いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
今年国会に提出される食料基本法において、政府が作る作物を決めて「増産命令」を出せるようになり、従わないと罰金もある。これは資本主義じゃなくて、共産主義化だよ。
なんで政府がそんな横暴ができるかというと、「指定食料」という決まった作物を作る代わりに「補助金を出す」から政府が命令できるわけです。
そして、補助金漬けで出荷できる農家はいいのですが、規模の小さい農家や、通販などで独自販売をしている農家は、補助金がもらえないので、市場の価格競争で生き残れない。
これは絶対に生き残れない。
指定農家はどんなに安く作物を出荷しても、国が補助金を出してくれるので利益は確保できる。しかし、指定農家でない小規模の農家は安く出荷できないので、廃業になるしかない。
そして、指定農家が作る作物は「政府が決める」わけだから、今後、遺伝子組み換え作物とゲノム編集作物が激増するでしょう。
そして自公政権のお友達大規模農業企業が利権で儲かり、小規模農家は廃業。
つまり今年の国会に提出される「農業基本法」によって、日本の資本主義的な農業は終わりを迎えるのです。
そして、政府のお抱え農家だけが残り、政府の指定する野菜だけを育て、市場に販売するという「農業共産主義化」が始まるのです。
これ、絶対に反対しないとやばいと思う。テレビも新聞も、都合のいいところしか言わないから、みんな騙される。食料増産といったら、賛成するに決まっているもんね。
ヤバすぎる日本の農業。もうトラクターデモをするしかないような状況なんだけど、ぜひ多くの方に教えてあげてください。
下の写真は、ブロッコリーの「指定作物化」で、もうブロッコリーは作れないとお話してくれたトモ農園の方です。
農家に増産指示、罰金も 食料危機時の対策法案、概要判明
配信
農林水産省が食料・農業・農村基本法改正案と併せて今国会に提出する食料供給困難事態対策法案(仮称)の概要が8日、分かった。
コメ、小麦、大豆などが不足する食料危機時に政府が供給目標を設定。
農家に増産計画の届け出を指示できるとし、従わない場合は20万円以下の罰金を科す。
対策法案は、食料安全保障の確保を柱に据えた基本法改正案の内容を具体化する役割を持つ。2月下旬にも国会に提出する。
コメ、小麦、大豆のほかに「国民が日常的に消費するもの」や「国民の食生活に重要なもの」を政令で「特定食料」に指定し、出荷・販売業者にも供給量を調整する計画の届け出を指示できるとした。
船田
上の赤字のところがポイントです。完全に共産主義ですよ。
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