4月28日(日本時間29日)
ヤンキースとブルワーズの試合中
何とも納得できないことがありました。
ヤンキースの主砲「アーロン・ジャッジ」が二塁にスライディングする際、左手を高々と上げたため
一塁へ投げられたボールがジャッジの手に直撃
通常なら完全に「守備妨害」でアウトになるはずなのに判定は「セーフ」
ブルワーズの監督が抗議するも、判定は覆らず「守備妨害はなし」となってしまったんです。
どう見たって、わざとボールがあたるように手を伸ばしてる事がわかります。
Aaron Judge with the… block? pic.twitter.com/ZkzEL5TsXg
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) April 28, 2024
これは酷い
こんなのインチキです。
しかも世間の批判が止まらなかったせいか
後になって慌てて「あれは誤審だった」と言い出す始末。
ジャッジの行為が物議「ルール違反だ」 “送球妨害”もアウトにならず→審判誤審認める
遊撃手の送球はジャッジの手に当たり、転々と転がった。その後、審判が議論するも守備妨害にはならず、ブルワーズの選手は困惑。パット・マーフィー監督もグラウンドに登場して抗議した。
結局判定は変わらず、ネット上でも話題に
「守備妨害が宣告されないの?」「ヤンキースは恥ずかしい」「どう考えても守備妨害」「ルール違反だ」「彼の腕は他の選手より6.8インチ(約17センチ)長いことを理解すべきだ」「誰もそんなスライディングはしない」「審判がヤンキースにプレゼントを贈った」などと批判の声があがっていた。
地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」のブルワーズ番を務めるカート・ホッグ記者によると、アンディ・フレッチャー(三塁)塁審は「私たちは集まって、正しい判定をしようと最善を尽くした。しかし、リプレーを見たところ、誤審をしてしまったようだ。なぜなら、彼のスライディングが不自然だったからだ」と、判定のミスを認めるコメントをしたという。
「30球団中、審判に圧力をかけられるのはランキースだけ」と言われている通り
ヤンキースに対するMLBの不可解な対応は今に始まったことではありません。
公式球には「飛ぶボール」と「飛ばないボール」の2種類があって
この2つのボールを「どのチームにどういう配分で渡すか」ということはMLB側の匙加減になっていました。
それ自体がすでにおかしな話なんですが
2022年「飛ばないボールで統一する」と言っておきながら「飛ぶボールがヤンキースに配られていた(ヤンキースタジアムで使われていた)」という内部告発がありました。
それが事実なら「忖度」を通り越してもはや八百長みたいな事になってしまうので
この点に関しては納得する方が変だと思っています。
そして今回の件ですが、
ジャッジは尊敬できる部分の多い選手だけにとても残念。
あんなに曲がった事が大嫌いだった人の、この変わり様にはショックを隠せませんが
「これがヤンキースというチームの中で生きていくという事だ」というのであれば、
やはりヤンキースのことは一生好きになれそうもないし
「ヤンキースだけには絶対いきたくない」と思っていた翔平の判断に改めて「さすがです」と言いたい気分です。