レギュラーシーズン69試合目
6月12日(日本時間6月13日)
ドジャース対レンジャーズ
本拠地:ドジャースタジアム
≪ドジャース・スタメン≫
大谷翔平は「2番DH」で先発出場
第1打席で2戦連発となる先制17号ソロを放ちました。
4打数1安打1打点。
No. 17 for 17! pic.twitter.com/4ag0GgjHTD
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) June 13, 2024
May we have your attention, please?
— MLB (@MLB) June 13, 2024
Shohei Ohtani has homered. pic.twitter.com/0JN2lEMxnW
ただしその後レンジャーズに3ランホームランが出てドジャースは2-3で逆転負けしています。
2点差を追う9回ドジャースの攻撃
思わぬ幕切れとなったのは2死一、二塁からでした。
ヘイワードが放った右中間へ鋭い打球を中堅手がはじいてしまったことで、二塁からスミスが生還して1点差に!
ところが23歳新人外野手のパヘスが無謀にも1塁から一気にホームを狙ってしまいタッチアウト。
三塁コーチは「止まれ」のジェスチャーをしていたものの、パヘスはそのサインを見ていなかったそうです。
「センターがボールをこぼしたのを見て、走り続けた。絶対に得点しなければならないと思って走った」と振り返っていました。
ロバーツ監督はパヘスのミスを「これは学びの経験だ。ストップサインを振り切って走った事実だけでなく、彼は外野手の間にボールが落ちたので得点しよう、アグレッシブにプレーしようとして、頭を上げずに走った。三塁コーチは明らかに彼を止めようとしていたが、パーフェクトな送球でなければアウトにはならなかったので、彼らが非常によいプレーをした。これは褒められることではないが、若い選手はこうやって学んでいかなければならない」とかばっていました。
「絶対に負けられない」という思いからのプレイを責めずにエールを送ったロバーツ監督、さすがです。
そして今日の試合の中で、見ていた全員が呆れ返る誤審がありました。
それは1対3とドジャースが2点を追う8回1死走者なしで迎えた翔平の第4打席
カウント0-1からの2球目、ゾーンから大きく外れた外角カットボール(②)を悠々と見送ったところ球審のコールはストライク
思わず天を仰ぎ一瞬不服そうな表情を見せた翔平
結局3球目のナックルカーブのボール球を降らされて空振り三振になってしまったんです。
②のこんな大きく外れたボール球をストライク判定されたら③のボール球も振る羽目になってしまうということがわかるでしょうか。
今日の翔平はかなりいいバッティングを見せていたので、この誤審がなかったら試合はどうなっていなかったかわかりません。
それだけに悔しさが残る試合になってしまいました。
≪試合結果≫
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ド | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
【本】大谷17号(ド)シーガー14号(レ)
≪試合前≫
超ゴキゲンでチームのみんなにご挨拶
≪試合中≫
2試合連発17号を放った直後、ラックス選手と情報共有
≪翔平の結果≫
第1打席
1回1死
レンジャーズ投手は右腕グレイ
フルカウントから145キロの真ん中低めのスライダーを捉え中堅右へ2試合連発となる先制の17号ソロ
打球速度105・2マイル(169・3キロ)
飛距離424フィート(129・2メートル)
角度26度
No. 17 for 17! pic.twitter.com/4ag0GgjHTD
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Shohei Ohtani has homered. pic.twitter.com/0JN2lEMxnW
第2打席
3回無死一塁
レンジャーズ投手は右腕グレイ
カウント1-0から2球目、143キロの外角チェンジアップを捉えたが右ライナー。角度がついていればという惜しい当たりだった
第3打席
5回2死
レンジャーズ投手は左腕ラッツ
カウント1-2から151キロの真ん中直球を打ち上げ中飛
第4打席
8回1死
レンジャーズ投手は右腕ロバートソン
カウント0-2から内角低め138キロのスライダー空振り三振
- 2球目のこの誤審がなければどうなっていたかわからないだけに悔しさが残る試合になりました。
- ≪試合後ロバーツ監督≫
- 「ストライクゾーンをよくコントロールできている。彼はこの世界で最高の打者。とてもいいスイングをした。この3、4試合は、非常にいい感じだ」
- ロバーツ監督サンキュー!