小林亜星さんが亡くなられたそうです。
本職は作曲家の小林亜星さんですが
とにかく何といってもまず思い出すのは
『寺内貫太郎一家』
コレコレ!!
懐かしいです。
思い起こせばこのホームドラマって
全てが特別だったように思います。
まずホームドラマなのにタイトルが
『寺内貫太郎一家』
ってすごくないですか?
まるでヤクザの組紹介みたい。笑
そしてホームドラマなのに
毎回毎回凄まじい乱闘シーンがあるっていう。
しかも乱闘が始まると女性陣は
みんなでちゃぶ台を持って
そそくさと片すんですよね。笑
でもとにかく驚いたのは
主役の頑固オヤジを演じた
小林亜星さんでした。
まず体がデカイ!!
日本のドラマであんなに体が大きい人を見たのは初めてでしたし
坊主頭で黒メガネをかけていて、無口でぶっきらぼうで何かあるとすぐに暴れる・・・・
そんな人が主役のドラマなんて見たことありませんでしたが
なぜかその強烈なキャラに日本中がハマってしまいました。
特に息子役だった西城秀樹さんと小林亜星さんとの親子バトルや
西城秀樹さんが悠木千帆(樹木希林)に向かっていう「きたねえな!バアちゃん!」が見所のひとつになり、私を含め多くの人が毎回ワクワクしながら見ていたものです。
またその周りを囲んでいた俳優さんたち
加藤治子さん、堺正章さん、浅田美代子さん、左とん平さんなどがみんないい味を出していて
当時「日本人になくてはならないドラマ」といっても過言ではないくらい、魅力的なものになっていた気がします。
ちなみに小林亜星さんは『大日本肥満者連盟(大ピ連)』の初代会長を務められていて
「太っていて何が悪い」ということを世間にアピールする活動もしていたんですが
「このままだと死ぬ」ということになって大ピ連を脱退しダイエットされています。笑
もしもあの時大ピ連をやめていなかったら
88歳まで生きられなかったのではないかと思います。
数多くの素晴らしい名曲と
楽しい思い出をありがとうございました!