昨日フジテレビの「Mrサンデー」を見ていたら
ゲストコメンテーターの橋下徹さんが突然
日本の治水行政の裏というか
カラクリを話し出して正直ビックリしました。
河川が氾濫して都市部・都心部が打撃を受けると被害・損害が膨大になるので、都市部・都心部を守るためにわざと水害を起こす地域をつくっている
大阪で淀川が氾濫しそうになったら上流の瀬田川で止めて滋賀で氾濫させて大阪を守る
大阪と奈良の県境の川幅はわざと細いままにし、川が氾濫したら奈良に水が溢れていくようにしてある
ここまでストレートに言った人は今までいないと思います。
だってそんなカラクリを言ってしまったら、何も知らず氾濫地域に住んでいる人たちが「ちょ、待てよ!」になるのは決まってますし、それによって賠償問題なども出てくる可能性があるからです。
でも水害に意図的なカラクリがあるのは
先日こちらの記事で説明した通り、本当の事です。
また、荒川が増水した場合は下流にある東京を守るために埼玉の沿岸部を氾濫させるようになっています。
「川が増水したら都心部を守るために江戸川区と埼玉が犠牲になるようになっている」ということが一目でわかるマップ
↓
橋下さんは最後に「国はこういうことに対しての情報公開をしないといけない」とも言っていて、それには私も大いに賛成ですが、
国は口が裂けてもそんなことを正直に言うわけがありませんし、防災の専門家に至っては「綺麗ごと」しかいいませんので
やはり家を買う時・借りる時は、自分たちできちんと調べる必要があるわけです。
借りる分にはどうにかなるますが、買ってしまってからではもう遅いです。
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