レンタカーに大麻を置き忘れた男
レンタカー店に「取りに行くから中身を絶対に見るな」と電話
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電話をもらったレンタカー店
中身を確かめると薬物の様な物が入っていて110番
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レンタカー店を訪れた男二人逮捕
「見るなよ?絶対見るなよ?」=「絶対見ろよ」は日本の常識ですけど?(笑)
ってゆ~か、世界の常識。
「押すなよ?絶対押すなよ」→「押す」というコントは『心理的リアクタンス』を利用したギャグで
だから面白いし万人ウケするわけです。
ま~、今回のレンタカー店のケースは
「お客さんの忘れ物は中身を確認する」「不審な点があった場合は必ず警察に連絡する」という決まりになっているので
犯人たちに「絶対見るな」と言われても見ていたはずですけど(笑)
子育てする際に「勉強しなきゃダメ」「遊んじゃダメ」というように「あれをするなこれをするな」「こうしろああしろ」と親が命令ばかりしていると、反抗心と反逆精神が大きくなり、恨みつらみの強い人間に成長してしまうというのも『心理的リアクタンス』と関係しています。
世間を騒がせる様な突拍子もない犯罪を起こした犯人について、身内や近所の人が「大人しくていい子だったのに」「勉強もスポーツもできる子だった」「生徒会長をやっていた」というコメントをしているのをよく見聞きすると思うんですが
私はそういった犯人らは『心理的リアクタンス』の影響を受けている人が多いのではないかと思っています。
だから事件が起こる度に言っているんです。
「逮捕しました、有罪になりました、お終い・・・ではなくどういう親にどういう育てられ方をしたのか詳しく調べて公表して欲しい」って。
本当の解決ってここにしかないからです。
心理的リアクタンス
「選択の自由・行動の自由」を第三者によって脅かされ「自由を奪われた・権利を迫害された」と感じた際に、自分の自由と権利を回復させるため反発しようとする反応作用