こちらの続報が入ってきました。
石川遼 副会長辞任へ 「三井住友VISA」は出場辞退
石川遼が副会長を辞任の意向、今週大会も辞退 「ファンの皆様にはご心配をおかけしています」
ま~、当然の結果だと思うけど、
こういう事態になってみないと、やっていい事といけない事の判断ができないっていう事が大問題なんですよ。
だって思うでしょ?
「どんだけ頭悪いの?」
「何でそんなに非常識なの?」
「どうしたらそんないい加減な事ができるの?」
って。
今回の件を受けて「デビュー当時から石川遼のファン」といった方々の悲哀と呆れに満ちたコメントが多発しています。
私もいくつか目を通してみましたが、やはり問題だったのは彼を取り巻く環境だったと思わずにいられません。
きっと根は素直ないい子だったんだと思うんです。
それは男子ツアー世界最年少優勝を果たした時の笑顔と涙がそれを物語っています。
ところが「ハニカミ王子」として華々しいデビューを飾ってからというもの、父親を含む周りの取り巻きたちが常にスター扱いして持ち上げた結果、彼は完全な天狗になってしまいました。
そして取り巻たちは彼にずっと寄生し続けるために厳しいことを言わず、言いたい放題やりたい放題にしていて、問題を起こしても本人に責任を取らせず周りが処理してしまったというあまりに残念な事実。
人間という生き物はこういう風にダメになっていく
という見本の様な生き方だと思います。
でも石川遼の、選手として人としての真価が問われるのはここからだとも思っています。
「真面目で素直で頑張り屋」という部分がまだ残っていて、人としての芯の部分がまだ腐りきっていないのなら、今回の事で目を覚まして、復活を果たすことが可能だと思いますが
そうでない場合、今後も同じ過ちを繰り返して自滅して終わるだけ。
彼が一体どこに辿り着くのか、
選手としての幕引きを迎える時、
どうなっているのか
それを見届けさせて頂こうと思います。