吐けば食べなかったことになるのか? | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。

ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

 

ダイエットの迷い道。

今日は食べ吐きのことについて書きます。

 

 



痩せようとして

食事を減らすダイエットを実践する。

 

始め体重が減るので気を良くして、

もっと食事を減らして運動を加えてみたりする。

 

そのうち体重が減らなくなる。

これは栄養不足で体脂肪が燃焼しないからです。

 

始めのうち体重が減ったのは、

食事の量が減ったことにより体内の水分量が減ったからでしょう。

 

人間の体で一番重いのは

体内の細胞および細胞周りにある水分です。

 

体重が減らなくなるのは

もともと体脂肪が減っているわけではないからです。

 

つまり体重が減っても痩せたわけではありません。

むしろ体重が減ったことにより体脂肪率は増えているかもしれませんよ。

 

体脂肪率というのは脂肪と体の組織の重さの比率です。

体脂肪の量が変わらずに体の組織が軽くなれば体脂肪率は増えるのです。

 

体重だけで判断するのは間違いの元です。

 

そして体重が下げ止まると、

諦める方とさらに深みにはまる方に分かれます・・・。

 

諦めればトラウマになります。

 

深みにはまる場合は、

さらに小食になる方と「吐く」方法を選ぶ方がいます。

 

どちらも摂食障害の入り口です。

この迷い道に入ったらそう簡単に出てこられないかもしれません。

 

そして吐く行為というのは

おそらく「食べたことを無かったこと」にしたいのでしょう。

 

気持ちはわかるのですが、

本当に吐けば食べなかったことになるのでしょうか?

 

このような研究はまだあまり無いと思います。

 

しかし私の経験から言えば

「食べ吐き」は食べなかったことにはならないと思うのです。

 

食べた物を吐いても無かったことにはなりません。

 

なぜなら食べたという行為が

脳の信号を操作することになるからです。

 

そして食べたという記憶と感情も残ります。

吐いてしまったというネガティブな罪悪感も残るでしょう。

 

どう考えても悪影響だけ残ります。

これで「吐けば食べなかったことになる」とは考えられません。

 

まずは脳信号の件ですが、

食べると味覚や咀嚼から食べたと判断して脳は様々な信号を出します。

 

甘さは糖質と脂質の味です。

旨いという味はたんぱく質の味です。

 

甘味やうま味を感じれば

脳は栄養のある食品が入ってきたと考えてすぐ消化酵素を分泌するでしょう。

 

特に糖質は消化が早いので、

精製炭水化物である白米や小麦粉食品やお菓子はすぐに血糖値を上げます。

 

甘い飲み物なら1分かからずに血糖値が上がるでしょう。

ごやんやお菓子を食べても15分後に血糖値を測定すると急上昇しているといいます。

 

消化能力は人によるのでしょうが、

遅くとも10分や15分後には血糖値は急上昇しているはずです。

 

とくに摂食障害での吐き食べであれば、

あまり健康に良い物ではなく「糖質依存」の食事をするので消化は早いはずです。

 

食べた30分後に吐いたとしてもすでに手遅れですね・・。

すでに10分後には血糖値は急上昇してインシュリンというホルモンが分泌されています。

 

インシュリンというホルモンは

血液中にあるブドウ糖を細胞に運びますし中性脂肪への化学変化を起こします。

 

通常は細胞に運ばれたブドウ糖がエネルギー源になります。

しかし摂食障害で栄養不足の場合は使えないので脂肪に合成される方が多いでしょう。

 

それでも食べ物には糖質以外にも、

たんぱく質の必須アミノ酸や体に必要な必須脂肪酸も含まれています。

 

だからお菓子や菓子パンでも食べる意味はあります。

 

ところが吐いてしまうので、

体を作るのに大事なアミノ酸や脂肪酸は吸収出来ずに出ていってしまいます。

 

たんぱく質や脂肪は分子構造が複雑なので、

消化に数時間かかるので吐いたら使えないのは当然です。

 

すると太りたくないから吐くのに、

すでに糖質はしっかり吸収されて必要な栄養素は吐いて捨てるということに・・。

 

吐いたとしても・・・、

 

不要だと思う糖質はすでに吸収されている。(全部ではないとしても)

体に必要なアミノ酸や脂肪酸は吐いて捨てられている。

 

つまり体にとっては最悪の結果になっています・・。

 

悪影響はまだあります。

それはカロリーゼロ食品と同じ弊害があるでしょう。

 

カロリーゼロの食品は

人口の甘味料を使っているので甘くてカロリーが無いです。

 

しかし自然界にはそんな食材はありません。

とうぜん脳は甘い物を食べたと勘違いしていることになります。

 

これに関してはいろんな研究があるようですが、

カロリーゼロの食品を食べるとかえって食欲が増進されるという報告が多いです。

 

食べても栄養が吸収されないので、

もっと食べようという信号が出ていると考えられますね。

 

カロリーゼロの食品を食べ続けると、

通常よりも食欲が増してもっと食べてしまうことになります。

 

これは吐き食べの考えと似ています。

食べても、食べても、栄養が少ししか吸収されないのです。

 

脳からもっと食べようと信号が出ると考えるのが筋でしょう。

つまり脳をだましていることになるので、食欲が収まらなくなってしまうのです。

 

とうぜん、栄養不足はさらに悪化するでしょう。

 

体にとっても最悪の結果になり、

食欲という面で見ても最悪の結果に繋がります。

 

さらに罪悪感も強いはずです。

罪悪感がトラウマになり自分が嫌いになってゆきます。

 

体にも、脳にも、感情にも、悪影響しかありません。

 

食べ吐きは止めた方がいいです。

少なくとも気楽な気持ちで始めるのは絶対に止めた方がいいです。

 

もう食べ吐きを止めたいという方は多いと思います。

しかし、そう簡単に止められないので悩むことになるのです。

 

だから摂食障害という病名になっているのですね・・。

この吐き食べ問題は意志の力ではどうにもならないと思います。

 

人間の生存本能からくる欲求と、

自分の表面意識の葛藤がずっと続くのです。

 

しかし、生存本能には勝てないでしょう。

だからずっと摂食障害が続いてしまうのです。

 

解決方法としては、

体の面から栄養補給を続ける。

感情の面からトラウマを癒す方法を実践する。

 

どちらも必要です。

 

そして時間に耐える必要もあるでしょう。

栄養的に改善するだけでも数か月以上はかかると思います。

 

思い付きで食事を変えたりサプリを飲んでも、

成果が出るまで時間がかかるので挫折することが多いと思います。

 

食べ吐きは始めないことが大事ですが、

すでに迷路に入り込んでいる方はご相談ください。

 

 

◆船田和成のスピリチュアルダイエットコーチ

 

 

 

 

 

 

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