのか、アミティはかなりあわててぷよを置いている。
これを見たラフィーナは、
「アミティさん、落ち着いてぷよを置きなさい!時間はありますわ!」
アミティに声をかけた。
「で、でも、ラフィーナ・・・」
「今日のシグは連鎖を組むスピードが遅い。だから、いつものように連鎖を組み、攻撃すればきっと勝てますわ!」
「へ、そうなの?」
話を聞いたアミティは、シグの方に視線を向ける。
確かにシグは、いつもよりスピードが遅く、シグのフィールドはアミティと同じくぷよが少ししか置かれていなかった。
「ホントだ!」
「わかったら、さっさと連鎖を組みなさい!」
「ウン!ありがとうラフィーナ!」
お礼を言ったアミティは、自分のフィールドに視線を戻す。
「いつものように・・・!すー、はー、よしっいっくよー!」
深呼吸をして落ち着き、また連鎖を組み始めた。

だが
「よ~し、できた~」
「ええっ、もう!?」
ラフィーナと話をしているうちに、シグは一通り連鎖を組み終わっていたのだ。
「シアン~」
シグの攻撃。頭上にお邪魔ぷよが現れる。
「えいっ!やぁ!やっぱり連鎖じゃないとお邪魔ぷよが減らないよ~」
連鎖を組み終わっていないアミティは、相殺することしかできない。
「でも、シグの理由を知る為に、頑張らなくちゃ!お返しだよ!」
決意した彼女は魔法を放ち、お邪魔ぷよをシグの頭上に移した。
「これで、少し連鎖を組む時間ができましたわね・・・。」
「よーし、今のうちに組むぞぉ!」
アミティとラフィーナは少し安心することができた。
「シアン~!う~ん、お邪魔ぷよ多い~」
シグは、いきなり返されたお邪魔ぷよに苦戦しているようだ。
「できたーっ!連鎖するよ!」
「早いですわね・・・。まぁいいわ。早く連鎖して勝負をつけなさい!」
「ウン!えい、フレイム!」
この攻撃で、シグはお邪魔ぷよを相殺しきれず、アミティの勝ち。

・・・と思いきや、
「・・・あれ?」
「・・・アミティさん、それじゃ連鎖になってませんわ!!」
アミティが送ったお邪魔ぷよは、たったの5個。
シグの頭上のお邪魔ぷよの数はあまり変わらず、それどころか、相殺されて少なくなっていく。
「テルリアン~」
そして、とうとうお邪魔ぷよがアミティの頭上に戻ってきてしまった。その数は20個ほど。
「うわーん!相殺しきれないよ~!」
自分なりの連鎖をしてしまった彼女のフィールドには、消せそうなぷよの固まりは4個しかない。
「確かに、4回じゃ相殺しきれませんわね・・・って4回?ちょっと待ちなさいよ・・・・」
ラフィーナは呟き、考え始めた。
「あと4回相殺すれば・・・・、あれが使えるじゃない!」
何かを思い出し、アミティにこう伝える。
「アミティさん!出来る限り相殺を続けて!いい考えがありますの!」
「えっ?よ、よくわからないけど、やってみるよ!」
「勝つぞ~」
シグの連鎖を組むスピードがさらに遅くなる中、アミティは言われたとおりに相殺を続けた。
「えい!えい!えーいっ!」
「4回相殺すれば・・・・」
そして、4回目。

「・・・フィーバータイムですわっ!!」
「いっけぇーっ!!」
二人の声が響いた。
そして、アミティのフィールドに連鎖のタネが現れた。

━─━─━─━─━─

「え。」
「そっか!ラフィーナが言ってたのはこういう事だったんだ!」
「おーほっほっほっほ!さぁシグ、覚悟しなさい!」
シグは驚き、アミティは納得し、ラフィーナは高笑いをする。
「さあアミティさん、フィーバーに突入したのだから、負けたら承知しませんわよ!」
「頑張るよーっ!」
ラフィーナにそう返したアミティは、シグの方ドに目を向けた。彼のフィールドには、消せそうなぷよはほとんどない。
これなら、勝てる。
「シグ、今回はあたしの勝ちだよ!サイクロワール!」
「させるか~」
連鎖のタネを崩し、頭上のぷよを消すアミティと、急いで連鎖を組み始めるシグ。
だが、シグのぷよを置くスピードは、あまり変わらない。
「シグはあれで急いでいるのかしら・・・?」
ラフィーナが疑問を持つ中、アミティはタネを使った連鎖を続ける。
「お返しだよ!アクセル!ア アクティーナ!!」
フィーバータイム終了直後、アミティは大量のお邪魔ぷよをシグの頭上に移した。
「え~い」
シグは、一回しか相殺できず、
「大変だ~」
言葉とは違う緊張感のない声を出して、大量のお邪魔ぷよの下敷きになった。
「イェーイ!」
アミティの言葉が、勝負の終止符となった。