現地8月1日(日本時間8月2日)の期限までに
翔平がトレードされるかされないか
この事がメジャー関係者と
メジャーリーグファンの間で
一番注目されていたわけですが
7月26日、エンゼルスの球団上層部が
「大谷は出さない」という決定をしたそうです。
そしてそれを裏付けるかの様に
今日、エンゼルスが売り手から買い手に回ったことが判明！
しかもエンゼルスにとって一番重大な問題点だった
投手2人の入団を発表しています。
OFFICIAL: The Angels have acquired RHP Lucas Giolito and RHP Reynaldo López from the Chicago White Sox in exchange for minor league LHP Ky Bush and C Edgar Quero. pic.twitter.com/Q6pdZ9MKve
— Los Angeles Angels (@Angels) July 27, 2023
つまり、「今季のポストシーズン出場に向けて本気の補強を始めた」という事になるので
翔平を出すわけがありません。
もっともオーナーのモレノがここ最近になって
「大谷はトレードに出さない」
「大谷をトレードに出したら自分は一生恨まれてしまう。でもFAで大谷が出て行ったらそれは大谷のせいになる」
って言い切っていたんですけど
もちろん理由はそれだけではないと思います。
＊「100年に一度の選手」「メジャー史上最高の選手」と言われる大谷を他球団に取られたくない
＊ここまで親身に面倒をみてきたのは自分たち
＊大谷によってもたらされる膨大な利益を失いたくない
＊今トレードに出したらエンゼルスは大谷を一生失うことになる・・・などなど。
また、期限まであと6日もある状況で早々にこの決定を示したのにはワケがあります。
実は多くの球団からこういった苦情が殺到していたと言います。
「大谷を出す気があるのか無いのか1日でも早く意思表示して欲しい」
「大谷がトレードされるかどうかわからないと選手の補強ができない」
これどういう事かというと
「もしかしたら大谷をトレードで手に入れる事ができるかもしれない」という可能性があるウチは
自分の球団の若手有望株をエンゼルス以外の球団に出さず、所持していないといけないわけです。
実際にいつもだったら活発にトレードが行われている今の時期に大型トレードが殆ど行われていません。
なのに、もし「結局大谷はトレードに出されなかった」となると「だったらウチの若手有望株をあそこの球団とトレードして戦力を補強しておけたのに！」となってしまうので
結果としてエンゼルスが他の球団からすんごい恨みをかってしまうということ。
やっぱりそれはどう考えてもマズイので「出さないと決めたのなら早めに公表した方がいい」という流れになったんだと思います。
そしてそして「大谷翔平のトレードの可能性がなくなった」という事で日本のメディアも大騒ぎです。
「エンゼルス 大谷を放出しないことを決断」と米メディア報道！９年ぶりプレーオフを目指してトレード市場では一転して「買い手」へ
エンジェルスはついに腹を固めたようだ。７月26日（現地）、『スポーツ・イラストレイテッド（ＳＩ）』電子版で敏腕記者として知られるトム・バードゥッチが「エンジェルスが大谷を放出しないことを決めた」と報道。オフにフリー・エージェント（ＦＡ）となる稀代の二刀流選手とともに、最後までプレーオフ進出を目指して戦うことを決断したのだという。
大谷のトレードをめぐっては、７月に入ってからさまざまな情報が錯綜していた。エンジェルスは他球団からのトレード申し込みにも耳を傾けつつ、自軍の戦況、さらには大谷との再契約可能性も考慮しながら、ギリギリまで決断を留保するとみられていた。しかし、トレード期限までまだあと１週間と、比較的時間が残っている段階で結論を下したことになる。
エンジェルスファンにとっては朗報だが、状況は決して楽観できない。26日を迎えた時点で、エンジェルスは52勝49敗でワイルドカード３位から４ゲーム差。アメリカのデータサイト『FanGraphs』と『Baseball-Reference』が算出したプレーオフ進出確率はそれぞれ15.8％と10.0％にすぎない。
しかも、８月は“死のスケジュール”が待っている。実に３週間以上にもわたって、息つく暇もなく強豪チームとの戦いが続くのだ。
もう翔平をトレードに出さずポストシーズンを本気で目指すと決めたのならそれでいいし
絶対に頑張って欲しいとは思うんですけど、やっぱりこれだけは言わせてください。
本気出すのおせーんだよ
「エンゼルスの問題点は投手陣」っていうのは誰が見たってわかることだし
様々な関係者や評論家がそう指摘していたのに、エンゼルスがやってきたのは打者の補強ばかりでした。
その原因はオーナーのモレノが強打者が大好きで投手に興味がなかったから。
もうこの時点でこの人が球団のオーナーをやること自体が間違ってるんですよ。
「素晴らしい活躍をしてくれる先発投手が足りない」
「先発投手がつくってくれた勝ちゲームを守るリリーフが足りない」
「先発・リリーフがつくってくれた勝ち試合をきっちり締められるクローザーが足りない」
これで勝てるわけがないだろうがバカ
エンゼルスが本当に強くなるためには野球が好きじゃないこのオーナーを一刻も早く追い出して
能なし役立たずのGMをクビにすること！
ま～、そこんとこは翔平が一番よくわかっているでしょうから
きっと今季の結果とチーム状況をよく考慮して、自分にとって一番いい決定をしてくれると信じています。