都が苦渋の受け入れ決断 五輪マラソン札幌変更

 

 

東京オリンピック、マラソン・競歩の札幌開催が決定。小池知事「IOCの決定に同意はできないが…

 

 

もうどうしようもないですよね。

オリンピック関連の決定権ってIOCが持っているんですから。

 

IOCに「マラソンは札幌でなければやらせない」と言われたら、何を言ったって無駄ということです。

 

でも、今回のIOCのあまりに傲慢なやり方には、どう考えたって納得できるはずがありません。

 

 

まず、東京都に「マラソンの競技場所を変更した方がいい」という連絡をいれるのが遅すぎたこと。

「何でもっと早くに言わなかったのか」「何でこんなギリギリになって突然言ってきたのか」という最も根本的で大きな疑問があります。

 

しかも「真夏の東京でマラソンをやったら死者が出る可能性があるのでもう少し涼しい場所に変えませんか?」といった打診が一切なく、いきなり「マラソンを東京でやるのは無理だから札幌に変える。文句は言わせねえよ」という一方的で傲慢なモノの言い方。

 

苦労して準備をしてきた開催地に対する心遣いやリスペクトが一切ないじゃないですか。

 

その上、「札幌に変更するに伴ってかかる費用は東京都が払え。そんなの当然だろ?」というあまりに理不尽な要求を平然としてきたことには本当にブチ切れました。

 

 

そんなIOCのやり方について、誰かがこんな上手いことを言っていました。

 

 

宿泊の予約をしていた客が、前日になって突然「やっぱりお宅に宿泊するのやめる」と言い出したので旅館側が「購入してある食材が全部ムダになってしまうから困る。ちゃんと宿泊しにくるかキャンセル料を払うかにして欲しい」と言ったところ、その客に「宿泊もしないしキャンセル料も払わない。別の旅館に宿泊することにしたからそこの料金払っておいて」と言われたぐらい理不尽。

 

 

ホントこれ!!

 

こんな図々しくて厚かましくて恥知らずな言い分ってあります!?

 

 

 

結局、小池知事が「冗談じゃない!どうして勝手に札幌に変えられた上にかかる追加費用を東京都が払わないといけないんだ!」と相当キレたことで、最終的に「東京都が支払う必要はない」となったみたいですけど、どう考えたってIOCの、この一連のやり方には怒りしかありません。