レギュラーシーズン37日目

 

5月9日(日本時間10日)

エンゼルス対アストロズ

本拠地:エンゼルスタジアム

 

エンゼルス大谷翔平は「3番投手兼DH」で先発出場

7回を6安打3失点に抑えたが今季初黒星を喫した。

1-0で迎えた5回、突然投球が乱れだすと元相棒のマルドナド捕手に逆転2ランを浴びてしまいました。

その後もヒットを打たれ続けチームは負けて、翔平に初黒星

4勝1敗

打撃の方もふるわず3打数無安打

自らを援護することは出来ませんでした。

 

 

翔平というと登板の際はいつも立ち上がりに不安があって、その後徐々にギアを上げていく・・・

というのがお決まりのパターンになっていましたが、今日の試合を含めた近々の3試合は全て「序盤は最高の立ち上がりだったのに中盤で突然乱れボコボコ打たれる」というパターン。

 

今日は5回に突然投球フォームがおかしくなり、まるでキャッチボールの様な投球をみせたので、視聴者が一斉に「今のどうした?」「何が起こった?」「肩か肘やっちゃったんじゃない?」と大パニックになっていました。

でもその直後、右手の指を気にしていたので「マメがつぶれた?」と思ったんですが、試合後のインタビューで「爪が割れた」と語っていました。

 

今日の試合は爪が割れるというアクシデントもありましたが、何と言っても一番大きかったのはキャッチャーが次々と負傷者リスト入りしてしまったことです。

今日のキャッチャーは「代理の代理」で翔平のボールを受けたのは今日が初めてでした。

そのため翔平はいつもの決め球「スプリット」「スイーパー」を投げることがでなかった上、キャッチャーの捕球ミス・送球ミスが多く、私を含めた視聴者も「これ今日はダメだろう」とため息。

そしてその通り、残念な結果になってしまいました。

 

そもそも選手層が薄いエンゼルスなので主軸選手の離脱がこうも多くては、今年もポストシーズン進出は無理でしょう。

 

 

 

 

≪翔平の結果≫

 

大谷1回

1デュボン フルカウントから157キロで空振り三振

2ブレグマン 137キロのスイーパーで三ゴロ

3アルバレス 1-2からピッチクロック違反を取られ2-2。フルカウントからスイーパー外れ四球

4アブレイユ 156キロのツーシームで三ゴロ

投球数は22

エンゼルス対アストロズ エンゼルス先発の大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アストロズ エンゼルス先発の大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アストロズ 1回表アストロズ無死、デュボンを三振に仕留め、メジャー通算501奪三振を記録する大谷(撮影・菅敏)
1回表アストロズ無死、デュボンを三振に仕留め、メジャー通算501奪三振を記録

 

第1打席

1回2死

アストロズ投手は左腕バルデス

フルカウントから135キロのカーブを打って二ゴロ

エンゼルス対アストロズ 1回裏エンゼルス2死、二ゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
 
大谷2回
5タッカー 初球スイーパーで投ゴロ
6ペーニャ 137キロのスイーパーで空振り三振(2個目)
7ジュルクス 137キロのスイーパーで空振り三振も振り逃げ(記録は三振と暴投)
8マイヤーズ 2球目にジュルクスが二盗成功。157キロ直球で見逃し三振(4個目)
投球数は35
エンゼルス対アストロズ 2回、投球間に叫ぶ大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アストロズ 2回表エンゼルス1死、ペーニャを空振りの三振に仕留め、ルースの501奪三振を超える大谷(撮影・菅敏)
2回表エンゼルス1死、ペーニャを空振りの三振に仕留め、ルースの501奪三振を超える
エンゼルス対アストロズ 2回表エンゼルス1死、ペーニャを空振りの三振に仕留め、ルースの501奪三振を超える大谷(撮影・菅敏)
 
エンゼルス対アストロズ 4回表2死一塁、打者ジュルクスの時、捕手オークリーが一塁走者ペーニャの盗塁を阻止し、ガッツポーズを見せる大谷(撮影・菅敏)
 
 
大谷3回

9マルドナド スイーパーで三ゴロ

1デュボン ツーシームで一ゴロ

2ブレグマン 136キロのスイーパー打たれ左前安打

3アルバレス 初球カットボールで二ゴロ

投球数は46

 

