昨日あったこちらの出来事についてです。

 

 

 

 

今日警察から電話が来ました。

 

それで昨日の現場にもう一度行って

「ここにこういう風に赤ちゃんが立っていて

お母さんはここにいて、こういう事を言っていました」

ということを詳しく説明してきました。

 

 

あまり詳しいことは言えませんが

結局あの母親と赤ちゃんは

別々の場所に保護されたそうです。

 

逮捕ではなく保護

 

思った通り、色々な事情があったみたいです。

 

 

 

昨日はあまりのショックで

頭がよく回らなくなってしまったんですが

今日落ち着いて色んなことを考えました。

 

 

日本で出生率が下がり続けていること

結婚率も下がっていて結婚する人が少なくなっているのに離婚率はドンドン上がっていること

シングルマザー、シングルファアザーの家庭が増えていること

母子家庭への援助が乏しいこと

母子家庭への風当たりが強いこと

ワンオペの家庭が増えていること

保育園・保育所が全然足りていないこと

小児科が消えつつあること

離婚した後、子供の養育費をきちんと払い続ける人が皆無であること

女性は妊娠出産で休職したり退社するとなかなか社会復帰できなくなること

 

 

こんな国で今、子供を産んで育てることが、どれだけ大変で、どれだけ困難なことか

今日は心底考え込んでしまいました。

 

 

こんな一市民の私でさえ

こんなに悩んで考えているのに

政治家たちは口を開けば

 

女が子供を産まなくなったから悪い

子供を産まない女はただの役立たず

女はもっと子供を産め

最低でも3人は産んでもらわないと困る

 

こんな事しか言いません。

 

 

子供の数が減る一方だったら将来的に国は100%破綻してしまうので、どうにかしないといけないのは当然ですが

こんな身も蓋もない、何の解決にもならない文句ばかり言っていたら「子供を産もう」なんて思う人がますますいなくなるだけです。

 

「産みたくても産める状況じゃない」っていう事を何で考えないんだろう。

「自分たち政治家が、女性が安心して子供を産んで育てられる国にしないといけない」っていう事をどうして考えないんだろう。

 

 

 

愛する人と結婚して

愛する人の子供を産んだ

 

愛情込めて育てようと思ったのに

頑張っても頑張ってもダメだった

 

夫も自治体も国も

誰も助けてくれなかった

 

 

 

こんな母親が大勢存在する事が

当たり前であってはならないのに。