いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。
昨日、テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」にて、
糖化と老化の関係からAGE(週末糖化産物)を増やさない習慣を特集していましたね。
4月17日放送「10歳若返るぞプロジェクト第5弾~糖と油を上手に摂って若返るスペシャル~」です。
アンチエイジングに関する話ですが、じつはダイエットと深い関係があります。
一言でいうと、血液中で余った糖がたんぱく質と結びつき、その結果できるAGEという物質が老化を早めるという話です。
そのため、AGEを作らないように、血糖値を上げすぎない工夫が必要。
方法論としては、糖質であるご飯やパンと一緒に、食物繊維やたんぱく質を食べましょう。
そもそも、食べ過ぎはダメですよ、という内容です。
これは、そのままダイエットの話ですね。
ダイエットも血糖値を上げすぎることにより、インシュリンの作用で脂肪が出来るからです。
つまり、正しくダイエットすると、アンチエイジング効果が高いわけですね。
番組ではこの後、正しい油の摂り方ということで、オメガ3の油を推奨していました。
これは、いつも書いていることですね。
サラダ油であるオメガ6系の油を減らして、アマニ油やエゴマ油、そして魚の油を食べましょうという話です。
しかし、AGEに関しては、もう一つ別の論点があるのです。
番組ではその点をまったく紹介していなかったので、ご説明しましょう。
それが、表題に書いた「きつね色の料理」です。
じつは、血糖値にまつわるAGEは、体内で作られる物です。
ところが、AGE(週末糖化産物)は、食べて取り入れることもあるのです。
それが、きつね色の料理ですね。
簡単にいえば、高温で焦げた食材のことです。
この糖化のことをメイラード反応ともいいます。
お料理がこんがりきつね色に焼けていると美味しそうですよね。
高温で料理するとどうしても焦げるわけですが、それが食べるAGEです。
昔から黒焦げの物は食べない方がいいと言われていましたが、まさにこれです。
体内で作るか、食べて取り入れるかですね。
当然、AGEを大量に含んだ食品は食べない方がいいのです。
AGEによる体の被害は、「硬くなる」「黒くなる」ということです。
お肌のハリも失われますが、血管や内臓の方も被害を受けてしまいます。
焦げた部分は色が濃くなって硬くなりますよね。
同じような現象が体内のあらゆる場所で起きるわけです。
しかし、食品は加熱しないと食べられない物も多いです。
いくらAGEが嫌だといっても、生で食べられる食材は少ないですよね。
しかし、食べるAGEは調理方法によって変わります。
そのためなるべくAGEを発生させない調理の工夫が必要なのです。
じつは、これも和食が優れていますね。
和食の料理は、煮たり蒸したりする物が多いです。
AGEは高温の料理の方がより多く作られます。
調理温度としては、「生」⇒「煮る・蒸す」⇒「炒める」⇒「揚げる」⇒「直火」の順に高くなります。
ご存知のように、水の温度は100度までしか上がりません。
しかし、フライパンで炒めるともっと高温になりますし、揚げ物は200度前後です。
さらに直火の場合、250度から300度にもなります。
ちなみに炭火は1000度くらいあるし、ガスの火は1700度くらいあります。
直火で焼くと焦げやすいですが、その理由は温度ですね。
だから、なるべく焦げない位の温度で調理するといいのです。
ちなみに、きつね色の料理もいろいろありますが、思い浮かぶのはお肉やお魚ですよね。
ところが忘れがちなのが、小麦粉で作られた食品の数々です。
みんな、焦げてきつね色になっていませんか?
パンをはじめとして、たこ焼きだって、お好み焼だって、ワッフルだって、パンケーキだってそうですね。
小麦粉製品は、血糖値を上げやすいのでダイエット的には避けた方がいいのです。
しかし、アンチエイジング的にも、AGEが大量発生している食材になっているのです。
お米なら、おせんべいかな?
ジャガイモやコーンを加工したスナック菓子もきつね色ですね。
意外なことに、ダイエットで危険なものはAGE的にもよくない食材が多いです。
小麦粉やジャガイモなど、糖質の塊を高温で加工した食べ物は、健康と美容の敵なのです。
肉類で注意した方がいいのは、「燻製」です。
ベーコンやフランクフルトなどの加工肉はAGEがトップレベルに高いです。
調べればわかると思いますが、桁が違いますよ。
これを知ると、燻製のお料理は食べたくなくなると思います・・・。
ぜひ注意してください。
鶏肉ならば、焼き鳥や唐揚げよりも、蒸し鶏の方がいいわけですね。
牛豚ならば、揚げ物よりも焼いた物の方がいいわけです。
お魚なら、焼き魚よりも煮魚の方がいいし、お刺身が一番いいのです。
少し心がけるだけで、被害は減らせます。
健康ダイエットと共に、アンチエイジング的にも注意したいですね。
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