「藤浪がメジャーに行きたがっている」という噂は前から出ていて

 

「ホンマかいな」

「今さら?」

「阪神でも活躍できてない奴が?」

「あんなノーコンで?」

「日本と違ってメジャー相手に死球食らわしたら大変なのに」

「毎回乱闘になるんじゃん?」

 

など散々な言われ方をしていましたが、この度正式にメジャー挑戦することが決定したそうです。

 

 

【阪神】藤浪晋太郎のメジャー挑戦決定 球団本部長「容認するという結論に至りました」

 

 

阪神は17日、藤浪晋太郎投手が今オフ、ポスティングシステムを利用して米球界に挑戦することを発表した。兵庫・西宮市の球団事務所で嶌村球団本部長が「シーズン中からいろいろ話し合いをしておりまして、阪神球団として、藤浪選手のポスティングによる移籍に関して、容認するという結論に至りました」と明かした。

 

背番号19は昨オフから球団に米球界挑戦の希望を伝えており、9月28日に「大リーグは野球の最高峰。若いうちに挑戦したい」と思いを公にしていた。球団は検討を重ねてきたが、岡田新監督の承諾も得た上で容認する方向で調整。今季終了後に本人に結論を伝えたという。  

 

今年の日本野球機構(NPB)へのポスティング申請期間は11月1日から12月15日。球団からの申請を受理したNPBが大リーグ機構(MLB)に伝え、全球団に通知された翌日から藤浪は30球団との交渉が可能になる。契約が成立すれば、阪神は契約額に応じた譲渡金を得ることになるため、米球界の移籍市場の動向も見極めながら、申請のタイミングを判断することになる。

 

 

 

≪会見内容≫

 

―球団が挑戦を容認 

「まず容認してくださった球団に感謝したいです。挑戦できるということで、胸の高鳴りと少々の不安と、いろいろあります」 

 

―球団との話し合いで伝えた思いは 

「やっぱり『世界最高峰のところで勝負してみたいです』という話を素直にさせてもらいまして、それを球団がくみ取ってくださったという感じですかね」 

 

―球団からの言葉は 

「『本当に最後、頑張ってこい。せっかくの人生なので勝負してこい』という話をしてもらいました」 

 

―挑戦を決意した時期は 

「明確に、この時期、この日というのはないんですけど、ここ数年もそうですし、もちろん入団時から成績を残して、という気持ちはあったので。それが、ここ数年にかけて、より強くなってきたという感じでしょうか」 

 

―海外FA権での移籍も考えられたと思うが、なぜ今のタイミング 

「本当にね、海外FA権を取って、自分の力で行くのが一番ベスト。タイガースで良い成績を残して、タイガースを優勝させて行くのが一番だったと思うんですけど、年齢的にも20代後半になってきますし、やっぱり30代前半、半ばになってくると、なかなか向こうに挑戦するというのも簡単ではなくなってくるので。若いうちに、できれば挑戦できたらな、と思っていました」 

 

―周囲に相談は 

「両親とかはもちろん相談しましたし、いろんな親しい方々には相談させていただきました」 

 

―以前から理想の投手であるダルビッシュの影響もあるか 

「もちろんダルビッシュさんもそうですし、日本人選手の活躍を見て。ダルビッシュさんも前田健太さんも、同級生の大谷も鈴木誠也もそうですし、そういう活躍を見て刺激になったのはもちろんあります」 

 

―大谷とメジャーで再戦したい 

「はい。自分がメジャーリーグにいれば対戦する機会もあると思うので、楽しみというかできたらいいなと思っています」

 

 ―交渉で重視する点は 

「希望としては先発やりたいので、そういうところはありますけど、基本的にはあれこれはなくて。その立場の選手じゃないので。提示されたところでいい条件があれば、そこと交渉させてもらいたいなと思っています」 

 

―ファンへメッセージを 

「(阪神在籍)10年間でしたけど、長いようで短いようで、あまり後半の方は貢献できなかったのですが、せっかくの自分の人生、挑戦したいというところで。応援していただけたら、温かく見守っていただけたら、嬉しいなと思います」

 

 

 

≪米メディアの反応≫

 

大谷翔平と同世代にあたる28歳の剛腕は、早くも現地メディアも話題になっている。

 

米移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は藤浪について「この冬のFA市場で興味深い選手として考えられるが、活躍を予測するのは非常に困難」と分析。その理由として挙げているのは、やはり二軍降格を繰り返すようになった2017年以降に陥った“制球難”。フォームが安定した今季は与四球率7.6%と昨季の16.8%から大きく改善したが、依然として懐疑的なスカウトは少なくないようだ。  

 

一方で同サイトは、藤浪が高校時代には「ショウヘイ・オオタニとよく比較されるほどの前途有望な若手投手だった」と強調。そのポテンシャルについても「速球で162キロを記録したこともあり、エリートクラスの投手として君臨した時期もある。そして何よりも10年以上の実績がありながら、来季はまだ29歳という若さは魅力だ」と伝え、いまだ伸びしろがあると予想する。

 

 

 

 

結論から言って、メジャー挑戦は大賛成。

 

甲子園で春夏連覇し、高校時代から大スターだった藤浪晋太郎

その実力と才能に打ちのめされた翔平が「藤浪に負けたくない」という気持ちで必死に頑張っていたというのは有名な話です。

 

その後、翔平は日ハムへ、藤浪は阪神へと道を分けた二人でしたが、入団後どんどん実力をつけて伸び続けていった翔平に対し

最初の数年しか活躍できず坂道を転がり落ちるように挫折を味わいづけたのが藤浪晋太郎です。

 

それから今日に至るまでずっと「ポテンシャルは大谷より上なのに」「スペックは大谷より上なのに」と言われ続けていることを藤浪はどんな思いで聞いていたことか。

そして翔平のメジャーでの輝かしい活躍をどんな思いで見ていたことか。

 

藤浪は翔平と同じ28歳でしかもピッチャーです。

バッターより短命と言われれるピッチャーということを考えると、メジャーに挑戦するならもう今しかないように思えます。

 

成功しなくたっていいじゃないですか。

失敗したっていいじゃないですか。

もしメジャーに行っても制球が定まらず、すぐ首を切られてしまう様なことになったとしても挑戦しないより全然マシだと思うんです。

 

大体翔平だってメジャーに行く時、どれだけの人に批判だれたりバカにされたりしました?

日本人の中にもアメリカ人の中にも「二刀流なんか絶対無理」「メジャーで通用するわけがない」という人が大勢いましたが、今そんなことを言う人は誰もいません。

 

「やってみなくちゃわからない」

「挑戦しなければ何も変わらない」

 

それに尽きると思うんです。

 

阪神で一軍と二軍を行ったり来たりして野球人生を終わらせてしまうぐらいなら、長年の夢を叶えるために挑戦した方が全然マシ!

 

私は応援します!

 

 

ただ翔平はドキドキが止まらんだろうなぁ(笑)

 

頑張れ!翔平!

 

藤浪が他の選手と仲良くしてても睨んだらダメだぞ!(笑)