レギュラーシーズン110試合目
8月2日(日本時間8月3日)
ドジャース対アスレチックス
敵地:オークランドコロシアム
≪スタメン≫
ドジャース大谷翔平は「1番DH」で先発出場
今日の試合は8月の初戦
4打席までヒットがなかった大谷は9回の第5打席で4試合ぶりとなる33号3ランを放ちました。
ドジャースは大谷の3ランで1点差に迫ったものの1点及ばずが5-6で敗れ3連敗
パドレスと入れ替わってナリーグ西地区2位になったダイヤモンドバックスに4ゲーム差と迫られています。
33号を打った時、久しぶりに派手なバットフリップをしたんですが
翔平はここ4試合、ホームランどころかヒットすら1本も打っていなかったので
「やった!」とか「見たか!」っていう意味ではなく
「やっとだよ!やっと出たよ!」っていう気持ちと「ホームラン打つならさっきの打席だろ!」って気持ちが混ざって
ああいう怒りのバットフリップになったんじゃないかと思っています。
試合後の会見でこういう顔をしていたことからも明らか。
悔しすぎて唇を噛みしめていて
とても3ラン打った人がする顔じゃないですよね。
Shohei Ohtani after the game.
— Ⓕⓡⓐⓝⓒⓔⓢⓒⓐ★ (@DecoOhtani117) August 3, 2024
大谷翔平選手、試合後の会見。
すごく責任を感じてるのが分かる😭😭😭pic.twitter.com/OZNdUfrQTE
ロバ―ツ監督も言っていましたが、今のドジャースの打線は相手チームに「大谷さえ抑えればあとの8人は何とかなる」と思わせている部分があります。
そのためどのチームのどの投手も翔平と対戦する際には「コイツだけには絶対打たせない」というきわどい球を投げています。
その証拠に翔平だけ四球率が異常に高くなっているんです。
要するに「長打やホームランを打たれるぐらいなら四球になってもいいからきわどい球を投げる」ということです。
ここ4試合ヒットすらなかったのはそういう理由もあるということ。
エンゼルスにいた時なんかそういう事がしょっちゅうありましたよね。
ま~、強打者の宿命っていえばそうなんですけど、1日も早くベッツとフリーマンに帰ってきて欲しいです。
ただ面白かったのは翔平がホームランを打った時、アスレチックスファンが一斉に立ち上がって両手を天に突き上げて喜んでいたこと(笑)
アスレチックス対ドジャース戦はインターリーグなので、アスレチックスファンが翔平のプレイを見られることはほとんどありません。
しかも来年は1試合もないことが決まっているので今日来たアスレチックスファンは「俺はオオタニのホームランを見た」って一生言い続けると思います(笑)
≪試合結果≫
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ド | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 |
ア | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | X | 6 |
【本】Tヘルナンデス23号、大谷33号(ド)ランゲリアス21号、ブラウン10号、ルーカー27号(ア)
≪試合前≫
打撃の準備をする翔平
≪試合中≫
アスレチックス相手に2-6で負け越しているしかベンチでバツが悪そうな翔平
💙💙💙 pic.twitter.com/ThQYj6xgg3
— ⛷️ (@ohtaniski) August 3, 2024
≪翔平の結果≫
第1打席
1回先頭打者
アスレチックス投手は右腕エステス
初球151キロ外角高め直球を打って中飛。これで16打席連続無安打
第2打席
3回1死
アスレチックス投手は右腕エステス
カウント0-1から150キロ真ん中直球を打って中飛
これで17打席連続無安打
第3打席
6回1死
アスレチックス投手は右腕エステス
緩いチェンジアップとスライダーで追い込まれカウント1-2。最後は153キロ内角高め直球を打ち上げ三飛。三塁手に後ろ向きで好捕された。
これで18打席連続無安打
第4打席
7回2死満塁
アスレチックス投手は右腕アダムス
一発出れば同点の好機。
しかしカウント1-2から外角高め142キロを打って一ゴロ
これで19打席連続無安打
第5打席
9回2死一、二塁
アスレチックス投手は右腕ファーガソン
カウント1-1から内角高め150キロ直球を打って右翼席へ弾丸ライナーで飛び込む33号3ラン
打球速度116・3マイル(187・1キロ)
飛距離405フィート(123・4メートル)
角度25度
20打席ぶりのヒットが鬱憤を晴らすかのような豪快な本塁打となった。
大谷の3ランで1点差に迫ったが続くスミスは遊ゴロに倒れ試合終了
SHOOOOO! pic.twitter.com/Dw3ZLA9sHi
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) August 3, 2024
(っ'-')╮=͟͟͞͞💫 pic.twitter.com/dbYOqRGI0Q
— yu-1linda (@yu_1_linda99) August 3, 2024
Ohtani no dejó dudas con este tablazo. 💥 pic.twitter.com/hk0YyhAeBZ
— LasMayores (@LasMayores) August 3, 2024
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— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) August 3, 2024
ドジャース・大谷翔平🇯🇵
4試合ぶり33号3ラン!
