大谷特需 ペットショップに問い合わせ殺到「大谷君と同じ犬いますか?」「いくらぐらいですか?」ハイタッチで一躍有名になった“時の犬”

 ペットショップへの問い合わせが殺到しているという。エンゼルス・大谷翔平投手(29)がア・リーグMVPを獲得した瞬間が放送された時に、かわいがる様子が何度も映し出された「コーイケルホンディエ」という珍しい犬種。日本では毎年100頭前後しか登録されておらず、初めて正式な名前を耳にしたファンからの電話が鳴りやまない事態となっている。

 

全国に133店舗を展開しているPetPlus(ペットプラス)のとある店舗では、大谷のMVP受賞が決まった17日から、「大谷君と同じ犬いますか?」「どこに行けば買えますか?」「お値段はおいくらぐらいですか?」「入荷予定はいつになりますでしょうか」といった問い合わせが続いているという。

 

オランダ原産のコーイケルホンディエは、小さい子供や他の犬とも仲良くできる穏やかな性格で、陽気で明るい一面も兼ね備えていることから、マニアの間では人気の高い犬種だという。

 

史上初となる2度目の満票MVPが確定した瞬間には、ハイタッチを求める大谷の手に反応して足でタッチする愛くるしい様子があり、大谷が首付近にキスをしたり、頭をなでられている際には身を委ねているシーンもあり、ネットでは「かわいすぎる」「大谷君が飼ってるのかな?」「すごくなついてる」「私もなでなでしてほしい」といった反響であふれ返るなど、時の人ならぬ“時の犬”となっている。

 

 

【問い合わせ殺到】 “大谷の愛犬”の話題止まらず! 購入に最長6年待ち?

 

 

繰り返しになりますが翔平は昔からずっと「犬が飼いたいけど世話をしてやれないので飼わない」と言い続けていたし

「何かあったら困るのでもし将来的に犬を飼うことがあってもメディアには絶対出さない」って言っていたんです。

 

なのでMVP発表の時一緒にいた犬のことは「代理人かスタッフの犬だろう」と思ったんですけど

本当に翔平の愛犬だと知り、意外すぎて超ビックリしました。

 

 

縁を大切にしている翔平には

「犬を飼うことをずっと我慢してきたけどこれも何かの縁なんだろう」

「“犬を飼うなら今”っていうことなんだろう」と考えて今回は思い切って決心したのかもしれません。

 

とにかく翔平のあんなに幸せそうな姿を見たのは初めてでしたし

「犬を飼う事によって翔平が幸せに暮らせるならファンとしてはこれ以上幸せなことはない」と思っています。

 

 

でもメディアに自分の愛犬を出すのだけはやめて欲しかったです。

そんなことしたら絶対に「自分も大谷と同じ犬が欲しい」っていうバカがウジャウジャ出てくることぐらい簡単に予想できるからです。

 

と思っていたら案の定「大谷と同じ犬が欲しい」と血眼になっているバカが大勢いると知り、心の底から憤慨しています。

 

そういう人達って「犬が大好きで最後まできちんと面倒をみる覚悟があるから飼いたい」っていうんじゃなくて

「大谷と同じ物が欲しい」っていうことなんですよ。

 

「犬」じゃなくて「物」ね。

 

「生き物を飼う」っていう決意も覚悟もなく、ただただ「大谷と同じ物持ってるんだぜ」って自慢したいだけ。

だからもし手に入れることができたらインスタやツイッター(現X)といったSNSに、間違いなくアップしまくるはずです。

 

またそれだけでなく、この人気に乗じてコーイケルホンディエに無理やりたくさんの子犬を産ませるブリーダーも続出するはずで、それが何より許せない。

 

 

日本という国は今まで何度も「ペットブーム」が起こりましたが、そのブームに乗って生き物を手に入れた人たちの多くがその後

「もう飽きた」「飼育に金がかかる」「世話が面倒」「臭い」「うるさい」「可愛くない」「懐かない」といった理由で飼育放棄したり、公園に捨てたり、保健所に「処分して」と持ち込んだりしています。

 

動物愛護の精神に関してはとても先進国とは思えない酷さで、本当に幼稚で未熟な国民性だと言わざるを得ません。

 

 

そして最後に、これは私個人としての勝手な希望です。

 

翔平みたいな影響力の大きい人が犬を飼うとなったら大騒ぎになることは十分予見できたはずですし

もし犬を飼うのであれば、犬に無理やり子供を産ませて大儲けをしているブリーダーやペットショップから買ってくるのではなく

何の罪もなく殺されようとしている保護犬を引き取って欲しかったです。

 

そうすれば「大谷の愛犬はコーイケルホンディエ」ということが大騒ぎされるのではなく

「お金なんかいくらでもある大谷がペットショップで買わずに保護犬を引き取った」ということが世界的なニュースになったと思うし

そのことによって「そうか。保健所から引き取るっていう選択肢もあるんだ」と気づいてくれる人や

「自分もペットを飼う時は保護犬や保護猫を引き取ろう」と考える人が増えたのではないかと思います。

 

そういった事から今回の愛犬の公開は、私的には本当に残念でした。

 

 

 

 

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