やはり放火だった事が明らかになりました。

 

【速報】24人の死亡確認 大阪のビル火災 殺人と放火の疑いで「捜査本部」設置 男が紙袋持参し漏れた液体がストーブに引火か

12月17日午前、大阪市北区の繁華街のビルで火事があり、27人が心肺停止の状態で病院に搬送され、警察によりますと、この火災でこれまでに20代~60代の24人(男性:14人 女性:10人)の死亡が確認されているということです。
 
また、警察によりますと、50代~60代の男が火元とみられるビル4階のクリニックに紙袋を持参して訪れて、紙袋を蹴り飛ばし漏れた液体がストーブに引火したという目撃者の証言もあるということです。  
 
12月17日に警察は、何者かが火を放った可能性が高いとして、殺人と現住建造物等放火の疑いで大阪府警天満署に捜査本部を設置したということです。  
 
警察は12月18日に現場検証を行うということです。  
 
消防には午前10時20分ごろに「ビル4階から火が出ている」と通報があり、消火活動で火は約30分後にほぼ消し止められましたが、完全に鎮火したのは午後5時4分でした。この火事による焼失面積は4階部分の25平方メートルだったということです。
 
また、火元とみられるクリニック4階の出入口付近が激しく焼けていた
 
 
放火された事が明らかとなった
「働く人の西梅田こころとからだのクリニック」
 
 
 
清潔感があってとてもオシャレな病院です。
 
でも怖いのはこの間取り。
 
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この病院から逃げる手段としては
小さくて狭くてエレベーターと
人がすれ違うのも苦労するほど
狭い階段しかなかったそうです。
 
この状況で出入り口付近に火をつけられたら
逃げることができなくなってしまいます。
 
短時間で多くの人が命を奪われてしまったのも
納得するしかありません。
 
 
今日、整形外科に行ってきたんですが
この事件の話しで持ち切りでした。
 
そして院長先生が
中高年の患者さんにも
若い患者さんにも、みんなに
こんなことを言っていました。
 
 
通院や食事や買い物などで建物の中にはいる時は「何かあった時すぐに逃げることができるか」「逃げるとしたらどういう経路で逃げればいいか」っていうことを考える習慣を身に付けましょう
そして逃げ場がない建物は極力利用しないようにしましょう
 
 
 
悲しい話ですが、今の世の中
「誰かを殺してやろう」と企んでいる奴に
いつどこで遭遇してしまうかわかりません。
 
遭遇してしまう確率は僅かかもしれませんが
その僅かな確立に当たってしまった時
自分の命を最大限に守るための知識や習慣を
身に付けておくことはとても大切だと思います。
 
今の私たちにできるのは
せめてそんな事ぐらいですが
そういう心構えをしているかしていないかで
助かる確率が全然違ってくるような気がします。
 
 
 
NHKの取材で、このクリニックの院長は
「知的障害者がへの対応が本当に素晴らしく
大阪で一番といってもいいぐらいな医師」
ということがわかりました。
 
また父親の話によると
院長がトラブルを抱えていたそうで
詳しい事は何も言わなかったといいます。
 
そして院長とはまだ連絡が取れていないと言います。
 
 
どうかご無事で。