こちらの記事に関係するお話です。

 

 

 

 

一部メディアや一部企業が

「ジャニーズ事務所のタレントたちは被害者」

「被害者なのに仕事を奪うのは間違っている」

「だからウチは今後も変わりなくジャニーズをタレント達を起用する」

という声明を公表していたわけですが

ここで言いたいのは

 

現ジャニーズ達は

本当に被害者なのか?

 

ということです。

 

 

よ~~く考えてみてください。

 

 

自分が被害に遭ったか遭っていないかは

まず横に置いておくとして

でもジャニー喜多川の性癖と犯罪行為は

全員が知っていたわけです。

 

 

なのに、誰にも言わず誰にも助けを求めず

そのまま大人になり

自分達は人気アイドルになっていった。

 

後から次々に入ってくる子供たちが

毒牙にかかるのを止めようともせず

「帰った方がいい」とも

「ジャニーさんの部屋に行くのはやめた方がいい」とも言わず放置していた。

 

それどころか

「ジャニーさんが待ってるから早く言った方がいい」とか

「ジャニー喜多川の自宅まで連れていってあげる」とか

どう考えても共犯者じゃないですか。

 

 

しかもです。

 

どれだけ多くのジャニーズ達が

「ジャニーさんに“ユー!〇〇しちゃいなよ”って言われた」

みたいな面白話をテレビや雑誌で繰り返していました?

 

ジャニーさんは面白い人

ジャニ―さんは奇想天外な人

ジャニーさんは面白くて優しくてアイデアマンで素晴らしいプロデューサー

ジャニーさんは最高のエンターテイメントを生み出した人

ジャニーさんは第二の親

ジャニーさんは一番の恩人

ジャニーさんを心の底から尊敬しているし感謝している

ジャニーさんを世界一愛してる

 

こういうことを今までどれだけのメディアで発言してきました?

 

 

先ほど書いた記事の中でメディアのズルさを散々書きましたが

当のジャニーズ達が口を開ければジャニー喜多川を絶賛し

ジャニー喜多川に対する熱い思いを語っていたんですから

メディア側の人間にしたら

「ですよね~!」

「やっぱジャニーさん最高ですよね!」

ってなってしまうじゃないですか。

 

その逆で、もし現ジャニーズ達が

「これは絶対におかしい」

「自分はもう我慢ができない」という態度を取っていれば

メディアもジャニー喜多川の犯罪行為を完全にスルーするなんていうことはできなかったはずです。

 

 

ということは、メディアが

「自分達は何も言わずに黙っていればいいんだ」

「本当の事なんか言う必要もないし言ったところで誰も得しない」

「昔も今もこれからもジャニーズ事務所の命令に大人しく従って視聴率を取ってくれるジャニーズをドンドン起用していけばいい」

と思ってしまう原因をつくった張本人ということになるし、メディアが口を塞ぐ口実づくりにジャニーズらが協力していたことになるんじゃないですか?

 

 

 

しかもです

 

 

ジャニーズ事務所の「このドラマもこの映画もこの特番もこのCMもこのイベントも全部ウチの子を使いなさい」という圧力・脅迫・恫喝によって、本来起用されるはずだったタレントや俳優らが次々に仕事を奪われ

酷いケースになるとジャニーズ事務所からのあまりの圧力でテレビに出ることができないまま芸能界から去っていった人たちも大勢いるんです。

 

つい最近でいえば「A-Studio」がいい例ですよね。

 

「A-Studio」は色々な女優さんや女性タレントが入れ替わりでサブMCをしていたのにそれが一切取りやめになり

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷大輔が毎回サブMCを努めることになり、それと同時にゲストがジャニーズになることが増えてきていました。

 

こうやってジャニーズ事務所以外の人達は仕事を奪われ続けてきたわけですよ。

 

もっとも今回の一件でSexy Zone中島健人の出演回が中止になっていますが

「ジャニーズNGで中島健人の回が中止になったのに何でサブMCは藤ヶ谷のままなんだよ」っていう話。

あまりに矛盾しています。

 

 

ここでもう一度考えてみて欲しいんです。

 

 

ジャニー喜多川の性犯罪を知っていた(もしくは経験していた)のに

「見て見ぬふり」「何もなかったふり」をして数えきれないほど多くの被害者を生み出してきた

 

被害に遭って逃げ出した子がいても

やるだけやっておいて「お前はもういらない」と追い出された子がいても

「自分達には関係ない」

「自分達は国民的アイドル」

「自分達は国民的大スター」

と知らん顔をし

事務所が圧力と脅迫と恫喝で奪い取ってきた「主役・大役」「大手のCM」などを当然の様に受け取り

誰もが羨むようなセレブ生活を手に入れた

 

そして何かある度にジャニー喜多川との楽しかった思い出、嬉しかった思い出、感動した思い出などを「我も我も」と語り尽くし

「ジャニー喜多川という人がどれだけ素晴らしい人間か」ということを世間に大アピールし続けてきた

 

 

これのどこが被害者なのかということを私は全ての人々に問いたい