 

大谷4回

4アブレイユ 138キロのスイーパーで空振り三振(5個目)

5タッカー 初球、捕手のミットに当たり打撃妨害で出塁

6ペーニャ 152キロのツーシームで三ゴロ。2死一塁

7ジュルクス 素早いけん制で一走を刺したがチャレンジで判定覆りセーフ。その後盗塁失敗

投球数は57

 
エンゼルス対アストロズ エンゼルス先発の大谷(撮影・菅敏)
 
エンゼルス対アストロズ 4回表2死一塁、打者ジュルクスの時、捕手オークリーが一塁走者ペーニャの盗塁を阻止し、ガッツポーズを見せる大谷(撮影・菅敏)
 
エンゼルス対アストロズ 4回表2死一塁、打者ジュルクスの時、捕手オークリーが一塁走者ペーニャの盗塁を阻止し、ガッツポーズを見せる大谷(撮影・菅敏)
 
第2打席

4回1死

アストロズ投手は左腕バルデス

フルカウントから135キロのカーブをうまく合わせたが中飛

 

エンゼルス対アストロズ 4回裏エンゼルス1死、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
 
大谷5回

7ジュルクス スイーパーを捉えられたがフェンス手前で左翼のウォードがキャッチ

8マイヤーズ ストレートの四球

9マルドナド 5球目にマイヤーズが二盗成功。137キロのスイーパー打たれ左越えへ逆転2ラン被弾

1デュボン 155キロ直球打たれ右前安打

2ブレグマン 158キロ直球で詰まらせたが二塁後方に落ちる安打

3アルバレス 初球153キロのカットボール打たれ左前適時打で1-3

4アブレイユ ツーシーム三ゴロ。2死二、三塁

5タッカー 161キロ直球で一ゴロ

投球数は81

 

エンゼルス対アストロズ 5回、右手を気にする大谷(撮影・菅敏)
右手を気にする翔平
 
エンゼルス対アストロズ 5回表アストロズ1死二塁、マルドナドに2点本塁打を打たれる大谷(撮影・菅敏)
マルドナドに2点本塁打を打たれる
エンゼルス対アストロズ 5回表アストロズ1死二塁、マルドナドに2点本塁打を打たれ、指を気にする大谷(撮影・菅敏)
マルドナドに2点本塁打を打たれ指を気にしている様子
 
 
大谷6回

6ペーニャ 154キロで二飛

7ジュルクス スイーパーで遊ゴロ

8マイヤーズ 158キロ高め直球で空振り三振(6個目)

投球数は94

 

第3打席

6回2死一塁

アストロズ投手は左腕バルデス

初球をスイングしたが捕手のミットにバットが当たり打撃妨害で出塁。好機が広がったがレンゾン三振で無得点

 
エンゼルス対アストロズ 6回裏エンゼルス2死一塁、捕手マルドナド(右)の打撃妨害で出塁する大谷(撮影・菅敏)
 
エンゼルス対アストロズ 6回裏エンゼルス2死一塁、捕手マルドナド(右)の打撃妨害で出塁する大谷(撮影・菅敏)
 
大谷7回

9マルドナド 153キロツーシームで空振り三振(7個目)

1ヘンズリー 内角ツーシーム打たれ右前安打  

2ブレグマン 初球150キロのツーシームで二ゴロ併殺打

投球数は103

第4打席

9回先頭

アストロズ投手は右腕プレスリー

カウント1-2から129キロの縦割れカーブを振って空振り三振

 

エンゼルス対アストロズ 9回裏エンゼルス無死、空振りの三振に倒れる大谷(撮影・菅敏)
 
エンゼルス対アストロズ 9回裏エンゼルス無死、空振りの三振に倒れ、ベンチに戻る大谷。中央は捕手マーティン・マルドナド(撮影・菅敏)
 

≪試合結果≫

 

エンゼルス1-3アストロズ

 

チーム

【本】ネト(エ)マルドナド(ア)

 

 

≪試合後インタビュー≫

 

-爪が割れた?

