ダメです。
朝から涙が止まりません。
現在放送中の朝ドラ『スカーレット』は
日本初の女性陶芸家
神山清子さんをモデルにしているため
大体のストーリーは
最初から予想できていました。
なので、
「喜美子の一人息子・武志が
白血病になるのではないか」
ということも覚悟はしていましたし
稲垣吾郎さんが
医師役として登場すると知った時
「ああ、やっぱりそうか」と再度覚悟しました。
でも実際に
「武志の余命があと3~5年」と言われた瞬間
心の中で
「やめてーー!!」と
叫んでいる自分がいました。
そして「武志に何かあった」と感じ取った照子に
「うちに何でも言え!」と迫られて叫んだ喜美子。
怒るで・・・
うち怒ってまうで・・・
なんであの子が…
なんであの子が病気に…
なんで武志が!!
なんか悪いことしたか!?
してへんで!!
なんも悪いことしてへん!!
あの子ええ子やで!!
ほんまにええ子やで!!
そやのになんで武志が!!
息もできないほど号泣してしまったのは
喜美子に感情移入しただけではなく
「世の中にはどれだけの親が
こういう叫び声をあげて
泣き崩れてきたのだろうか」
と思ったからです。
私にも息子がいます。
自分の命より大切な息子です。
もしその息子が20代の時
「余命3~5年」と言われていたら
私はどうしていたんだろうと考えました。
でも考えても考えても
その答えは見つかりません。
果たして今こうして
ちゃんと生きていられたのかさえ
私には分からないのです。
唯一分かるのは
「家族が健康で生きていられる事は
この世の何にも変えられない一番有難いもの」
ということだけ。
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