ネット上の情報は薬になることもあれば毒になることもある。
パニック障害になりたての頃は病気のことを調べたり薬のことを調べたり、同じ病気の人の体験談を見たり、ネットの情報にとても助けられた。
ただ、パニック障害という病気に詳しくなってしまったせいで以前は不安に感じていなかった状況を不安に感じるようになってしまった。
その最たるものが電車であった。
パニック障害の人の体験談には必ずと言っていいほど電車の話が出てくる。
電車に乗ると心臓がバクバクする、過呼吸になるなど・・・。
そういった人の話を見聞きすることで電車に乗ることへ恐怖心を抱くようになってしまったのだ。
よし、明日は電車に乗ってみるぞ。
そう決意するだけでなんだかドキドキした。
このドキドキや緊張は「予期不安」と呼ばれる。
行動に起こす前に頭の中でイメージするだけで動き出すのが怖くなる。
この予期不安に飲まれてしまうと本当に家の中から出られなくなってしまう。
もしかするとパニック障害で一番のりこえるのが難しいのがこの予期不安かもしれない。