もともとちょっと割れてたんで、という感じですかね。

 

-今後の影響は

おそらくないとは思います。まだ投げたばっかりでやってないので、普通のいつも通りの日程でいけるかなと思います。

 

-相手の左腕バルデス投手、エースとの投げ合いは楽しめたか

あんまり自分の打席以外はちょっと見てなかったので、テンポよく投げているなと思ってましたけど、素晴らしいピッチャーなので、ロースコアになるっていうのは分かってましたし、そこで逆転されてしまったというのが負けた要因かなと思います。

 

-新しい捕手とコンビ

信頼関係が一番じゃないかなと思うので、お互いにそうですけど、キャッチャーも見たことない球、あんまり捕ったことのないピッチャーの球っていうのは捕りづらいと思うし、今後組んでいくかどうか分からないですけど、組んでいくこともあると思うので、今日より次の登板が良くなるようにコミュニケーションを取りたいなと思います。

 

-3登板連続で打たれている

ホームランになってるので、前回もそうでしたけど一番かなと思いますし、先頭をフォアボールでランナー出しているのがそういうイニングにもちろんつながってくるので、そこは改善点かなと思います。

 

-ベーブ・ルースの通算奪三振を超えた

奪三振自体は今日はあんまり多くなかったですけど、いいボールも悪いボールもはっきりして、超えたというのはもちろんいいことですし、まだ今年始まったばかりなので、毎登板毎登板健康な状態で試合には入れるように努めたい。

 

-最近の打撃について

今日も打てる球は何球かあったと思いますし、素晴らしいピッチャーなので、なかなか失投っていうのは少ないと思うんですけど、今日はその球を打てなかったっていう単純にそれに尽きると思うので。調子は良くも悪くもないぐらいの感じかなと思います。

 

-今日のような投手戦で負けた後の感情は

もちろん向こうのピッチャーが素晴らしかったっていうのはあると思うんですけど、失投は何球かあったので、そこで自分自身が打ってチャンスを作ってれば、勝つチャンスはあったんじゃないかなと思うので。ピッチングよりかは打席でのアプローチが今日に関してはどちらかと言うと悪かったかなと思います。

 

-爪が割れたのはいつ頃

どのくらいかは覚えていないですね。気づいたら、って感じだったので。あまり痛いとかはなかったですし、多少弱いなとは思いましたけど、そんなに。6、7回も良かったですし、投げているボール自体は悪くはなかったので。

 

-ツーシームが多かった

ゲームプランの1つとして各ゲーム、どういう風にいこうかなっていうのは決めてますけど、そのうちの1つかなと思いますね。

 

-スプリットが少なかったのは

投げるべきカウントとか雰囲気だったりとか、そこら辺がまず少なかったのと、あとは初めて組むキャッチャーなので、ブロッキングのデータだったりとか、あまり分からない状態だったので。そんなにリスクのあるボールを選択して、投げるのが有効かどうかっていうのをてんびんにかけて、投げている感じですね。

 

-爪は関係ない

関係ないですかね。

 

-オーキーと組んでみて

やっぱり1回目なので、どうというのはお互いに分からないところもありますけど、登板終わったあとも、コミュニケーションとりましたし、キャッチャーの方から見て感じたゲームっていうのを意見交換しながら、次によりいいピッチングができるように、また明日からあるので、もっとコミュニケーションをとりたいなと思います。

 

-オーキーから具体的にはどんなアドバイスが

初めてなので、キャッチャーの方からあまり、とは話していたので、そこは気にしないで感じたことがあればどんどん言って欲しいと、僕の方からは伝えているので。そこは次回以降、もちろんどうなるか分からないですけど。

 

-マルドナドに打たれた

投げた位置も悪かったですけど、どちらかというと僕の方に責任があるというか、もちろん打ったバッターも、いい打席で、いい結果が出たというのもあると思うんですけど、やっぱり投げるべきスポットに投げ切れていないというのはあるかなと思いますね。

 

 

 

ま~、こういう日があって当たり前なのであまりガッカリしたくありませんが

ストレスの強い登板日が続くことは絶対いいはずがないので、どうしても心配してしまいます。

割れた爪も今後悪影響が出ないことを祈るばかり。

 

さて!明日のエンゼルスさんは?

AM5:07スタート!アストロズ三連戦の最終日

アベマでは放送がないのでSPOTVを見ようと思います!

 

明日はガンガン打ってストレス発散できますように!