いよいよ来週は松田さんとの3次面接です。
ここで決定的に心を折るような出来事がなければ、松田さんに交際を申し込む予定。
現時点での私の松田さんに対する評価は、「可もなく不可もなく」。
「いいな❤」と思うポジティブポイントと、「ちょっとな…」と思うネガティブポイントが、同じくらいの大きさで同居している状態です。
「いいな❤」と思うところ。
一番は真面目なところでしょうか。
もはや時報と化している1日1回の生存確認も、欠かしたことがありません。
女性に不慣れそうな口数の少なさはありますが、慣れないながらもコミュケーションを図ろうという努力が垣間見えます。
そんな努力家なところもいいなと思っています。
自身を「適当な性格」と評する松田さんですが、大学でも転職でも、本人が努力と思っていないところで努力されていて、ちゃんと結果も残しています。
恐らく、周りにいる友達と比較して相対的に自分の評価が下がっているのだと思いますが、松田さんは充分自立した頑張り屋さんだと思います。
そんな驕らないところもいいなと思っています。
逆に、「ちょっとな…」と思うところ。
一番は、相手の出方を伺うようなところがあるところ。
男らしくリードできるタイプではなく、どちらかというと人の後を付いていくようなフォロワータイプだと思います。
おかげで度々期待値とのずれにモヤっとさせられますが、それも私次第ということなのかもしれません。
もうひとつは、生命力の弱そうなところ。
松田さんは線の細い、華奢な男性です。
声も弱々しく、見つめると分かりやすく挙動不審になります。
恐らく、私と松田さんが同じリングにあがって、どちらが勝つかを観衆に問いかけたら、9割がた私が勝つと答えると思います。
でもそれも、私が粗野な女というだけで、逆にバランスが取れていいのかもしれません。
荒いところのない松田さんは、食事の時の食べ方もきれいで好ましいです。
ただ、ご実家は裕福というわけではなく、どちらかというと苦労されてきたようです。
実家の経済力を慮って、公立中学→公立高校→国立大学と進み、学費はすべて奨学金とアルバイトで賄っていたとか。
最初の「お金ない」アピールも、ずっと奨学金を返済していたため、貯金がないということを言いたかったようです。
私は逆に実家が裕福で中学からずっと私立、そこまで切羽詰ってお金の心配をしたことがありません。
もし関係が進んだら、この育ちの違いも何かしら障害になってくるのかもなぁ、とは思っています。
いずれにせよ、です。
付き合ってみないことには「恋人としての松田さん」がどんな人か分かりませんし、そもそも付き合えるのかどうかすらよく分かりません。
分からないことに悩んでも仕方が無いので、開き直ってとことん向き合ってみようと思います。
とりあえず、来週の3次面接で提案してきます!
松田さん、どんな反応するかな~。どきどきです。