先日アップした記事の中でこのように書きました。

 

 

あくまでも「もしかしたら」ですが・・・
 
川崎での凄惨な大事件を目の当たりにして
「こんな事をしでかす前に自分の手で息子を」と思い詰めてしまったのかもしれませんし
ひょっとして息子から「俺も同じ事してやろうか」みたいな事を言われていたのかもしれません。
 
世間に不満を持っていたということですし
両親に対して異常なほどの憎しみを持っていて
特に自分の母親のことを「殺したい」という発言をしていたぐらいですから。

 

 

でもどうやら本当にその通りだったようです。

 

 

 

今日発表されたニュースで

息子を殺害した父親の熊沢英昭容疑者が

「川崎のような事件を起こす前に自分が」

といった自供をしている事が明らかとなりました。

 

 

 

 

 

今回のこの事件に関しては

「どうしてこんな事になってしまったのか」という

基本的な部分がまだ殆ど分かっていません。

 

 

殺された息子がなぜそこまで親を憎んでいたのか

特になぜ母親のことを「殺したい」というほど憎悪していたのか

 

生まれてから殺害されるまでの間

どういう環境の中で、どういう生活をしてきたのか

 

 

そういった点が全く判明していません。

 

両親に何か大きな問題があったのかもしれませんので

迂闊なことは言えませんが、

それでも敢えて言うなら

本当にもうどうしようもなかったんだと思います。

 

 

「どんな理由があったとしても殺人はいけない」だなんて

事務次官だったこの父親に分からないはずがありません。

 

でもそうするしかなかったんだと思うんです。

 

 

つい最近、川崎での残酷な事件があったばかりで

父親だけでなく、息子も見ていた事は確実です。

 

 

そしてその息子が

 

小学校を襲撃して子供たちを大勢殺害すれば

殺したいほど憎んでいる両親のことを

死ぬより苦しめる事ができる。

 

と思っても不思議ではありませんし

実際に小学校に対して「うるさい」と激高していたと言いますから

その姿を見た父親が

 

川崎の事件の様に小学校を襲撃して

子供たちを大勢殺害しようとしているのではないか。

そうすれば殺したいほど憎んでいる自分達のことを

死ぬより苦しめる事ができるから。

 

と思っても不思議ではないように思うんです。

 

 

そして、こう思ったのではないかと。

 

 

 

息子が本当に小学校を襲撃するかどうかは分からない

でも何か起こってからでは遅い

もう自分がやるしかない

 

 

 

自分にそう言い聞かせた上での

必死の行動だったのだとしたら

「人殺し」とか「鬼畜」とか

「自分の子供を殺した最低の親」とか

そんな風には言いたくありません。

 

 

 

 

逮捕された時の父親の顔

 

 

「ああ、やっと終わった」

 

 

そんな風に見えるのは私だけでしょうか。