上矢印

こちらの記事の中で書いた通り

「パワハラやイジメに耐えかねての犯行なんじゃないか」と思っていたんですが

実はそうではなかったみたいです。

 

教官に叱られたと自衛官候補生 小銃発射、事件前のトラブル捜査

 
岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ、2人が死亡、1人がけがを負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自衛官候補生の男(18)が死亡した52歳の教官に叱られたという趣旨の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。
 
もう1人の死亡した25歳隊員を狙ったわけではなく、発射を妨げようとしたから撃ったという話もしている。25歳隊員への殺意は否定。
 
岐阜県警と陸自は教官が標的だった疑いもあるとみて、トラブルの有無や当時の状況を調べている。

 

 

 

 

 

叱ったね!?

パパにも叱られたことないのに!

 

 

 

じゃねえんだよ

 

 

 

 

「叱られた内容(事情)」と

「どういう叱り方をされたのか」という事が

全くわからないのでまだ何とも言えないけれど

自衛隊員っていうのは殺傷能力のある武器を

使用することが許されている特権と

特別任務を背負った人たちじゃないですか。

 

 

ほんのちょっとの油断や

ほんのわずかなミスで

自分が死んだり

仲間が死んだり

市民が死んだりする事があるんだから

指導が厳しくなるのは当たり前だし

厳しく教育して貰わないと困るんですよ。

 

 

なのに一般企業の新人社員の様に

上司にちょっと叱られただけで

すぐ会社に出勤しなくなったり

すぐ辞表を出したり

上司を逆恨みして刺したりみたいな事を

気軽にやられたらたまったもんじゃありません。

 

 

 

数年前、海外の軍隊が手榴弾のピンを抜いて投げる訓練をしているのを見たことがあるんですが

若い隊員がピンを抜いた後、力が入り過ぎてしまって手榴弾を自分の足元に叩きつけてしまったんですよ。

 

でもその若い隊員、咄嗟に逃げる事ができずその場に立ち尽くしていたら

すぐ傍にいた上官がその隊員を抱えてコンクリートの壁の向こう側にジャンプして身を伏せた瞬間、手りゅう弾が大爆発したんです。

 

そしてその若い隊員はボッコボコに殴られてたんですけどそんなの当たり前じゃないですか。

だって「手榴弾を足元に投げつける」「すぐ逃げずに立ち尽くす」っていう絶対にやってはいけない2つの大きなミスを犯したんですから。

上官が助けなかったら間違いなく死んでいたし、上官が助けるのがもう少し遅かったら上官も道連れになっていたわけです。

 

だから何かちょっとでもやらかしたら厳しく叱られるのが当たり前。

 

 

それぐらいの覚悟で入隊しなくちゃアカンやろ