先日放送された『千鳥かまいたちアワー』
別に見たかったわけではなく、チャンネルがたまたま日本テレビになったままだったので、その流れで見ていたんです。
でも思いがけずいい話を聞くことが出来て感動してしまいました。
それはお笑いコンビ『かまいたち』の山内健司さんの担任の話です。
「中学生だった頃、担任の先生にいわれた言葉が忘れられない」ということだったんですが
その担任だった古田先生が出演して当時の思い出を話してくれました。
山内は明るくて学級で目立つ、エース
優しくて、おとなしい子も含め、みんなを巻き込んでクラスを盛り上げる子だったが
「中高ではお前はモテない。残念ながらお前はモテない。でも大学になったらきっと花開くから大丈夫」といったことは覚えている
中学校時代は見た目がよかったり、足が速かったりする人がモテるが残念ながら彼はそれを持っていなかった
誰も持っていない明るさと優しさ、周りを照らす輝きを持っていたが、そういう良さというのは中高生の女子には分かりにくい
大学になって色々な周りの人との関わりの中でそういう良さがさらに光っていくだろうし、女子も大学生ぐらいになればそういう良さをわかってくれる
教え子の中の一人をこんなによく見てくれているだけでも感動ものなのに、
生徒に夢と希望を与えるようなことをサラッと言えるって凄いことだと思うんです。
しかも本当にその通りになってるし(笑)
思春期で繊細な年ごろの時にこういう先生が担任になってくれたって、とんでもなくラッキーだと思います。
だって先生によっては「生徒をバカにする」「すぐ怒鳴る」「すぐ殴る」「いじめがあっても知らんぷり」っていう人もいるし、先生からのいじめによって学校に行けなくなって不登校になる子がいるぐらいですからね。
そんな中でこんな素敵な先生が担任になってくれたって本当に幸せなことではないでしょうか。
やっぱどんな親に育てられるか、どんな担任にあたるかによって、子供の人生って大きく左右されますよね。