水原容疑者の賭博騒動がドラマ化へ 制作開始と米報道「信頼と裏切りのストーリー」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳である水原一平被告の違法賭博に関する騒動がドラマ化される予定であると9日(日本時間10日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」ら米複数メディアが報じた。映画製作会社の「ライオンズゲート」が制作に取り組んでいるという。
米メディア「CBSスポーツ」によると、制作には米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の元スポーツレポーター、アルバート・チェン氏も携わっている。同氏は「これはピート・ローズ以来ではスポーツ界最大の賭博スキャンダルで、その渦中には最大のスターがいる。信頼と裏切りのストーリーの核心を突く」と明かした。
一平さんの一件が明るみに出てからネットでは
「アメリカ人ってこの手のスキャンダルが大好きだからドラマ化とか映画化されそう」と噂されていたんですが、どうやら現実になりそうです。
「ラ・ラ・ランド」を大成功させた「ライオンズゲート」が制作するそうですから、多分本格的なドラマになるんだと思います。
本当はそんなドラマをつくるのは絶対やめて欲しいけど、ドラマ制作を止めることができないのであれば、あとは「事実を変に捻じ曲げてより強烈な内容にしたり翔平を悪者にするような内容にだけはしないで欲しい」と願うばかりです。
アメリカの多くのメディアはすぐ、ピート・ローズの永久追放話を持ち出してきます。
今回ドラマ化するにあたってもまた「これはピート・ローズ以来ではスポーツ界最大の賭博スキャンダル」とピート・ローズのことを引き合いに出していますが
ピート・ローズは「現役の監督時代に自分のチームに賭けていた」ということがバレたからMLBを永久追放になった人です。
それに対し一平さんの件は「雇い主の口座からお金を盗んで賭博をしていた」ということであって、雇い主がたまたまメジャーリーガーだっただけなので、ピート・ローズの件とは内容が全く違います。
翔平はただの被害者だし野球賭博も関係ないし、まして永久追放がどうのといった事とは完全に無縁なはずです。
なのにセレブのスキャンダルが大好物なアメリカのメディアは、MLBイチの大スターである翔平をどうにかして関りがあった様にしようとしていて私はそれが一番ムカついてます。
まして今回制作されるドラマで、翔平が関わっていたかの様に書かれたら絶対に許せません。
だから制作するのであれば、せめて事実を元に忠実につくって欲しいです。
それと「ドラマ化されて一平に金が入るのは許せない」とか「もし金が入るなら大谷に払え」とかって言っている人たちがいますが
アメリカでは犯罪者が自分が起こした犯罪で金儲けをすることは禁止されているので一平さんにお金が入ることはありません。