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⚾️MLB2024シーズン⚾️#ドジャース🆚#アスレチックス
移籍後最長となる
19打席連続無安打から復調の一発!#LADOAK #大谷翔平#SPOTVNOW で見逃し配信をチェック🎥 pic.twitter.com/Lubh4QDzpG
≪試合後≫
-最後の打席でホームランが出た。その前の打席で良い感覚があったか
ここ数試合、正直状態はあんまり自分の中でも、良くないかなと思うんですけど。願わくば最後の、その前の打席(7回2死満塁)で打てれば、チームとしても大きなチャンス、勝てるチャンスがあったんじゃないかなと思います。
-フラストレーションが打席に出たか
そうですね。もうなんでもいいので、もうつなぐ、後ろになんとか回しながらとは思ってたので。結果的に、良い結果でしたけど。その前の4打席がやっぱり、もう少しなんとかできたのかなとは思います。
-ここ数試合の打撃が万全ではないというのは、相手の攻め方が変わったのか、それとも打線の調子が反映されているか
それはあんまり感じてないですかね。どちらかというと自分の状態というか、振ってる感じの、やっぱり打ったと思っても、なんていうんですかね。いい角度で上がっていない、結果的に今日みたいなフライアウトであったりとか。ラインドライブの正面をつくようなアウトみたいなものが増えてるので。どちらかというと自分の内容かなとは思います。
-2位パドレスに差を詰められているがプレッシャーは
プレッシャーというよりかは、なんていうんですかね。歯がゆいみたいな感じじゃないかなと思うので。今日もアウェーでこれだけのドジャースファンの人にも来てもらって。なかなか最近勝てないところが、チームとしてフラストレーションがたまっていっているのかなとは思います。
ー1打席目、2打席目は打球が上がりすぎた。どこがズレているのか
2打席目(中飛)は良かったとは思いますね。(打球角度)36度で(打球速度)105マイルぐらい出てるので。どちらかというとスピンがかかりすぎている。同じ打球速度でも、やっぱり伸びない要因がそこかなとは思うので。(スイング)軌道が少しずれているのかなとは思います。
-疲れも影響しているか
疲れはないですかね。正直、かなり休みが最近多いですし。前半戦よりもスケジュール的にはルーズになっているので。体的には万全な状態じゃないかなとは思うので。本当に自分の技術不足というか、悪い時は必ず来るんですけど、早く元の状態にどうやって戻すのかっていうテクニックじゃないかなとは思います。
-最後の打席できっかけをつかんだ感覚か、それともまだまだか
いい方向に出てるので、結果としては、やろうとしてることが。明日がやっぱり大事かなと思いますし、自分の中で良かったって思う感覚が、どれだけ持続できるかが大事だと思うので。やっぱり明日の1打席目、2打席目が大事かなとは思います。
-100試合を越えて残り50試合。プレッシャーがかかる展開は望んでいたか
まだでも8月ではあるので、1試合1試合積み重ねて。やっぱり9月に入った時にどのぐらいの差で、どの位置にいるのかっていうのが、そこからじゃないかなとは思うので。まだ最後の決めにいくっていうよりかは、積み上げて、自分たちのしっかりとした野球をしっかりと1試合1試合積み上げていく段階かなとは思います。
-7月は三振が増えていた。ストライクゾーンや構えで違う感覚はあったか
単純に、打ったなと思ってるスイング、打席がファウルになると、それはワンストライク増えるので。それだけ三振になるリスクは高くはなるんですけど。良い時っていうのは、打ったと思った打球が結果的な、(良い)結果球になってるので、三振っていう形はあんまり少ないのかなとは。単純ですけど、そう思ってます。
-オークランドはメジャー初出場など縁がある球場。感慨深いような感覚はあったか
初ヒットもそうですし、初勝利もここではあるので。思い出はもちろんありますね。これから使えなくはもちろんなるので、大事に試合したいなとは思ってますけど。それ以上にケージがないので、どうやってこうゲームの中で次の打席、次の打席にしっかり合わせていくかというのがちょっと難しい球場ではあるので。そこはもう1回やらないといけないと思います。
Shohei Ohtani after the game.
— Ⓕⓡⓐⓝⓒⓔⓢⓒⓐ★ (@DecoOhtani117) August 3, 2024
大谷翔平選手、試合後の会見。
すごく責任を感じてるのが分かる😭😭😭pic.twitter.com/OZNdUfrQTE
デーブ・ロバーツ監督
「今夜は良い打席がいくつかあった。もちろん、翔平もです。今晩の翔平は、試合序盤でいくつかホームランを打ち損じたものの、良いスイングをしていて、最終回にしっかりと捉えることができた。良かったと思う。私たちが最後まで戦い続けたのは良かった。ただチームで三振がまだ多く、三振を取らない(計5人の)投手から11個も三振を奪われたのは残念」
ーー大谷は自己ワースト19打席連続無安打とヒットがでていなかったことで心配はあったか?
「何もないよ。サンディエゴシリーズには触れたくないけど、今日の試合でも、最初の打席でホームランを逃して、次の打席でも大きなフライを打った。その後は(7回2死満塁で)ゴロを打ってしまったこともあったけど、今夜は3つ良いスイングをした。とはいえ、翔平1人でこの打線を引っ張るのは不可能なこと。残りのラインナップがこの状態のままだと相手チームにとって対処しやすくなっている。彼はうちのオーダーの1番を打ち、最も危険で才能ある打者だから、相手チームは彼を抑えることがゲームプランになる。彼を抑えれば後の8人と勝負すればいいだけ。見ての通り試合は4点差で、4点あれば3ランホームランでも勝てない。だから、彼らは翔平に挑んできた。翔平は彼らに仕返しをした。ただもっと早い段階で満塁のチャンスがあったよね。でも、彼も毎回毎回うまくいくわけではない」