水はカロリーがないので、いくら飲んでも大丈夫。
水を飲むと新陳代謝が高まるので、
ダイエット
中はたくさん飲んだほうがいい。
よく聞く言葉ですね。
でも、実は、体内の余分な水分は体を冷やしてしまいます。
たとえば、雨にぬれるとからだが冷えたり、
お風呂上がりに体を拭かないと体温が奪われたりします。
このように、体を冷やすと代謝が低下し、
やせにくくなってしまうので、むしろダイエットには逆効果です。
水分の摂りすぎは、体を冷やして代謝を低下させるだけではなく、
「むくみ」「水太り」の原因になってしまうのです。
私たちが1日に摂取する水分は、平均で2.0リットルから2.6リットルで、
その内訳は、お茶やコーヒーなどのあきらかに水とわるものから約1.0~1.5リットル。
ご飯や果物など食べものが含む水分で約0.8リットル。
そして、栄養素が体内で利用されてできた水分(代謝水)が約0.3リットルです。
逆に出ていく水分も、2.0~2.6リットルになります。
尿で約1.0~1.5リットル、便の中の水分が約0.1リットル。
そして、肺の呼気や皮膚から目に見えない水分として、
蒸発する水分が約0.4~0.6リットルあります。
発汗すれば、その分、出ていく水分量も増えます。
水分摂取量が多い、あるいは尿の量が少ないなど、
水分の出入りのバランスが崩れると体内に余分な水分が、
少しずつたまってきます。
そうなると、むくみや水太りになってしまうのです。
漢方医学では、この状態を「水毒」と言っています。
困ったことに、水毒症状にある人は、
逆に水分を摂りたがる傾向にあります。
水毒になると、摂った水分が胃袋や皮下に滞り、
水分を必要としてる脳や筋肉、臓器の細胞に供給されなくなります。
そのため、体内に水分を多く持っているのに、
のどが渇くという状態におちいります。
植物に水を与えるすぎると、根ぐされして枯れてしまいますが、
人間も水分の摂り過ぎは体に毒なのです。
あなたは、水分を摂り過ぎていませんか?
ちょっと、チェックしてみましょう。
□ 舌が全体的に白っぽく、歯の跡がついてギザギザしている。
□ 花粉症や鼻炎で鼻水が出やすい。
□ 白いニキビができたり、肌がべとつくことが多い。
□ 仰向けに寝てみぞおち部分をたたくと、チャポチャポ音がする。
□ 胃がもたれてむかむかする事がある。
□ 手足や顔がむくむことが多い。
□ 関節やかかとが痛くなることがある。
このチェックに当てはまることが多いと、
体に余分な水分が溜まっている可能性があります。
水分の摂り過ぎに注意したり、
体内の余分な水分を出すことを心がけてください。