羽田事故 海保機長 “管制官から離陸許可” 認識に食い違い | NHK
2日、東京の羽田空港で、日本航空の旅客機が着陸した直後に海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突して炎上し、海上保安庁の乗組員5人が死亡した事故で、国土交通省が確認したところ、管制官からは海上保安庁の航空機に対し、滑走路に入る手前まで走行するよう指示が出ていたとする一方、海上保安庁の機長は管制官から離陸の許可を得ていたなどと、まったく食い違う認識を示していることがわかりました。
元日に大地震があったと思ったら
翌日には羽田空港で大惨事。
しかもJALに引き潰されて爆発炎上し、
死者5人を出した海保の航空機は
北陸地震の支援に向かう予定だったといいます。
今のところ、管制官は「着陸許可は出したが離陸許可は出していない」と言い、海保は「離陸許可が出ていた」と言っていて証言が食い違っていることがわかっています。
さて、嘘つきはどっちなんでしょう。
こういう大災害時には予定外のことや
予想外のことが次から次へと起こってきます。
ただでさえ年末年始で
空港が目一杯になっているところに
被災地に向かう航空機やヘリなどが加わるわけですから
誘導する方も大変な苦労があると思うんです。
そんな中「管制塔がミスをしなかった」とは絶対言えないし
「JALが聞き間違えた(勘違いした)」「海保が聞き間違えた(勘違いした)」という可能性だってあるわけです。
でも管制塔とのやりとりは録音されているんだし、JAL、海保の両方にブラックボックスがあるんですから
それを解析すれば、原因は一発でわかるはずです。
なのでその音声解析を待ちたいと思っているんですが、
国交省の動きが何となく怪しい気がしてなりません。
ぶっちゃけてしまうと
「もうすでに原因がわかっているのに事実を隠そうとしている」っていう感じがしてしまいます。
去年、自衛隊機が墜落して隊員が全員死亡した時だって
「嘘やろ!?」っていう動きっていうか、完全に意味不明なことを言ったりやったりしていてその時から大きな不信感が否めません。
墜落を目撃した島民が「あっちの方に落ちて煙があがった」と墜落した方角を指で差して説明していたのに
「探しているのに全然見つからない」「どこに墜落したのかも全然わからない」って言い張ってたじゃないですか。
あの時と同じことが起こらないことを祈るばかりです。
事故の原因をきちんと説明して、その証拠も必ず公表して欲しいです。