上矢印

こちらの記事の中で「組織委員会と電通が東京五輪を利用して莫大な金を略奪している」ということを書きましたがそれを証明する情報がまた新たに入ってきました。

 

 

東京五輪人件費「一人1日30万円」 組織委内部資料、実額は非公表

東京オリンピックの会場運営を担う企業への委託費の見積額を記した東京五輪・パラリンピック組織委員会作成の内部資料を毎日新聞が入手した。委託費を積算する際の根拠となる人件費単価は1日当たり最高30万円。組織委はコスト積算のための「参考値」であり、この額を前提に発注することはありえないというが、実際の額は非公表。見えない予算の下、五輪の肥大化が止まらない。
 
東京五輪は計33競技339種目があり、これを9都道県の42会場で実施する。各会場で観客誘導や報道対応などの業務が必要で、組織委がそうした運営を企業に委託する。資料は五輪の1年延期が決まる昨年3月より前に作成したものとみられ、観客の入場を制限しない「完全開催」を前提にしている。  
 
人件費単価は「運営統括」(企業の部長級に相当)を筆頭に「チーフ」「ディレクター」「サービススタッフ」など計10ランクの役職に分類して設定。うち、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで実施される競技運営を担う企業への委託費は約5億3000万円で、人件費単価は「運営統括」で日額30万円、「チーフ」で同20万円、「ディレクター」で同20万円。この企業には他に3会場の運営を委託するが、人件費単価はどれも最高30万円だった。広報担当者は取材に対し「クライアントとの守秘義務で公表はできない」と書面で回答した。
 

 

 

 

高橋浩祐さん(国際ジャーナリスト)のコメント

 

日本の各府省庁と関連組織は、東京五輪を「錦の御旗」にして予算を確保してきた。東京五輪を隠れ蓑にし、財政規律を緩めてきた。「平和とスポーツの祭典」という誰もが反対できないスローガンを利用し、税金を湯水のごとく使い続けている。

例えば、筆者の取材によると、外務省は東京オリパラの海外要人(VIP)接遇関係経費として今年度予算に43.6億円も計上した。このコロナ禍で40億円以上の接待費が必要なほど海外からVIPが来るのか。

五輪が「魔法の杖」や「打ち出の小槌」になって税金が無駄に使われている。会計検査院の指摘では、暑さ対策などもろもろの費用を含めると、東京五輪の総経費は夏季大会史上最高額の3兆円以上に達している。

これだけの金を東京五輪に使うのではなく、コロナ禍で必死に頑張る医療従事者や、コロナ禍が直撃した生活困窮者や経営難の事業者、学費が払えない学生などの支援にもっと充てるべきではないか。

 

 

 

激しく同意します!

 

 

全ての悪の根源は東京五輪組織委員会

 

国民の税金を使っているくせに、自分達がどれだけの金を使っているのかということを公表しないって有り得ますか?

 

国民に報告する義務があるはずなのに「クライアントとの守秘義務で公表はできない」で許されるはずがないし、もっと言うなら犯罪行為にさえ等しいと思います。

 

第一そんな言い訳が通用してしまったら、大事な国費がわけのわからないところへいくらでも流れ放題になっちゃうじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

国の金はお前らの小遣いじゃねえんだよコノヤロー!!!!