福岡で80代男性が行方不明 台風で増水の川に流された可能性

 

 

29日午後9時ごろ、福岡県築上町寒田で、80代男性が川に流されたかもしれないと、家族から町に連絡があった。町によると、台風10号接近に伴い増水していた城井川に流された可能性もあるとみて、警察や消防などが行方を捜している。

 

消防によると、男性が川の様子を見に行くのを家族が目撃。川の近くで男性が使っていた手押し車が見つかったという。

 

 

 

 

 台風が来ると「必ず」と言っていいほど、

「川を見てくる」

「畑(田んぼ)を見てくる」

と言って流され亡くなる人や

「屋根を補強する」と言って

屋根から落ちて亡くなる人がいますが

お約束のようにその殆どが高齢男性。

 

 

その事についてはこのブログで何度も言っているし

「家族は何で止めないんだって思うけど、この手の高齢男性って家族の言う事なんか絶対聞かない人」っていうことも言ってきたわけですが、

最近その考えに変化がありました。

 

というのも、

ある『元検視官(検死官)』がこんな話をしていたからです。

 

 

病死や事故死として処理される遺体は年間相当な数になっているが

その中には「実は自死だった」「実は他殺だった」というケ-スはいくらでもある

ただ見逃されているだけ

 

 

それは昔から私も考えていた事でしたが

プロの口から実際に聞いてしまうとゾッとするものがありました。

 

 

 

そして今回の『事故』

 

以前の私だったら「また高齢じいさんかよ」と呆れてしまったところですが

「足の悪いおじいさんが台風の中、わざわざ手押し車を押しながら本当に川を見に行くんだろうか」

「もし自分で行ったとしたら本当に川を見に行くのが目的だったんだろうか」

と考えるようになりました。

 

 

だけど、もし事故死でなかったとしたら、

あまりに悲しすぎる。

 

誰もそんな最後を望んで生まれて来たわけじゃないんですから。

 

 

 

 

 

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