かずぼーです^ ^
開封、あざます♪
今回は
「なぜ100」
を無意識に使って
自分と向き合う
までのエピソードと
出てきた
僕の「なぜ」をご紹介^ ^
プロジェクトを成功させるには明確な動機が必要！
コレまでの人生で
「なぜ100」を使って
自分とトコトコ向き合い、
考えに考えた
出来事の一つは
2016年の
1700人講演会集客
ちょっと長いんですが
経緯をしっかり
お伝えしたほうが
「なぜ100」を
より理解してもらえると
思ったんで書き綴ります。
元々は、
「僕がやります!」
「頑張ります!」
という主催者(以下Aさん)の
サポーター
というカタチで
チームに関わってたんです。
東京での
契約書調印にも
立ち会いました。
でもね。
ことごとく
上手くいかない。
元々Aさんは
自分の意思を伝えながら
引っ張っていく
タイプではなく、
裏方的にチームを支えていく
サーバント型リーダーシップ。
なので
色々と動いてくれてるのは
分かってはいたけど
Aさんの
・考えていること
・やりたいこと
が伝わらないし、
見えてこない。
この状態が続くと
Aさんへの
信頼残高が
ドンドン減っていきます。
そんな状況
だったけど、
チーム内で
僕が意見すると
僕の意見が
全て正しい、
僕に従えば大丈夫
という雰囲気になる。
なので
Aさんにも
チームにも良くないと感じ、
本人が助けて欲しい、
というまで
静観してたけど
チームが発足してから3ヶ月、
何一つ
決まらない状況と
瓦解しつつあるチーム、
行動が見えてこない
Aさんを見かねて、
親睦会と銘打って
全員集合する場を
設けました。
会食は
段々と不満が
Aさんに向くようになり、
話しの中心は、
「Aさんはなんで講演会をやりたいのか」
という、
「なぜ」へ。
メンバーから
聞かれても
なかなか答えられない
Aさん。
そのうちに
「沖縄のため」
「来る人に貢献したい」
とありきたりな
言葉を並べるAさんを
「その話題はともかく...」
って
話題をづらして
ファローしようとする
共同主催者の奥さまと
なぁなぁで流そうとする
場の空気に嫌気がさして
僕は
「教えてもらえないなら、
チームを抜けます」
と席を立ちました。
茶番ではなく、
本気で帰ろうと思ったんですが
車の鍵を忘れるという失態...。
結局、
中二病がイキった感じで
気まずかったけど
席に戻って話しを再開。
すると出てきたのは
Aさん本人からではなく
奥さまが
観念したというか、
絞り出すように
「主人を男にしたかったから」
聞きたかった
本音・本心。
だけど
静まりかえるチーム。
その本音の動機は、
チームメンバーが一丸となって
まとまっていくにはあまりに弱いものだった・・・
やめられるなら
やめたかった。
だけど、
契約金は
チームメンバーの友人が
貸付けて支払い済み。
何もしなければ、
契約金をそのまま
友人家族が
損することになる。
家内が関わっている、
自分もお世話になった会社へ
不義理をする事になる...。
いろんな
想い、感情が
頭の中を駆け巡る中、
かずぼーがリーダーなら
ワンチャン
いけるんじゃないか
って話になり、
もう引くに引けない状況。
結局
引き受けることになりました。
その時、
僕はどんな顔
してたんだろう。
深夜になり、
帰宅しても
当然寝付けない。
そこで
なぜAさんは
上手くいかなかったのか。
ここまで
チームはまとまらないのか。
分析して
考えました。
そうしたら
分かってきたんです。
絶体絶命で思いだした「なぜを100回繰り返せ」
Aさんは
目から血を流してでも、
差し違えてでも
成し遂げなくてはならない
理由を持っていなかった。
このままだと
僕も二の舞になると。
そこで思い出したのが、
ワタミの渡邉美樹社長が
言ってた
「なぜを100回繰り返せ」
そこで
プリンターから
紙を引っ張り出して
ひたすら書き続けました。
そこにはだいたい、
こんな感じのことを
書きました。
・信頼に応えたい
・仲間を裏切れない
・友達の貸付金をそのまま返したい
・このままで終わらせたくない
・Aさん、Bさんを見返したい
・親父(講演者)に良いところを見せたい
・本氣の岩瀬和也の生き様を試したい
・自分がいたチームに恩返ししたい
・自分に負けたなくない
・主催者として手を挙げられなかった自分を戒めたい
・ちやほやされたい
・認められたい
・満席の会場を見てみたい
・未知の体験をしたい
・仲間と一緒に成功体験をしたい
・自分の殻を破りたい
こんな感じで
A4の紙数枚に
びっしりと書き続けました。
見直してみて
共通する所をまとめて
文章になることが分かり、
気に入るまで
何度もまとめてみました。
どん底だった人生を変えるキッカケをくれた
ベストセラー作家を空席がある会場に
立たせたくないから。
かつての仲間に、自分の成長を
「満員御礼大成功」という見える形で見せて恩返ししたいから。
お金をを出してくれた友だち家族の信に応えたいから。
関わってくれた全ての人と「やりきった向こう側」の
景色を一緒に見たいから。
人見知りなのに、人前に立ち続けた司会進行を務める
沖縄出身の家内に、満員の会場で凱旋して欲しい。
気がつけば夜明け、
妙に朝日が見たくなって
昇る太陽を見ながら、
武者震いなのか
ビビってるのか
震える手を見つめながら
とにかくやるしかない、
という状態が
怖くて涙が出てきて...。
この日を境に、
講演会チームは
大きく変わっていきました。
正確には、
僕が変わったから、
世界が変わった。
という瞬間でした。
かずぼー
