8月下旬あたりから不思議に思っていたというか急激に不安になっていた事がありました。
それは翔平のリハビリと投球練習についてなんですが
私のブログから抜粋してみました。
8月21日
2日連続でキャッチボール
しかもキャッチボール で55球投げたあと相手を座らせて16球投げたのでビックリ!
いくらリハビリが順調だからといって手術後まだ1年経ってないのに
8月25日
その後ブルペン入り
昨年の手術後初めてブルペンに入り10球を投げました。
ブルペンでの投球フォームや球速をみるとリハビリがかなり順調に進んでいることがわかります。
8月29日
今日2度目のブルペン
カットボール、ツーシーム、スプリットなどを投げたそうですが、私の中で「何かおかしい。もしかして・・・」と思っていた事が現実になりそうな予感
9月1日
ブルペンでの投球練習
昨秋の右肘手術後、初めて捕手が座った状態で投球練習を行った翔平
10球を投じ最速は92マイル(約148キロ)
こんな感じだったんですが
翔平がピッチングのリハビリとしてキャッチボールを始めた時は
「え?もうキャッチボール始めたんだ?」
「結構早かったな~」
なんていう感じにしか捉えていませんでした。
そしてその後、投球練習が急激にステップアップしていくのを見て
「いやいや、ちょっと早すぎん?」
「でもあれか。今回はもう2回目で前回の経験があるからコツを得ているっていうか、どの程度の練習なら大丈夫かわかっているんだろうな」
「それに来年日本で行われる開幕戦で開幕投手になる噂があるからそこを目標にして調整しているんだろう。うん!絶対そうに決まってる!」
なんていう様に自分を納得させていました。
でも私が確実におかしいと思ったのは8月29日、ブルペンで「カットボール、ツーシーム、スプリット」といった変化球を投げたこと。
「いくら故障個所が完治に近いぐらい良くなっていてリハビリが順調に進んでいるとしたって、手術してから丸1年経ってないのに、変化球を投げさせる!?」
「来年の開幕戦に間に合わせるだけでいいならこんなに急ぐ必要ないじゃん!」
「え?まさか?もしかして?・・・・」
「ポストシーズンでドジャースが敗退の危機になった時に投げさせるつもりなんじゃないの!?」
そんなことが一瞬頭をよぎったんです。
ですが・・・
「いくらなんでもそれはないよね」「だってそんな無茶させてまた右ひじがダメになったら元も子もないもん」
「ドジャースだって7億ドルも払う選手をそんな危険な目に遭わせるはずがない」
「さすがに私の心配のし過ぎか。ハハハ」なんて思っていました。
が
9月1日ブルペンで捕手を座らせた状態で投げているのを見て
ちょっと待て!!!!!
絶対おかしいやろ!!!!!
早すぎるって!!!!!
何でそんな無茶なスケジュール組んでんだよ!!!!
まさか?・・・・
そんなこと絶対あり得ないと思うけど・・・
もしかして来年の開幕戦に合わせて調整してるんじゃなくて、本当にポストシーズンで緊急登板することになってもいい様に調整してる!?
みたいな。
そもそもドジャースっていうチームは強打者揃いで打線こそピカイチでしたが問題は投手陣でした。
先発投手はエース級の投手が揃っていたものの中継ぎとクローザーの中に安心して任せられる投手があまりいなかったんです。
なのに今シーズン始まってその肝心要の先発投手に故障者が続出して壊滅状態に。
*今季11勝をあげていたストーンがケガで離脱
*今季9勝をあげていたグラスノーもケガで離脱
*徐々に調子を上げてきていた山本由伸も6勝をあげた後故障で離脱(9/11に復帰)
*昨年、肩の手術で試合から長期離離脱していたカーショーは7月26日やっと復帰できたと思った矢先の8月31日、左足親指のケガにより再び故障者リスト入り
*今季メジャーデビューを果たしたライアンは8月中旬、前腕の違和感を訴えて降板しましたが検査の結果右肘靭帯の損傷がみつかりトミージョン手術を受けるとのことで今季は絶望
2*023年7月に右ひじ靭帯の手術を受けたメイは今シーズン中の復帰が見込まれていましたが食道の裂傷を発症してしまった影響で復帰が来年に
*エース級の活躍を見せていたビューラーは2022年6月にトミージョン手術を受けて今季復活登板を果たしましたが復帰後はかつての圧倒的な投球は見られず、6月下旬に右股関節の怪我により故障者リスト入り(8月中旬に復帰済み)
*将来のエース候補と評価されていたミラーは今年4月、右肩炎症のため故障者リストに登録され6月下旬に復帰したもののあまりに打ち込まれる姿が目立ち7月中旬に3Aへの降格。調整登板を経て8月中旬にメジャー復帰を果たしましたがまたもボコられてしまい今後の起用は不透明
また先発投手以外でも故障者は出ています。
*リリーフエースのグラテラルは2024年開幕直前に右肩を負傷し8月上旬に復帰をしましたが復帰登板わずか8球を投じたところで右太もも裏の肉離れを発症し「今季絶望」と言われていましたが先日やっと復帰
*リリーフのジョーケリーが5月上旬に右肩後方の張りで離脱し2か月ほどのリハビリを終えて7月下旬に復帰しましたが、8月末に右肩の故障によって再び故障者リスト入り
*スイーパーを最大の武器とするクローザーのフィリップスは5月に右太もも裏を痛めて故障者リスト入り(現在は復帰済み)
先発がいなくなって中継ぎもダメでクローザーもダメでどうやってポストシーズンを戦えと?
奇跡的に勝ち進めたとしてもワールドシリーズでアリーグのチャンピオンチーム相手に勝って優勝できるとでも?・・・っていう状態になっているので、「どうしても翔平の力を借りないわけにいかない」っていう状況になる可能性があるんです。
それに翔平のあの性格を考えたら「投げて欲しい」と言われて「イヤです」というわけがないじゃないですか。
なので「もしかして・・・」と思ったわけですが、本音を言えば「やっぱりどう考えてもさすがにそれはないだろう」と思っていました。
ところが今日・・・・・
マジすか・・・・
でもリハビリ中の投手をいきなり実戦(しかもポストシーズン)で投げさせるなんていう事は1000%ないし
かといって翔平をマイナーリーグの試合に出させて調整させるなんていう事は2000%ないので
ひょっとしたら特別な所でコッソリ実戦方式の練習をさせるつもりなのかも?
いやいや、やっぱ絶対無理(笑)
最後に一言。
野球に詳しすぎる俺