【後悔先に立たず】暴言と暴挙で事実上クビに

 

 

昨日行われたドジャース対メッツの試合中

ちょっとびっくりするトラブルがあったんです。

 

メッツの5番手として登板したロペス投手

ドジャースが4点リードで迎えた8回

翔平に14号2ランを食らってしまったんですが、トラブルが起こったのはその直後のフリーマンの打席

 

ロペス投手はフリーマンが空振りしたという認識だったのに対し3塁審判の判定はハーフスイングだったためその判定に激怒。

審判に激しく抗議した結果、退場処分に。

 

その上ベンチに引き揚げる途中にグラブを客席に放り投げてしまったんです。

 

 

 

 

そして試合後、取材に応じた際にはFワードを連発しながら「悪いと思うことは何もない。僕は僕だ。僕は自分らしくいることを恐れない。MLB全体で最悪のチームにいたと思う」と発言したことが報じられると「球団批判をした」としてDFA(戦力外)にされてしまいました。

 

 

ところが一夜明けた今日、ロペス投手は自身のインスタグラムを更新して昨日の自分の言動を後悔し謝罪の言葉を述べています。

また、スペイン語が母国語であるロペス選手は「自分のことをリーグ全体で最悪のチームメイトと言ったつもりだったが、メッツが最悪のチームと訳されてしまった」という説明もしていました。

実際にインタビューを聞いたファンや専門家たちが「確かに自分のことを最悪な選手という意味で言っていた」とツイートしているので通訳ミスがあったことが事実のようです。

 

 

あくまでも私見ですが、今回のトラブルが起こったそもそもの原因としては、メッツがナリーグ東地区でマーリンズと最下位争いをしている事が大きい様な気がします。

 

金満球団と言われているメッツですが

全選手の年俸総額は30球団中トップ。

 

要するにメジャーリーグ30球団の中で一番お金を使っているということですが

そんな金満チームが貧乏チームのマーリンズと最下位争いをしているんですから

球団トップも選手もファンもみんなイライラしていて当然です。

 

しかもメジャーリーグはピッチャーの扱いが凄く雑で、使い潰しては「ポイ！」と捨てたり、変な使い方をしてピッチャーのプライドをズタズタにしてしまうとうのはよくあることですが昨日の試合もそうでした。

ロペスにしてみたら「何でこの場面で俺なんだ」という使われ方をしていたので、多分その時点でストレスがMAXになっていたんじゃないかと。

そして翔平にホームランを打たれた後、気を取りなおしてフリーマンに投げたらハーフスイング判定をされて、その瞬間に自分の中で緊張の糸のようなものがプツリと切れてしまったような気がします。

 

ただそうは言っても昨日のロペス投手の言動は決して擁護できるものではなく、後から反省して謝罪の言葉を述べても後の祭りにしかなりません。

 

大きなストレスを抱えてプレイしている選手はいくらでもいます。

でもみんな歯を食いしばって「負けてたまるか」という気持ちで耐えているんですよ。

翔平なんかいい例じゃないですか。

自分は何も言っていないし何もしていないし、ただひたすらいいプレイをすることを目指して頑張っているだけなのに、毎日毎日世界中の人たちから誹謗中傷されまくりです。

 

難病の子供を抱えているなら尚さら、悔しい事や理不尽なことがあってもグッと堪えて頑張って欲しかったです。

 

 

 

そして最後にもうひとつだけ言わせてください。

 

まるで翔平にホームランを打たれたことが原因で起こった騒動のような書き方をするのはやめてくれませんか？