東京オリンピックメダル第一号は
柔道女子48キロ級の渡名喜風南選手の銀メダル
でもご本人は悔しさのあまり号泣
とてもとても胸が痛みました。
オリンピックの銀メダルについて
よくこんな事を言うじゃないですか。
銀メダルだっていいじゃない!
だって五輪の銀メダルだよ!?
世界で2位なんだよ!
凄いことだよ!
泣かないで!胸を張って!
みたいな。
でも
柔道みたいなトーナメント戦の競技の銀メダルって、金銀銅の中で唯一
「負けて取ったメダル」
なんですよね。
金メダルは全勝した人が貰うメダル
銅メダルは3位決定戦を制した人が貰うメダル
でも銀メダルだけは優勝できなかった人が貰うメダル
金メダリストに負けた人が手に入れられるメダル
金銀銅の中で、負けた人が貰うのは銀メダルだけ。
そりゃ悔しいよ!!
そりゃ涙も出るよ!!
「銀メダル取れて良かった」なんて言えないよね
日本が一度もメダルを取ったことはない様な競技だったら金だろうが銀だろうが銅だろうが関係なく狂喜乱舞するほど喜ぶことができるだろうけど
「金を取るのが当たり前」
「金でなければ意味がない」
「金でなければ最下位でも同じ」
みたいに言われている競技の場合
『銀』って「負けた証」になるだけで
心の底から喜ぶことなんかできないですよね。
ちょっと考えれば当たり前のことなのに
この年になるまで意識したことがありませんでした
渡名喜選手のインタビュー
しっかりこの負けを認めていきたいと思います。
コロナの大変な中でたくさんの人が最後までサポートしてくれたので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そうなんだよ
負けなんだよね
この悔しさとこの涙を払拭できるとしたら
金メダルを取るしかないんだよね
でもやっぱエライよ。
すごいと思う。
こんなにショックを受けて号泣しているのに
応援してくれた人への感謝の言葉がきちんと言えるんだもん。
も~おばちゃん号泣です
何とも辛く厳しく切ない世界だけど
この悔し涙があるからこそ
日本柔道は強くなったんだと思うし
永遠に世界に誇れる
日本の国技なんだと思います。
これからも心から応援します!
今回はおふざけなしです!