日本時間4月21日、本日の試合は

エンゼルス対アストロズ

 

敵地ミニッツメイドパークでの対戦

 

翔平は「1番DH兼投手」のリアル二刀流で出場。

今季3度目の登板で初勝利を挙げました。

 

 

5回までは「ヒット無し・四球なし・死球なし」のパーフェクトピッチングで11三振を奪う快投。

 

完全に疲れが見えてきた6回

1アウトから初安打を許してしまいましたが

6回を1安打無失点に抑え12三振を奪いました。

 

1試合12奪三振は自身が持つ最多奪三振記録タイ

 

 

 

そして今日は打撃の方でも大活躍を見せてくれた翔平

もうちょっとで満塁ホームランだったフェンス直撃の長打を含む2安打2打点で自らを援護!

 

もう緊張と興奮と感激でクッタクタになった試合でした!

 

 

 

≪バッターの成績≫

 

第1打席:四球

1回先頭打者

アストロズ投手は右腕オドリッジ

フルカウントから6球目低め直球見極め四球で出塁。けん制で2度帰塁し早くもユニホームが汚れた。その後安打と四球で無死満塁。レンドンの押し出し四球で先制のホームイン

 

 

生還した翔平。まだ1球も投げてないピッチャーのユニフォームが泥だらけ

 

第2打席:左二塁打

1回2死満塁

アストロズ投手は左腕テイラー

打者一巡で早くも2度目の打席。カウント1-0から2球目の148キロ外角直球打って左越えへ2点適時打。エンゼルスは6点目

 

 

第3打席:三塁ライナー

3回2死三塁

アストロズ投手は右腕ハビエル

カウント2-2から153キロ外角直球打って痛烈な三塁ライナー

 

 

 

第4打席:バント安打

6回1死走者無し

アストロズ投手は右腕ハビエル

初球ナックルカーブを投手左側へセーフティーバント。一塁送球も高くセーフ。記録は内野安打

 

 

「リアル二刀流で出て6点先制してるのにバント安打で全力疾走するって凄すぎる」と世界が絶句

 

第5打席:左飛

8回2死走者無し

アストロズ投手は右腕モンテロ

カウント2-2から155キロ直球打って左飛

 

ベンチで打者の支度する翔平

 

 

 

≪ピッチャーの成績≫

 

1回裏

1ペーニャ スライダーで空振り三振

2ブラントリー スプリットで空振り三振(2個目)

3ブレグマン 156キロ直球で左飛

投球数は10

 

1回の時点でドロだらけ。

ピッチャーなのに。

 

「おお!これはいい手相じゃ!」

「マジすか?」

じゃなくて抜き打ちの粘着物検査。笑

 

2回裏

4アルバレス スプリットで空振り三振(3個目)

5タッカー 156キロ直球で左飛

6グリエル 158キロ直球で右飛

投球数は19

 

 

3回裏

7グッドラム スライダーで空振り三振(4個目)

8カストロ スプリットで空振り三振(5個目)

9シリ スライダーで空振り三振(6個目)

投球数は31

 

 

4回裏

1ペーニャ スライダーで空振り三振(7個目)

2ブラントリー スプリットで空振り三振(8個目)

3ブレグマン スプリットで空振り三振(9個目)

投球数は43

 

 

2アウトからブレグマンを空振り三振に仕留め雄たけびをあげる翔平

「よっしゃー!!」

 

 

5回裏

4アルバレス 156キロ直球で詰まらせ遊飛

5タッカー スプリットで見逃し三振(10個目)

6グリエル 130キロのカーブで空振り三振(11個目)

投球数は60

 

 

6回裏

7グッドラム 130キロのカーブで空振り三振(12個目=自己最多タイ)

8カストロ フルカウントからスライダー打たれ中前へ初安打許しパーフェクトならず

9シリ スライダーで二飛

1ペーニャ フルカウントから直球外れ四球。2死一、二塁。投手コーチがマウンドへ

2ブラントリー 124キロのカーブで二ゴロ、無失点

投球数は81。

 

