いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
今回シェアした記事は火成岩の中でも、玄武岩とペリドットの話ですが、これらの石は地球マントルの成分が地上に出てきた岩石だというお話。
火成岩は地球の内部から火山などを通して出てくる岩石ですが、自然の放射線を出していて、人間や動物や植物の育成にとても役立っているのです。
人間や動物はもちろん、植物にも絶大な効果があります。なぜなら火成岩が大地にミネラルを補給して、自然な放射線により動物や植物の細胞分裂に役立っているのです。
放射線が癌の原因というのは闇権力の洗脳です。
核爆発や原発事故などの放射線は細胞を癌化させるのに対して、大地や火成岩に含まれる自然の放射線は細胞を活性化させ免疫力を向上させます。
この鉱石を使った健康法と、薬草茶を使った健康法は、ただいま作成中の「自然の力で健康になる方法」テキストで詳しく紹介する予定です。
ご予約頂いた方には特典で「超古代日本文明の秘密さわりの部分」の長文メールをお送りします。
この鉱石の秘密について、船田のエピソードを交えてエピローグ的にご紹介する物です。
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写真はペリドット
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今回の記事
緑の宝石を抱えた溶岩
宝石として加工されたペリドット。(gettyimages)
この岩石「ピクライト」の大きな特徴は、緑色に輝く鉱物を散りばめたように包み込んでいるところ。この緑の鉱物は「かんらん石」と呼ばれ、大きくて緑の輝きが美しいものは取り出されて「ペリドット」という宝石になります。その輝きは夜になっても失われないと言われ、「夜のエメラルド」と呼ばれることもあるそうです。
では、誰がこんな素敵な宝石を埋め込んだのでしょうか!?
このピクライトは、ドロドロのマグマが流れ出て冷えて固まった溶岩(玄武岩)です。この玄武岩の中で、かんらん石が全体の半分以上入っているものを「ピクライト」と呼びます。
地球内部のマントルは何色でしょうか?
地球の内部にあるマントルは何色か知っていますか?
実は、マントルは固体で、緑っぽい色をしているのです。これは、マントルの大部分が、かんらん石でできているからです。
ただ、マントルは、地球の表面近くに上がってくると、その一部が溶けて液体のマグマになり、そのまま固まると真っ黒な岩石になってしまいます。
マグマは、すぐには固まりません。マグマが地上や地表近くで冷やされると、構成する物質の原子がきれいに並んで(結晶化)、美しく輝きだすかんらん石が出てきます。一度溶けたかんらん石が再び結晶化してマグマ中に「鉱物」として現れるのです。
注意したいのは、マントルはかんらん石だけではなく、輝石やスピネルという鉱物も含んでいます。マントルの溶け方は、かんらん石だけが溶けるのではなく、他の鉱物と一緒に溶ける「共融」です。マントルの溶け方は少し複雑ですが、マグマの結晶化はわりと単純で、溶けたマグマから最初に結晶化してくる鉱物がかんらん石だと覚えておいてください。
しんかい6500 第0500潜航によって調査した、ハワイ諸島周辺のポイント(赤丸)。(図/JAMSTEC)
地球は、プレートという硬い岩盤に覆われています。そのプレートはいくつもあり、常に少しずつ動いています。そのプレートとプレートの境界においては、火山活動が生じます。例えば、海底では「中央海嶺」と呼ばれるところや、日本のそばの海で見られるような「沈み込み帯」と呼ばれるところです。
ただ、このようなプレートの動きに左右されない火山活動が見られる場所があります。ハワイのそばの海底にあるような「ホットスポット」がそうです。
この場所の下にはマグマがあります。これは、地球内部にあるマントルの深いところから上昇してきた熱いマントル「プルーム」によって形成されたものです。
このマグマがプレートを突き破って海底に一気に噴出し、海水で急冷されるのです。
このように、ハワイの周りの深海には、ピクライトが出来上がる条件が見事にそろっています。そのため、宝石がたくさん眠っている海でもあります。
ただ、噴出したマグマが積み重なって巨大な火山島になると、その内部でマグマが滞留するようになるので、ピクライトが作られなくなってしまいます。
また、富士山にはマグマ溜まりがあるため、かんらん石が沈積し、分離してしまいます。さらにマグマ溜まりで温度が低下して、別の結晶が晶出してしまいます。晶出とは液体から結晶が析出することをいいます。そのため、富士山ではピクライトが作られないのです。
ピクライトが出来上がるのは海底であることが多く、例えば火山島のできる初期段階の海底や、火山島の周辺海域でバイパスのような流路から噴出した場所で多く見られます。
地球の体積の83%は“マントル”です!
地球の体積の83%、質量で67%を占めているものが、このマントルなのです。マントルを知ることは、地球を知る上でとても重要なことです。
地球の内部にあるマントルは、そのほとんどが、かんらん石です。ピクライトには、そのマントル由来のかんらん石を多く含みます。ピクライトは、マントルのひみつ、地球のひみつを教えてくれる岩石にほかなりません。
しかも、ハワイの海にあるピクライトは、ホットスポットからすぐに海底に流れ出たマグマから作られたものです。いわば“新鮮な”状態で急冷されたものなので、出来たての状態で固まっています。そのため、結晶の種類の変化があまり進んでいないので、マントルのかんらん石の成分にとても近いと考えられています。
例えば、かんらん石には二つの元素、鉄とマグネシウムの両方が入っています。かんらん石を多く含むピクライトを調べることで、まだ見ることのできていない地球内部のマントル(かんらん石)におけるマグネシウムと鉄の量比を推定できます。
実は、この美しい緑色の石は、地球の内部を垣間見させてくれるものなのです。
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日本でも、このピクライトを見ることができる場所があります。下記に紹介するので、興味のある方は訪れてみるのもおもしろいかもしれません。
日本で見られるピクライト「佐渡小木海岸(さどおぎかいがん)」
新潟県の佐渡島にある佐渡小木海岸には「神子岩(みこいわ)」と呼ばれるピクライト玄武岩質でできた岩があります。
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海底の石でわかる「地球のヒミツ」シリーズ 第3回は…
誰も見たことのない“地球内部のマントル” 地下から出てきたマントルが、これだ!
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取材・写真・図版:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
田村 芳彦(海洋研究開発機構(JAMSTEC))
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