2018年3月4日「健康カプセル!ゲンキの時間」からです。

 

今回のテーマは

肌・骨・血管もコゲる!?知らないと老ける!糖化!

 

まずは衝撃的な写真からご紹介します。

 

こちらの2人、実は一卵性の双子。

全く同じDNAを持っているはずなのに見た目の若さが全く違います。

 

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なぜこんなにも見た目に差があるのかというと、

その原因は「食事の違い」

 

健康的な食事をしていた左の女性の肌にはツヤがあり、シミ・シワも殆どないのに対して

体が糖化する食事をしていた右の女性の肌はくすんでいて顔中シミとシワだらけです。

 

 

糖化とは?

*「糖化」とは、体内でタンパク質とブドウ糖が結合することで発生する。
*糖化の原因のひとつが血糖値。
 糖質の多いものは余分な糖が体内に溜まりやすい。
*運動不足になると糖を燃焼しきれずに糖化物質が体に蓄積されていく。
*骨の糖化はタンパク質であるコラーゲンと糖が結合することで起きて、
 骨粗しょう症となるおそれがある。
*血管が糖化すると、心筋梗塞や認知症となるおそれがある。
 
糖化の原因となるAGEは食べ物に含まれていて調理温度が高くなるほど上がる。

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実年齢より糖化年齢が高かった一般女性の普段の生活をモニタリングしてみたところ
糖化を起こす原因がハッキリと表れていた。
 
①食べ過ぎ
糖化の原因の一つが血糖値で食べ過ぎなどは糖化の危険がある。
 
②糖質の多い食事
糖質が多い食事は、余分な糖が体に溜まりやすい。
 
③運動不足
運動不足も糖化の原因となる。
 
 

アナタの糖化度チェック

 
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該当する数が6コ以上ある場合はかなり危険。


糖化を防止する方法

糖化ストップ体操
 
*手をグーにして前にまっすぐ伸ばす。
 
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*かかとを上げ、屈伸する。
 
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*大腿筋を鍛える事で糖の燃焼を促す。
 
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*1セット5回、1日朝・昼・夜の3セット行う。
 
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②野菜を先に食べる。
野菜を先に食べるだけで血糖値の急激な上昇をふせぐことができる。
 
③睡眠をきちんと取る。
1日7時間以上睡眠すると糖化物質を排出してくれる。
 
④お茶を飲む
緑茶やルイボスティーに含まれるカテキンはAGEの生成を阻害する。
 
⑤料理に「ちょい足し」する。
*唐揚げにレモンをかけることで糖の吸収をゆるやかにする。
 揚げる前の下ごしらえの時、鶏肉にレモン汁をつけておくと更に効果がアップ。
 
*焼肉の場合は肉にヨーグルトをよくも揉み込んで焼くと
 食後の血糖値の上昇を抑えられる。
 ホエーと呼ばれる透明な上澄みには糖化を抑制する効果がある。
 ヨーグルトを揉み込んでおくと糖化を抑制するだけでなく肉が柔らかくなる。
 
*プレーンヨーグルトのトッピングはクエン酸を多く含むフルーツがオススメ。
 
 
糖化は気づかない内に進行するので要注意!
 
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以上が放送内容でしたが、冒頭の写真・・・・
 
衝撃的すぎますよね。
 
全く同じDNAを持っていても生活習慣の違い、
特に食生活の習慣の違いで、
見た目の若さにあんな差が出てしまうなんて。
 
でも、「何を食べるか」「どういう食事をするか」ということが
その人の将来を左右することになる・・・という確かな証拠ですよね。
 
 
 
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