2017年11月9日「主治医が見つかる診療所」からです。

 

 

血管を柔らかくして、見た目も中身も若返るぞSP

 

年齢を重ねるにつれ硬くなっていく血管。

さらに体が硬い人は血管年齢が高い恐れがあることが近年の研究で明らかになってきています。

 

そんな血管は、実は何歳からでも柔らかくすることが可能!

血管が柔らかくなると心筋梗塞や脳梗塞などによる突然死のリスクが減るほか、

代謝がアップしてダイエットや美肌にもつながるとのこと。

 

血管を柔らかくして、見た目も中身も若返る方法とは?

 

 

血管を柔らかくする極意①「血管ストレッチ」

ストレッチをすると筋肉が血管を圧迫し、やめるとその圧迫が解放されるので血流が増える。
これを繰り返し行う事で血管を柔らかくする事につながる。

◎血管ストレッチのポイントは下半身→筋肉が多く太い血管もたくさん通っているため。
 伸ばすところは太もも・ヒザ裏・ふくらはぎのわずか3か所!

①ヒザ裏の血管ストレッチ
膝窩(しっか)動脈:ヒザの裏にある太い動脈

ストレッチする足を前へ出し、両手をヒザの上に置く
反対側の足を軽く曲げて腰を落とし、ヒザの裏を伸ばす
このまま30秒間キープ。左右の足、両方行う
★ポイント:ヒザの裏が伸びているのを意識する

②太ももの血管ストレッチ
大腿動脈:太ももの前を通る太い動脈

両手をついて座る
ストレッチする足を後ろに伸ばす
このまま30秒間キープ。左右の足、両方行う
★ポイント:呼吸を止めずに足を伸ばす

③ふくらはぎの血管ストレッチ
・後脛骨(こうけいこつ)動脈:ふくらはぎの奥を通る太い動脈

立ヒザをついて座り反対側の足を外側に少し広げる
太ももを胸で押すように体をゆっくり前に倒す
このまま30秒間キープ。左右の足、両方行う
★ポイント:なるべくカカトを上げない

◎朝と晩1日2回行うと効果的

 

 

血管を柔らかくする極意②「血管しごき」

血管は外から刺激を受けると、その壁から一酸化窒素NOが発生する。
このNOが血管の緊張を和らげる事で血管が拡がる。
NOを自分で出すための刺激が「血管しごき」

血管しごきのやり方
NOが発生するのは主に動脈。
動脈は筋肉の奥にあるため、イタ気持ちいいくらいの強さで行う。

◎手
1:両手を組んで指を締め付ける
2:片方の手を引き抜く
3:両手を2〜3回ずつ行う

◎腕
1:手首から肩に向かってしごく
2:脇の下は掘り起こすように刺激する

◎こめかみ
1:手のひらをこめかみに押し付ける
2:ゴシゴシと手のひらでしごく
3:空いた時に好きなだけ行う

◎頭のてっぺん
1:頭のてっぺん(百会という経絡のツボ)に両手を置いて上下左右にしごく

◎顔
1:手のひらか指先で顔の皮膚をしごく
(額・眉・頬・顎など)

 

≪ポイント≫

*一酸化窒素(NO)はウォーキングでも発生する。

*お風呂のお湯の中ににがりを入れると、にがりのマグネシウムの効果によって

 血管を広げ血流をよくすることができる。

 

 

血管を柔らかくする極意③「食べるだけでOK」

食べるだけで血管を柔らかくする事につながるという食材は「ビーツ」
ビーツに含まれる成分が、体内でNOを発生させるという。

ビーツケチャップ
・ビーツ、タマネギ、ニンニク、砂糖、酢を加え弱火で20分。
・ミキサーにかけて完成。
→ビーツケチャップは通常のケチャップよりも砂糖の量が少なくて済む。

ビーツハンバーグ
・豚の挽肉に、ミキサーにかけたビーツ、味噌、ニンニク、みりんを混ぜて作ったビーツ味噌と
 白だしに2時間つけて味付けした刻みビーツをみじん切りしたタマネギに加える。

・パン粉とタマゴを足して、混ぜ合わせて、こんがりと焼く。

 

 

 

 

以上が放送内容でした。

 

番組の中で紹介されていた「ビーツのケチャップ」凄くいいと思います。

 

「炭水化物を摂り過ぎないようにして野菜や肉などを中心に食べているのになぜか痩せない」という人の中には

 

サラダには糖分油分の多いドレッシングをたっぷりかけて

卵には糖分まみれのケチャップをたっぷりかけて

肉には糖分だらけの焼き肉のタレをたっぷりかけて食べている

 

というケースがあったりしますが、それではなかなか痩せないのも当然です。

 

特にケチャップや焼き肉のタレの中には大量の砂糖が含まれていますので

こういう物を平気で使いまくってしまったらダイエットになりません。

 

その点、ビーツのケチャップはビーツが持っている甘さを利用して作っているため

「使用する砂糖の量が少量で済む」という利点があります。

 

作り方も全く難しくないのでおススメです。