先月、秋田県鹿角市大湯の山中で、警察官2名を含む計3人の男性がクマに襲われ死傷しています。
そのうちの一人、命を落とした佐藤宏さん(64歳)の遺体は損傷が激しく、あまりに惨い姿になっていたため奥さんはご主人の亡骸と対面することができなかったそうです。
佐藤さんらを襲ったそのクマはまだ発見されてないので、今でも東北のどこかで息をひそめていると思われます。
そして恐ろしいのが地元の人たちによる証言です。
「どう見てもツキノワグマじゃねえ」
「デカすぎる」
昨年の秋に遭遇した人も「ツキノワグマの倍くらいあった」「体毛が赤みがかっていた」と証言しています。
っていうことはもしかして・・・
ヒグマとツキノワグマのハイブリッド!?
でも「ヒグマが生息しているのは北海道のみで、本州で生息しているクマはツキノワグマ」というのが日本の常識だったじゃないですか。
なのにどうして???
・・・と焦っていた最中
ピン!ときたことがありました。
それは2012年に秋田県のクマ牧場で起こった大事件
牧場の管理者の怠慢さからヒグマたちが脱走してしまい、女性従業員2名を噛み殺しズタズタに引き裂いてしまったという、トラウマ級の大事件です。
亡くなった女性のご遺族の話を聞いた時からしばらくの間、平常心を保つことができなくなってしまいました。
あの時「脱走したヒグマは全て射殺した」とされていましたが、実際は「何頭のヒグマがいて、何頭のヒグマが逃げていったのか」ということはわかっていなかったと言います。
だとしたら、どうにか逃げ出すことに成功したヒグマが、秋田県の森の中で生き延び、ツキノワグマと交配した可能性があるのではないかと。