 

髪をかき上げるサービスショット

 

この回で降板になった翔平は「1番投手」から「1番DH」に変更されだ次の打席に備えます。

なんか・・・この1試合で痩せた?苦笑

 

 

この日の試合はいつもの翔平と全く違っていました。

 

とにかく試合前の投球練習の時から試合中も笑顔が全くと言っていいほどなく「怒ってる?」と思ってしまうほど真剣な顔をしていて、ちょっと「誰も近づけない・誰も話しかけられない」という雰囲気だった様に思います。

 

 

一平さんでさえ迂闊に近寄れない雰囲気

 

 

 

 

やっぱり2回の登板で2敗していてまだ1勝もあげていない事と、相手がNO1チーム強打のアストロズだった事があって

今までにないほどの緊張と集中をしていたんだと思います。

 

何か本当にこの1試合で痩せた感じがしますが、それぐらいヒリヒリだったんでしょう。

jめっちゃ疲れたと思います。

 

明日はやっとお休み(移動日で試合がなし)なので、今日は美味しい物いっぱいたべて

大好物のクレープも好きなだけたべて、いっぱい寝て欲しいです。

 

 

 

≪試合後インタビュー≫

 

現地メディアのインタビュー  

 

―アストロズ戦の登板は

「素晴らしい打線なので、1人1人抑えたいなという気持ちで行きました」  

 

―ブルペンから出てきたときの心境は 

「まず第1打席あったので、先頭に集中して、自分が出塁することを考えて、1回が終わったからマウンドのことを考えました」 

 

―完全試合だったのは 

「知ってはいたけど球数が多かったので最後まではちょっと厳しいかなと思っていました」  

 

―初回に6点取って 

「もっとアグレッシブに攻められるなと思ってマウンドに上がれて、気が緩むことなくしっかり抑えられて良かった」

 

 

日本メディアのインタビュー

 

―完全試合が続いている時は頭にあったのか

「頭にはあったが、球数が多かったので、なかなか9回まではいかなかったと思う」

 

―6回。カストロ選手に安打を打たれた時は

「特にない。四球よりああやって打たれる方がチームの流れ的にも悪くない。その後の四球の方が良くない」

 

―スライダーを多投したのはもともとそういう作戦か。試合中に良かったので多めに投げたのか。

「どっちもある。ある程度、試合前のプランもあるし、試合をやっていく中でバッターの反応を見ながらというのもある」

 

―投げる前に打席が2度回った。疲れはなかったのか

「あまり考えないようにしている。何回打席が回ってきても、たとえ塁からそのままマウンドに行って、打たれてもそのせいにはしない。特に何も考えないようにしている」

 

―きょうの試合は人生で一番の投球だと思うか

「人生一ではないですね」

 

―メジャーでは一番か

「かもしれない」

 

―今日の自分の球はどうだったか。

「球自体は良かった。初回6点入ってから抑えるのが当たり前の雰囲気の中でリズムをつくるのは難しいが、それをしっかりとできた。それが1球1球のことより自分の中で評価できる」

 

 

 

≪おまけ情報≫

 

本日「1番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメン出場した翔平

初回表エンゼルスの攻撃の際、打者一巡の猛攻で翔平は2度も打席に立ったんですが「先発投手が1球も投げないうちに2度も打席に立つ」というのはメジャー史上初の珍記録なんだそうです。笑

 

 

 

 

 

≪おまけ動画≫

 

翔平の完全試合を阻止しようとしたアストロズのバッターがバントをしたところアストロズのファンが一斉にブーイング!

「卑怯なマネをするな!」「堂々と勝負しろ」っていうことなんでしょう。

アメリカの野球ファンは推しチームのファンだけでなく野球のファンということがよくわかる光景でした。

ちなみにバントはファールになっています。

 

 

 

 

また、翔平が6回を投げ終わってマウンドを降りた時、スタジアム中から翔平の力投を讃える大歓声があがって泣きそうになりました。

動画が見つかったらあとで追加しておきます。

 

 

 

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