2017年10月31日「林修の今でしょ!講座3時間スペシャル」からです。

 

今回のテーマは

「貯筋」勝手に筋肉貯金がたまる方法  

 

 

正しい姿勢の座り方で腹筋約15回分

 

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正しい姿勢で1分間座ると腹筋15回分の効果がある。

 

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逆に正しくない座り方をしていると、

腰痛や肩こりだけでなく圧迫骨折につながる。

 

 

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姿勢は筋肉貯金をする上でとても重要なもの。

 

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特に重要なのが座る時の姿勢。

 

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健康長寿の方は、背もたれや壁に寄りかからず座っている。

 

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背もたれや壁によりかからず姿勢良く座ることで

お腹回りにある腹直筋や腹横筋が鍛えられる。

 

 

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腹直筋と腹横筋を鍛えると体が安定し腰痛予防にもなる。

 

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20代~70代の男女50人に、ロケの内容を言わず待合室で待たせ座り方を観察。

 

よくやりがちな座り方が腰痛や肩こり、首の痛みの原因と関係があった。

 

 

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筋肉貯金が減る悪い座り方・第3位

 

頭を肩より前に出して座る(50人中13人)

 

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頭を肩より前に出して座ると、首や肩に痛みが出る。

 

本来であれば胸の筋肉と首・背中の筋肉で姿勢を保つが、

頭を肩より前に出して座ると胸の筋肉が縮こまり

首・背中の筋肉が伸びている状態となり、

筋疲労が溜まって肩こりや頚椎椎間板ヘルニアやストレートネックなどにつながる。

 

首はボウリングの玉1個分、約6kgの頭を支えているが、

首の角度が0度だと首に掛かる負担は5~6kg、

15度前に傾斜すると12kgと倍になる。

 

 

 

筋肉貯金が減る悪い座り方・第2位

 

背もたれに寄りかかって座る(50人中14人)

 

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背もたれによりかかって座ると腰に痛みが出る。

 

体が完全にリラックスして脱力状態となるが、

筋肉をほとんど使わないため筋肉が衰え、

背骨に負担がかかり腰痛の原因になる。

 

 

 

筋肉貯金が減る悪い座り方・第1位

 

背もたれに寄りかかり頭を前に出す(50人中16人)

 

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背もたれに寄りかかり、頭を前に出す座り方が最も危険。

 

この座り方をしている人は「首・肩・腰」に痛みがあるだけでなく

「膝も痛い」という人が多かった。

 

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骨盤が後傾していて首が前のめりになっているので

 

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膝を伸ばして歩くことが難しくなり

 

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膝が曲がってきてしまうため。

 

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筋肉貯金が勝手にたまる座り方

 

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骨盤の中に「坐骨」という骨がある。

 

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その坐骨の上に均等に体重を乗せ、

真ん中に頭の中心が来るように座る。

 

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耳・肩・お腹・坐骨を一直線にする。

 

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鼻から息を吸って一番肺に空気が入る姿勢が、最も良い姿勢。

 

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悪い姿勢で呼吸をすると、肺に空気がたくさん入らないので

呼吸が早く・浅くなってしまう。

 

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「そうは言っても正しい姿勢をずっと続けるのは辛いのでは?」という意見に対し

ずっと健康を保っている健康長寿の方々の意見は・・・

 

「背筋はいつもピッとしている」

「背筋を伸ばしている方が楽」

「猫背だと苦しい」

 

 

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以上が放送内容でした。

 

良い姿勢も悪い姿勢も習慣によってつくられるものです。

 

悪い姿勢が当たり前になっている人は

背筋も腹筋も弱っているので「背筋を伸ばすのが辛い」ということですし

良い姿勢が当たり前になっている人は

背筋も腹筋も鍛えられているので背筋を伸ばすのが辛くなく

「逆に気持ちがいい」ということです。

 

 

電車の座席に座っている若いお嬢さんたちを見てみると

太ももを合わせて座ることが出来ず、

だらしなく開いていることがとても多いですが

内腿の筋肉が鍛えられておらず弱っているので

太ももをくっつけて座ることが辛いためどうしても開いてしまうわけです。

 

私としては、正しい姿勢で座る習慣をつけるのと同時に

ぜひ両腿をつけて座る習慣もつけて頂きたいと思っています。

 

そうすれば腹筋と同時に太腿も鍛えられるので

「バストアップ&ウエスト痩せ&脚痩せ」になって一石三鳥です。

 

 

それと、「浅い呼吸は良くない」「深い呼吸をすることが大切」

という事については先日放送されたばかりですので、

こちらも併せてご覧になってみてください。

 

深い呼吸&自律神経を整えて「痩せやすい体&美肌&健康に」主治医が見つかる診療所10月26日