レギュラーシーズン141試合目

 

 

9月7日(日本時間8日)

エンゼルス対ガーディアンズ

本拠地:エンゼルスタジアム

 

右脇腹を痛めているエンゼルス大谷翔平は今日も出場ならず、4試合連続で欠場。

チームは1点を追う9回に粘り、2死満塁からグリチェクの適時打でサヨナラ勝ち。

連敗を6で止めることができました。

 

グリチェクはエンゼルスから2度目のウェーバーにかけられている選手です。

先日エンゼルスが突然ウェーバー公示(この選手いらないので欲しい球団ありますか?ということ)をした際、6人の選手の名が出ていてその中にグリチェクも入っていました。

でもグリチェクだけ希望球団が現れず、5人だけ別の球団に移籍していったんです。

 

エンゼルスが急にウェーバー公示したのは、チーム総年俸を削減してぜいたく税の課税ラインを回避するのが狙いと言われています。

でもグリチェクが残ってしまった結果、贅沢税を回避することができなくなってしまったんです。

そのため「どうしてもグリチックをどこかの球団に貰って欲しい」ということで2度目のウェーバーにかけたということ。

選手にとってこんな屈辱的なことはありません。

 

そして今日、サヨナラヒットを打ってエンゼルスの連敗を6で止めてくれたのがそのグリチックなんです。

 

 

 

そりゃ厳しいプロの世界だからトレードに出されたりウェーバーにかけられたり戦力外通告されたりするのは仕方がない事だけど、

エンゼルスの場合許せないのはフロントの戦略ミスを選手たちのせいにして選手たちの人生を振り回しているところです。

「このチームのために頑張ろう」と必死になっていた選手らに対するリスペクトが皆無です。

 

メジャーリーガーとしての意地を見せてくれたグリチック

思わず号泣してしまいました。

 

翔平だけを大事にするのは翔平のためにもチームのためにもならないからやめてくれ

 

 

≪試合結果≫

エンゼルス3-2ガーディアンズ

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9
ガーディアンズ 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 9 1
エンゼルス 0 0 0 0 0 0 1 0 2x 3 9 0

 

 

この日、翔平は試合前にスイングを行った後、フィールド上で軽めのダッシュを繰り返し体の状態を確認。

試合は僅差の展開で代打も考えられる状況だったものの出番はなし。

 

試合前に代打の可能性を探ると明かしていたネビン監督は、代打での出場が可能だったかどうかについて問われると、「NO」と即答。

続けて「明日、球場に来て状態がどうか。今日は多くスイングしたが、まだ100%では出来ないと感じたようだ」と明かしています。