AGEを増やすきつね色の料理が老化を進める | 心と体を健康にするダイエット法

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新型コロナ時代に免疫力を上げて健康に生きてゆきたい。そんな中高年のダイエットは健康法と美容法とアンチエイジングを兼ねた方法が必須です。過食と体調不良を改善してウイズコロナ時代に楽しく続けることのできるダイエット法を提案しています。

いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

昨日、テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」にて、
糖化と老化の関係からAGE(週末糖化産物)を増やさない習慣を特集していましたね。

4月17日放送「10歳若返るぞプロジェクト第5弾~糖と油を上手に摂って若返るスペシャル~」です。

アンチエイジングに関する話ですが、じつはダイエットと深い関係があります。






一言でいうと、血液中で余った糖がたんぱく質と結びつき、その結果できるAGEという物質が老化を早めるという話です。

そのため、AGEを作らないように、血糖値を上げすぎない工夫が必要。
方法論としては、糖質であるご飯やパンと一緒に、食物繊維やたんぱく質を食べましょう。

そもそも、食べ過ぎはダメですよ、という内容です。

これは、そのままダイエットの話ですね。
ダイエットも血糖値を上げすぎることにより、インシュリンの作用で脂肪が出来るからです。

つまり、正しくダイエットすると、アンチエイジング効果が高いわけですね。
番組ではこの後、正しい油の摂り方ということで、オメガ3の油を推奨していました。

これは、いつも書いていることですね。
サラダ油であるオメガ6系の油を減らして、アマニ油やエゴマ油、そして魚の油を食べましょうという話です。


しかし、AGEに関しては、もう一つ別の論点があるのです。
番組ではその点をまったく紹介していなかったので、ご説明しましょう。


それが、表題に書いた「きつね色の料理」です。

じつは、血糖値にまつわるAGEは、体内で作られる物です。
ところが、AGE(週末糖化産物)は、食べて取り入れることもあるのです。

それが、きつね色の料理ですね。
簡単にいえば、高温で焦げた食材のことです。

この糖化のことをメイラード反応ともいいます。
お料理がこんがりきつね色に焼けていると美味しそうですよね。

高温で料理するとどうしても焦げるわけですが、それが食べるAGEです。
昔から黒焦げの物は食べない方がいいと言われていましたが、まさにこれです。

体内で作るか、食べて取り入れるかですね。
当然、AGEを大量に含んだ食品は食べない方がいいのです。

AGEによる体の被害は、「硬くなる」「黒くなる」ということです。
お肌のハリも失われますが、血管や内臓の方も被害を受けてしまいます。

焦げた部分は色が濃くなって硬くなりますよね。
同じような現象が体内のあらゆる場所で起きるわけです。

しかし、食品は加熱しないと食べられない物も多いです。
いくらAGEが嫌だといっても、生で食べられる食材は少ないですよね。

しかし、食べるAGEは調理方法によって変わります。
そのためなるべくAGEを発生させない調理の工夫が必要なのです。

じつは、これも和食が優れていますね。
和食の料理は、煮たり蒸したりする物が多いです。

AGEは高温の料理の方がより多く作られます。

調理温度としては、「生」⇒「煮る・蒸す」⇒「炒める」⇒「揚げる」⇒「直火」の順に高くなります。

ご存知のように、水の温度は100度までしか上がりません。
しかし、フライパンで炒めるともっと高温になりますし、揚げ物は200度前後です。

さらに直火の場合、250度から300度にもなります。
ちなみに炭火は1000度くらいあるし、ガスの火は1700度くらいあります。

直火で焼くと焦げやすいですが、その理由は温度ですね。
だから、なるべく焦げない位の温度で調理するといいのです。

ちなみに、きつね色の料理もいろいろありますが、思い浮かぶのはお肉やお魚ですよね。

ところが忘れがちなのが、小麦粉で作られた食品の数々です。

みんな、焦げてきつね色になっていませんか?
パンをはじめとして、たこ焼きだって、お好み焼だって、ワッフルだって、パンケーキだってそうですね。

小麦粉製品は、血糖値を上げやすいのでダイエット的には避けた方がいいのです。
しかし、アンチエイジング的にも、AGEが大量発生している食材になっているのです。

お米なら、おせんべいかな?
ジャガイモやコーンを加工したスナック菓子もきつね色ですね。

意外なことに、ダイエットで危険なものはAGE的にもよくない食材が多いです。
小麦粉やジャガイモなど、糖質の塊を高温で加工した食べ物は、健康と美容の敵なのです。

肉類で注意した方がいいのは、「燻製」です。
ベーコンやフランクフルトなどの加工肉はAGEがトップレベルに高いです。

調べればわかると思いますが、桁が違いますよ。
これを知ると、燻製のお料理は食べたくなくなると思います・・・。

ぜひ注意してください。

鶏肉ならば、焼き鳥や唐揚げよりも、蒸し鶏の方がいいわけですね。

牛豚ならば、揚げ物よりも焼いた物の方がいいわけです。
お魚なら、焼き魚よりも煮魚の方がいいし、お刺身が一番いいのです。

少し心がけるだけで、被害は減らせます。
健康ダイエットと共に、アンチエイジング的にも注意したいですね。








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