睡眠でレプチン濃度を調節するダイエット! | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。
ハッピー☆ダイエットライフの船田です。

レプチンというホルモンを聞いたことがありますか?
これは1994年に発見された新しい物質で、語源はギリシャ語の「痩せる」です!!





ものすごくダイエットに関係が深いのですが、
なんとこのレプチンは脂肪細胞に存在するのですね。

レプチンの役割は、食欲にブレーキをかけること。
つまり、脳に働いて、「お腹いっぱいだから食べないで!」という指令を出すのです。

さらに、脂肪燃焼を促す働きもあるので、まさにダイエットホルモンですね。

基本的には人間が生き残るための調節を行うホルモンです。
レプチンが少ないとたくさん食べたくなり、脂肪を貯めるように脳に指示するわけです。

しかしレプチンは脂肪細胞に含まれるので、BMIで25を超える軽肥満以上の方はすでに飽和状態です。

レプチンが多すぎると逆に脳はレプチンのいうことを聞かなくならしいのです。
ほら、人間だって、うるさく言われると「うるさい!」といいたくなりますからね(笑)

レプチンは少なくてもダメだし、多くてもダメで、ようは感受性を高める必要があるのです。

不思議なことに、太れば太るほど、食欲は強くなります。
適正な体重の時は普通の食欲なのに、肥満体になると食欲が止まらなくなります。

身に覚えがありませんか?

ちなみに逆の働きをするホルモンをグレリンといいます。
食欲中枢が刺激されて、やはりたくさん食べたくなるようです。

肥満と食べ過ぎは、レプチンとれグリンの及ぼす脳の作用なんですね。
ダイエットに食事コントロールは必要ですが、脳の働きは知っておく必要があります。

そうしないと、ダイエットが無駄になりますね。
人間は意志の力があるとは言っても、脳内ホルモンの力には逆らえないのです。

つまり痩せるために必要なことは、レプチンを適正に増やし、脳の感受性をよくすることです。

そのために必要なことがいくつかあるのでご紹介します。


一番重要なのが睡眠です。

睡眠不足が続くとレプチンが過剰に分泌されて、脳がいうことを聞かなくなります。
さらにレグリンの分泌も増えて、食欲中枢が活性化して強い食欲がでてくるのです。

睡眠不足が太るのは脳内ホルモンの影響があるのですね。
一般的に健康を維持する睡眠時間は6~7時間といいますが、ダイエット目的なら8時間がお勧めです。

イギリス、バーミンガム大学のシャーラッド・タヘリ博士の研究で、健康なアメリカ人1024人を対象にした実験があります。

睡眠時間が8時間未満の方は、睡眠時間が減れば減るほど体重が増える傾向が認められました。

この場合、睡眠時間が減るとレプチンの耐性ができて効かなくなり、グレリンの濃度が上がりました。

つまり、睡眠時間が減ると、食欲を抑制するレプチンが効かなくなり、逆に食欲を刺激するグレリンが増えるわけです。

しかし、睡眠が多ければいいかというと、そんなことはないようです。

これは日本の実験ですが、睡眠時間7時間を1とした場合、睡眠4時間以下では1.6倍、睡眠10時間以上では男性1.7倍、女性1.9倍の死亡率上昇でした。

睡眠は短くてもダメ、長すぎてもダメなのです。
基本的には6~7時間で、ダイエット目的でも8時間までがいいようです。



睡眠の次に重要なのが栄養です。

レプチンもホルモンですが、ホルモン生成にはたんぱく質が必要です。

レプチンの原料はまだよく分からないのですが、心の平静を司るセロトニンというホルモンはアミノ酸の一種トリプトファンから作られます。

このトリプトファンは睡眠導入剤としてサプリで販売されています。
睡眠というのも、セロトニンとメラトニンというホルモンのバランスで成り立っています。

セロトニンとダイエットも深い関係にあるわけですが、セロトニンを増やす生活も書いておきましょう。

ひとつめが、やはり栄養補給で、たんぱく質を分解したアミノ酸が原料です。
筋肉を作ると基礎代謝が上がってダイエット出来ますが、ホルモンにも関係があるのです。

特に、夜、トリプトファンの原料になる物を食べておくといいですね。
太らないで利用できるものとして、ナッツやゆで卵やチーズはお勧めです。

また、消化を助ける意味で、ビタミンB群も必要です。


つぎに、朝日を浴びる生活です。
朝の太陽を浴びると、セロトニンの生成が始まるといいます。
家にこもっていると精神的に辛くなってきますが、これは太陽の光を浴びていないからだと思います。

特に、男性に比べて女性はセロトニン生成能力が低いようで、男性よりもより情緒不安定になりやすいようです。

だから、セロトニンを増やす生活をしないと、ダイエットは成功しないのです。


そして、次に重要なのが、リズム運動です。

お勧めなのはウォーキングやジョギングなど有酸素運動です。
これはセロトニンを増やすだけでなく、有酸素運動で脂肪燃焼効果が高いのはご存知の通りです。

あと自転車やステッパー、縄跳びもリズム運動でダイエットに有効です。
また、腰回しとか、首回しなども、リズム運動で、なおかつ骨盤や肩甲骨に効くのでいいですね。

意外なところでは、よく噛むこともリズム運動になります。
これは消化が良くなりますし、体力を上げる効果もあり、とてもダイエット効果が高いです。

これは硬めの食品だけではなく、ガムなどでも効果があります。

さらには、呼吸法もリズム運動です。
深い呼吸を意識して続けると、精神が安定し、ダイエット効果も高いです。

脂肪を燃焼するには、酸素が必要なのですよ。
これは、車のターボエンジンと同じで、酸素を大量に加給すると大きなエネルギーが得られます。

ただ生活に呼吸法を取り入れるだけで、脂肪燃焼効果が高くなるのです。

また一人ではやりにくいですが、ダンスなどもいいですね。
これはリズム運動であると同時に、楽しいというのがとっても大事です。

いくらダイエットのためとはいえ、苦しみで運動しても効果がありません。
楽しい運動や、楽しみで続けられるリズム運動の習慣が、セロトニンを増やす生活です。


やはり健康生活がダイエットの近道ですね。

睡眠時間を削ると、ダイエットは成功しにくい。

ぜひ、それは覚えておきましょう。






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