2017年11月14日「名医とつながる!たけしの家庭の医学」からです。

 

血管の老化を防ぐ2代栄養素

&新型腰痛を改善スペシャル

 

 

心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気にならないために一番大切なのは血管を健康に保つことですが

血管を傷つける大きな原因のひとつになっているのが「高血糖」

血管の健康を保つために重要なのは血糖値が正常値であることですので

血糖値が高い場合、血糖値を下げなければいけません。

そこで今回紹介されたのが「血糖値を下げる食べ物」

 

 

血糖値を下げる黄色い食べ物

 

最新の研究で、血糖値を改善する黄色い食べ物が注目されています。

ポイントは黄色の食べ物に多く含まれている栄養素「β(ベータ)クリプトキサンチン」

 

血糖値が高い人は細胞の中で炎症が起きていることが判明し
この炎症がインスリンの利きを悪くしていることが分かっています。
そしてβクリプトキサンチンには、この炎症を鎮める効果があるんだそうです。


そのためインスリンの利きが改善し、血糖値を低下することが期待できるとのこと。

 

実際に糖尿病患者48人にβクリプトキサンチンが含まれる黄色の食べ物を4ヶ月間食べてもらったところ、

血糖値が下がったという結果が出ています。

 

 

βクリプトキサンチンを多く含む「みかん」

 

βクリプトキサンチンは柑橘類に含まれていますが

その中でもダントツに多いのが「みかん」


100g中の含有量(μg)は、いよかん(270)ぽんかん(1000)みかん(2000)と
柑橘類の中でもみかんには特に多く含まれています。

 

●どんな「みかん」を食べればいいのか?

 

日本のみかんのほとんどは温州みかんですが
この温州みかんを食べればβ-クリプトキサンチンがしっかり摂れます。

 

そしてポイントになるのが「甘いみかん」

 

βクリプトキサンチンは果肉に多く含まれていて

糖度とβクリプトキサンチンの量は比例するので
甘いみかんほどβクリプトキサンチンが豊富に含まれるわけです。

 

 

●どれくらい食べればいいのか?


果物に含まれる果糖は血糖値が上がりやすいので

糖度が高いということは血糖値も高くなってしまうのでは?

どれくらいなら食べて大丈夫なのか?というと1日3個まで。

 

1日3個ならβクリプトキサンチンがしっかり摂ることができて血糖値にも影響がないとのこと。

 

 

●食べ方のポイントは?

 

1度に3個食べるのではなく分けて食べるのがベスト。
また、βクリプトキサンチンは脂溶性なので食後に食べることで
脂分と共に吸収されやすくなるそうです。

 

 

 

 

以上が放送内容でした。

 

日本人にとって「コタツに入ってみかんを食べる」というのは冬の定番ですよね。

温かい部屋で食べる甘いみかんは最高で、私も子供の頃は手が黄色くなるまで食べたものですが

さすがに大人になってからは、カロリーや糖分が気になって

食べるとしても「たま~~に」という感じになってしまいました。

 

でも1日3個なら食べていい・・・・というか

「血糖値を下げるためには食べた方がいい」と知ってかなり驚きました。

 

美味しいみかんを食べて糖尿病予防まで出来るなんて

まだちょっと信じられませんが、

これからは遠慮しないでみかんを食べていこうと思いますみかん

 

 

ちなみに、みかんについている「白いスジ」ですが

アレを「取る派」ですか?それとも「取らない派」ですか?

 

それとみかんの袋ですが「食べない派」ですか?

それとも「食べる派」ですか?

 

私は白いスジは絶対に取りませんし、必ず袋ごと食べるようにしています。

 

なぜかというとダイエットに役立ってくれるからです。

 

ダイエット中の人や痩せたい方は

みかんを食べる時、あの白いスジは取らない方がいいですよパーウインク

 

 

痩せたい?それなら取らずに食べよう「みかんの白スジ」