【大阪女児誘拐】靴下で逃げた女児はなぜ通行人に助けを求めなかったのか? 

 

 

 

大坂の女児誘拐事件ですが、女児が無事に保護されてから

事件の概要が伝わってきています。

 

そしてその中には「交番に向かって歩いている間、なぜ女児は通行人に助けを求めなかったのか」といった疑問の声が上がっていますが、それは絶対に違います。

 

女児は信用していた男性に突然拉致監禁されたのですから

相当なショックを受け、恐怖でいっぱいだったと思うんです。

 

しかも食事を1日に1回しか与えて貰えなかったことを考えると

心身共に衰弱状態で、正常な判断能力もできなくなっていたはずです。

 

 

どうにか隙をみて逃げ出すことに成功したものの

「走って逃げる」という体力もなければ

「誰かに助けを求める」という判断もできなかったからこそ

あんな風に、ゆっくりゆっくり歩き続けていたわけです。

 

 

 

で!

 

 

私が驚いてしまったのは、雨が降る中

傘もささず靴も履かずに歩いていた女児を

見かけた人が何人かいたのに

誰一人助けるどころか声さえかけていないことです。

 

 

そしてインタビューを受けた男性が

 

雨が降っているのに傘もささないで靴も履かないで歩いていたんで「どうしたのかな?」と思ったんだけど「誰かにいじめられたのかな?」と思って声をかけなかった

 

と答えたんです。

 

 

 

いやいやいや!

そうじゃないでしょ!?

 

 

「傘をさしていなかった」というだけなら

見過ごしてしまっても仕方がなかったと思うけど

雨が降る中、子供が靴も履かずに歩いてるって

どう考えても絶対普通じゃないでしょうが!

 

なのになぜ

「雨が降っているのに傘もささないで靴も履かないで、どうしたの?」

「何かあったの?」

って声をかけてあげなかったんですかね?

 

「誰かにいじめられたのかな?」と思って声をかけなかった

なんてふざけた事を平然と言っていたけど

もしそうだったとしても助けてあげるのに十分すぎる理由じゃないですか。

 

いじめられた子なら助けないでいいの?

スルーしていいの?

 

そんなわけないでしょ!?

 

 

どうにか無事に交番まで辿り着けたから良かったものの

もしあの犯人が女児がいなくなったことにすぐ気づいて

後を追いかけてきていたら、見つかって連れ戻されていた可能性があったわけです。

 

 

もし誘拐された子が自分の子供だったらどう思うの!?

 

 

他人の子なら死のうが生きようが関係ない・・・というような態度には

心底ガッカリしましたし、どうしようもない怒りが沸々とわいてくる気がします。

 

 

「家出したい」とつぶやく女子中学生に群がる男達