【心の悲鳴に気付けない恋愛】

恋愛は楽しいものであり、人生を潤してくれる素晴らしいものであると…私は何度も申し上げてきました。これは今までもこれからも変わることはなく言い続けることでしょう。


しかし、本来の恋愛は素敵な物であるにも関わらず、その恋愛によって人生が大きく“不幸”に傾いてしまうこともあるので…皆さんには気をつけていただきたいと思います。しかも、その“恋愛の不幸”に陥ってしまう方のほとんどは…自分が不幸な立ち場にあることに気付けないのです。


いえ、正しく言えば…“気付かない振り”をしてしまうのです。「他にもっと素敵な人はいる」「その恋愛だけがすべてではない」…と、周りがどんなに警告しても、全く受け入れることもなくなってしまうのです。


もう、本当に効く耳持たないようなタイプの方は…そのような話をしてくる人を“敵”とみなし、一切を遮断したり、時にはきつい言葉で追い返そうとするでしょう。


“私はちゃんと分かっているの”風を吹かせているようなタイプは…どんな批判的な意見を言う人がいても、「うん、うん、そうだね」と相槌を打ったり、「うん…そんな考え方もあるよね」と賛同する姿勢を見せたり、「私って本当ダメだよね…」と自分が良くない状況にいることを把握しているような言葉も言いますが…本当のところ何も耳に入っていません。


ただ周りの人たちと波風立てずに付き合っていきたいと思う“偽善心”からの行動で、一種のパフォーマンスでしょう。


自分が恋愛によって不幸な人生を歩んでいる方は…そのことに全く気付かないケースと、気付いていながらもその環境に酔っているケースと、そして“洗脳”によって気付けなくなってしまったケースと、大きく3つに分けられると思います。


このお話を聞いてくださる方は、きちんと人の意見に耳を傾けてみようと思われている方々であると思うので、このような状況になられている方はいらっしゃらないと思います。


もし、該当される方がいらっしゃったとしても…こうして皆さんと一緒にこのお話に耳を傾けているのですから…不幸な恋愛から抜け出し、明るく素敵な人生に切り替えられるチャンスはあるはずですので、希望を持って最後までお付き合いくださいね。


さて、まずは根本的な話なのですが、恋愛によって不幸な人生になるとは…どのようなことであると思いますか?お金を取られる…暴力を振るわれる…浮気ばかりされる…等々の意見が挙げられそうですね。


どれも間違ってはいません。ただ、全てに共通して言えるのは…“人として無視されている”ということなのではないでしょうか?その人がこんなことをされたらどう感じるか、どう思うか…そういったものを全て無視して自分勝手に振舞われていることにあると思います。


「この人は自分を必要としてくれている…」「この人がいないと私はダメ…」なんて感覚に縛られてしまい、自分が“無視された扱い”をされている状況が…恋愛によって不幸な人生であると思います。


人は…人として無視された行動をされると、心が悲鳴を上げます。「辛いよー!」「悲しいよー!」「痛いよー!」「寂しいよー!」…こんな心の悲鳴に気付けないことは、本当に辛い人生ではないでしょうか。


恋愛をしている全ての方、今もこの先も…恋愛をする時には自分の心は悲鳴を上げていないか…時々耳を澄ましてみましょう。もし、どんなにか細い声であったとしても、心の悲鳴が聞こえたら…必ず手を差し伸べてあげて下さい。


心の悲鳴に耳を塞いでしまっては、必ず“悲しい人生”のまま終わりを迎えてしまうと…私は思います。自分の悲鳴が聞こえるのも、自分を助けてあげるのも…“自分だけ”であること、決して忘れないでくださいね。